フラグシップになる「インターコンチネンタルホテル」を中心に
リゾートを中心としたシティホテル「ANAクラウンプラザホテル」
ビジネス用途にも対応した「ANAホリデイ・イン」
国内では3ブランドを展開する世界的ホテルグループ。
「IHG・ANA・ホテルズグループジャパン」
このホテルの会員の総称が
IHG ONE REWARDS
になります。
IHG ONE REWARDSの会員になるには？
IHG ONE REWARDSの会員になるには、インターネットから申し込むか、
ホテルへ訪問した際、直接コンシェルジュの方へ申し出るの２つがあります。
ホテルへ申し込んだ場合は仮カードがその場で頂けるのですが、
肝心の本カードが届くまで結構掛かります。
IHG対象ホテル
北海道のIHG
東北のIHG
信越・北陸・東海のIHG
関東のIHG
関西のIHG
中国・四国のIHG
九州のIHG
沖縄のIHG
IHG ONE REWARDSの特典を比較する前に…
日本のインターコンチネンタルグループは他国と比べても少し変わっており、
インターコンチネンタルグループとANAホテルズ＆リゾーツの提携会社が運営しています。
基本的に、特典やポイントはIHG ONE REWARDSに準じるのですが、
一部特典はホテルによって対象外であったりもします。
その点も踏まえて特典一覧をご覧頂きますよう、お願い致します。
IHG ONE REWARDSポイントはCLUB会員のみ、
12ヶ月以上変動がないと失効してしまいます。
各エリート会員は有効期限が無期限になりますが、
エリート会員からCLUB会員にランクが下がると、
有効期限が1年間に再設定されます。
それを防ぐには、
- ホテルに滞在するもしくはレストラン等を利用する
- IHG ONE REWARDSポイントを購入する、もしくは使用する
以上2点で防ぐ事が出来ます。
IHG ONE REWARDS会員は5種類のランクが！
IHG ONE REWARDSの会員にはランクがついており、
宿泊数や獲得ポイントによってランクが変わっていきます。
勿論、ランクが上がれば上がる程、特典も変わっていくのです。
2022年4月から、プログラム名や特典、会員ランクが大きく変更されました。
こちらでは、
5種類のランク名
ランクの条件
特典内容
をご紹介します。
IHG ONE REWARDS クラブ会員
IHG ONE REWARDSに入会すると、クラブ会員として登録されます。
クラブ会員の特典は
宿泊ポイントまたはマイルの獲得
会員専用料金(YOUR RATE)
会員様専用の電話によるカスタマーサービス
無料インターネット接続
レイトチェックアウト
以上がクラブ会員の特典です。
IHG ONE REWARDSポイントまたはマイルの獲得
宿泊料金や部屋付けの飲食代の総支払額1US$につき10ポイントを獲得出来ます。
ANAマイル、JALマイルの場合は500マイル、それ以外は航空会社によって異なります。
その他、ホテルのブランドによっては、上記以外のポイント換算になります。
ポイントの使い道としては、無料宿泊、ポイント併用の宿泊(ポイント＆キャッシュ)、
ショッピング、ギフト券、マイルへの交換等様々です。
ただ、ショッピング、ギフト券、マイルへの交換は、ポイントの価値を著しく下げる事になります。
ポイントをお得に使う為にも、無料宿泊やポイント＆キャッシュで利用する事をおすすめします。
最もポイント価値を上げる事が出来るのは「ポイント＆キャッシュ」です。
宿泊費にもよりますが、1ポイント辺り約0.1～0.4円程、価値を上げる事が出来ます。
難点もあり、予約キャンセル時にキャッシュが返却されず、ポイントのみの返却になります。
つまり、事前支払い予約と同じ扱いになってしまいます。
宿泊するかどうか未確定な予約の場合は、ポイントのみの無料宿泊で予約する方が無難です。
レイトチェックアウト
2022年4月の名称変更から、クラブ会員に新たに加えられた特典がレイトチェックアウト。
14時までのレイトチェックアウトが可能となっています。
稼働状況に左右される為、確約ではありませんが、
通常11～12時のチェックアウトを無料で延長して貰えるのは嬉しい特典です。
IHG ONE REWARDS シルバーエリート(SILVER ELITE)
1年間（1月～12月の期間）に
10泊でシルバーエリートになれます。
シルバーエリートの特典は
宿泊ポイントまたはマイルの獲得
（20％ボーナスポイントを獲得+ポイント無期限）
会員様専用の電話によるカスタマーサービス
無料インターネット接続
レイトチェックアウト
以上がシルバーエリートの特典です。
シルバーエリートは2022年4月から追加されました。
IHG ONE REWARDS ゴールドエリート(GOLD ELITE)
1年間（1月～12月の期間）に
20泊または40,000ポイント獲得でゴールドエリートになれます。
ゴールドエリートの特典は
宿泊ポイントまたはマイルの獲得
（40％ボーナスポイントを獲得+ポイント無期限）
翌年のステータスのための繰り越し宿泊可
会員様専用の電話によるカスタマーサービス
無料インターネット接続
レイトチェックアウト
以上がゴールドエリートの特典です。
翌年のステータスのための繰り越し宿泊可
ゴールドエリートからステータス維持の為の繰り越し宿泊が可能になりました。
ゴールドエリートの次は40泊のプラチナエリートとなっています。
例えば1年間の宿泊数が39泊だった場合、
ゴールドエリート達成の20泊を除いた19泊分の宿泊実績が、
翌年に繰り越される様になりました。
ステータス維持や更なる上級会員への道すじが見えやすくなりました。
IHG ONE REWARDS プラチナ エリート(PLATINUM ELITE)
1年間（1月～12月の期間）に
40泊または60,000ポイント獲得でプラチナ エリートになります。
プラチナ エリートの特典は
宿泊ポイントまたはマイルの獲得
（60％ボーナスポイントを獲得+ポイント無期限）
翌年のステータスのための繰り越し宿泊可
会員様専用の電話によるカスタマーサービス
無料インターネット接続
レイトチェックアウト
無料宿泊特典の割引
無料の客室アップグレード
客室保証サービス
チェックイン時のウェルカムアメニティ
（ポイントまたは飲み物もしくはスナック）
アーリーチェックイン
以上がプラチナ エリートの特典になります。
無料の客室アップグレード
特別感が感じられる重要な特典。
ご自身が予約した客室からよりよいお部屋にアップグレードして貰えます。
状況にもよりますが、より良いお