
現在のホテル体制になったのは2004年から。
新神戸オリエンタルシティ開業当時からとホテルとしての歴史は古く、客室数も膨大。
30年を超える歴史を誇る、神戸を代表するホテルの1つです。
「 ANAクラウンプラザホテル神戸 」
ホテル概要
項目 | 概要 |
開業年 | 2010年(リブランド) |
客室数 | 593室 |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | ~12:00 |
駐車場 | 〇屋内650台 (1泊1,500円) |
客室
通常フロアは「シングル」「セミダブル」「スタンダード」
「ス-ペリア」「デラックス」「和洋室」の6種類です。
クラブフロアは「ダブル」「スーペリア」「デラックス」の3種類。
各種スイートは全てクラブフロアに属しています。
「プレミアムスイート」「クラブスイート」「クラブビジネススイート」の3種類。

一番利用しやすいスタンダードツインは広さ22㎡とゆとりのあるサイズ感に。
無駄な物が少なく、非常にシンプルにまとまった客室となっています。
ツインとダブルは同じ広さなのですが、ダブルの方が若干広く感じるかもしれません。

最上級スイートとなるプレミアムスイートは一風変わっており、レイアウトも広さも様々です。
72㎡~125㎡と、かなりバラツキがありますが、72㎡の客室が一番まとまりがある気がします。
アメニティは通常フロアとクラブフロアでは、割と差があります。
基礎化粧品セット(クレンジング・乳液・化粧水)はフロントにての有料販売となっています。
また、スリープアドバンテージはリクエスト制となっているので、
アロマやアイウォーマーが必要な方は別途お願いする必要があります。
通常フロア | クラブフロア | |
アメニティ | 煎茶 コーヒー・紅茶 シューミット シャンプー コンディショナー ボディーシャンプー 歯ブラシ 固型せっけん 櫛 パジャマ カミソリ タオル(バスタオル・ フェイスタオル・ ウォッシュタオル) シャワーキャップ スリッパ 綿棒 ヘアーゴム・コットン | 煎茶 コーヒー・紅茶・ミネラルウォーター シューミット シャンプー コンディショナー ボディーローション ボディーシャンプー アイロン 固型せっけん 歯ブラシ パジャマ ヘアーゴム バスローブ ヘアーブラシ タオル(バスタオル・フェイスタオル・ ウォッシュタオル) コットン スリッパ カミソリ シャワーキャップ 綿棒 爪やすり |
サービス | ターンダウン(リクエストのみ) |
特別フロア「クラブフロア」
レストラン
レストランはクラウンプラザだけでなく、IHGの中でも屈指の店舗数を誇ります。
各種レストランは勿論のこと、カフェラウンジやメインバー、高層階のダイニングレストランまで。
ルームサービスは24時間対応。テイクアウトの弁当といった変わり種もお願い出来ます。
レストラン&バー Level36

高層階である36階に位置するダイニングレストランバー。
東側の「piazza」と西側の「hiroba」、
そしてバーラウンジコーナーの「36degrees」で雰囲気がガラリと変わります。
営業時間は11:30~14:30、17:30~21:00。バーラウンジコーナーのみ~23:00となっています。
席数はpiazzaが76席、hirobaが66席、「36degrees」が38席となっており、
36degreesの一部のみ喫煙可となっています。
ランチは3,000円~のコースが中心。ホテルイタリアンとしてはほんの少しだけ価格帯がお高め。
ディナーは6,000円~のコースが中心に。また、ディナーの時間帯はpiazzaとhirobaで大きく方向性が違い、
piazzaは本格的なイタリアンを、hirobaはカジュアルイタリアンを楽しむスペースになっています。
お得なプランもかなり豊富に揃っており、ランチ・ディナー問わず割引率が高めです。
中国レストラン 蘇州

34階とこちらも高階層に位置する中国料理レストラン。
営業時間は11:30~14:30、17:30~21:00となっています。
席数は112席。その中には個室が4室含まれています。
ランチは平日限定2,000円~のカジュアルコース等が中心に。価格帯としては割とお手頃です。
ディナーは7,500円~のコース料理が中心となっています。やや高めな価格帯ですね。
こちらはそもそもプランがかなり豊富で、割引があるプランも多数揃っています。
気軽に試せるランチにまずは訪れてみるのがおすすめです。
日本料理 神戸なだ万

34階に位置する日本料理の有名店、なだ万。
営業時間は11:30~15:00、17:00~21:30となっています。
席数は94席で、個室2室も含まれています。
ランチは3,000円++~となだ万らしい価格帯からスタートとなっています。
ディナーは5,000円++~と、こちらもホテル日本料理ディナーらしい価格帯から。
割引率は控え目ですが、窓際確約等、高階層ならではのお楽しみが約束されるプランが多数。
鉄板焼き 北野

5階にある鉄板焼き。
営業時間は11:30~14:30、17:30~21:00となっています。
席数は27席です。多くが鉄板焼きカウンター席となっています。
ランチは4,000円~となっており、鉄板焼きランチとしては割とお手頃価格。
ディナーは12,000円~となっており、ホテル鉄板焼きディナーらしいややお高めな価格帯となっています。
ホテルの鉄板焼きはお手頃なプランがない事も多いのですが、こちらは割と豊富。
しかも割引率が高いプランが多く揃っているので見逃せません。
京料理 たん熊北店

ホテル5階にある京料理の有名店たん熊北店。
営業時間は7:00~10:00、11:30~15:00、17:00~21:30となっています。
席数は80席で、座敷や個室3室も含まれています。
朝食は2,400円の和朝食と、2,600円の朝がゆ朝食の2種類から選択出来ます。価格も標準的です。
ランチは3,500円~となっており、割と標準的な価格帯だと思います。
ディナーは7,200円~で会席料理が中心。ホテルの日本料理ディナーとしてはこちらも標準的な価格帯。
お得なプランはほんの少しのみ。1ドリンク分がお得になるプラン程度です。
寿司割烹 尽

5階にあるたん熊北店プロデュースの寿司割烹第1号店。
営業時間は11:30~14:30、17:00~21:30となっています。
席数は33席。
ランチは2,600円~のコースや御膳が中心。ホテルのお寿司としては標準的な価格帯と言えるでしょうか。
ディナーは6,200円~のコースが中心。こちらもホテルのお寿司としては標準的な価格帯だと思います。
大きな割引のプランは少ないですが1ドリンクやちょっとしたおまけが付くプランが多いです。
カジュアルダイニング ザ・テラス

4階にあるオールデイダイニングレストラン。朝食会場も兼ねています。
営業時間は6:00~11:00、11:00~14:30、17:30~21:00、
土日祝は6:00~11:00、11:00~15:00、17:30~21:30となっています。
席数は200席。そのうち個室1室のみ52席も含まれています。
朝食は2,800円のビュッフェの他、2,000円、3,300円のブレックファストもあります。
ランチは3,000円のビュッフェが基本。土日祝は3,500円となります。
ホテルランチビュッフェとしては標準的な価格帯。
また、指定の日のみではありますが、上記金額から1,000円オフとなる場合も。
ディナーは4,000円のビュッフェが中心に。土日祝は4,500円となります。
ディナービュッフェとしては標準より気持ちお得な価格帯。
また、こちらも指定の日のみではありますが、上記金額から1,000円オフとなる場合も。
最安値は指定の日であれば公式サイトが最安値となっています。
指定の日以外であれば、下記サイトがお得になっています。
おまけの1ドリンクが付く事も多く、フリーフロー付きのプランもお得に楽しむ事が出来ます。
メインバー ザ・バー

4階にあるホテルのメインバー。
営業時間は17:00~24:30、土日祝は14:00~となっています。
席数は90席とかなり豊富な席数。その内個室1室の20席が含まれています。
ドリンクは1,400円前後~と、ホテルバーとしては標準的な価格帯。
17:00~20:00はハッピーアワーとなっており、一部ドリンクを1,000円で楽しむ事が出来ます。
お得なプランはフリーフローのみとなっており、割引率も控え目。
入店時間も~21:00と遅めの時間からでも予約出来る為、ディナー後の利用も容易と利用し易いです。
ティーラウンジ ザ・ラウンジ

4階にあるホテルラウンジ。
営業時間は8:00~20:00となっています。
席数は78席とかなり多め。若干席間が狭い点は気になるところではあります。
やはり気になるのはアフタヌーンティー。
こちらは1日10食限定とかなり数が限られています。価格は4,000円と気持ち高めな価格帯。
お得に楽しめるプランもあるので、是非下記ボタンでチェックを。
スパ・フィットネス・プール
12階には、「アンサナ・スパ」があります。

バンヤンツリー・スパの姉妹ブランドとして国内初出店となっているホテルスパ。
営業時間は12:00~20:00となっています。
ボディ・マッサージは9,720円~、スパは21,600円~となっており、
やや高めな価格設定となっていますが、ハーブドリンクが楽しめたり等、サービス面は充実。

10~12階にはプール、フィットネスが点在します。
フィットネスは宿泊者なら無料で利用する事が出来ます。
プールは1,000円+で、サウナ&バス施設は2,000円+で利用する事が出来ます。
クラブフロアに宿泊の方はプールも無料で利用する事が出来ます。
各種ウェア・水着はレンタルも可能です。
(トレーニングウェア800円+、シューズ400円+、水着800円+、ゴーグル200円+)
サウナ、温浴施設も小さめではありますが、しっかりと完備されています。
- アンサナ・スパ:12:00~20:00
- ジム:24時間利用可
- プール:7:00~21:00
- サウナ&バス:11:00~22:00
その他施設&サービス
ロビーショップ ベーネ
営業時間は9:00~19:00、日祝日は7:30~、金土祝前日は~23:00となっております。
神戸のお土産や雑貨等、ホテル内に居ながら様々な商品を購入する事が出来ます。
他にも、ウェディング施設は勿論のこと、お花屋、各種ブティックやジュエリーショップ、
美容室等、ホテルらしい設備がしっかりと整っています。
KOTO no HAKO 神戸
地下3階から3階までは、新神戸オリエンタルアベニュー改め、KOTO no HAKO神戸があり、
様々なお店が軒を連ねています。
コンビニやスーパー、飲食店がメインとなっており、ホテル滞在時に気軽に足を運べる便利なスポットです。
まとめ
クラウンプラザホテルとしてはかなり設備が整っており、近隣施設も充実、
更には新神戸駅直結と、利便性に欠けてはかなり優れたホテルとなっています。
クラブフロアは絢爛豪華ではないものの、コストパフォーマンスは良く、
朝食代を加味すると数千円の違いのみとなっており、気軽に利用出来るクラブフロアです。
宿泊費の差額にもよりますが、8,000円程度の違いで収まるのであれば、
ゆっくり出来る日ならクラブフロアの方が満足度は総じて高くなるかと思います。
特に混雑するチェックインをクラブラウンジで手続きする事が出来るのは大きなアドバンテージです。
繁忙期の価格帯は、流石に観光地や新幹線停車駅だけあって、閑散期の倍以上に跳ね上がりますが、
その他の時期は安定して20,000円を切る価格帯で宿泊出来る事が多いです。
気になる点も散見されており、リニューアルから間もなく10年が経過する客室は、経年劣化が気になる時期。
アメニティの質、量もやや不足気味で、コストカットが見え隠れするのが残念。
歴史あるホテルですので、ソフト面はほぼ心配がないので安心感は総じて高め。
ハード面の弱点をどこまで気にされるかによって、評価は大きく変動するかと思います。
1万円代前半で宿泊してみて、気に入るかどうかを確かめてみる事をおすすめします。
コメント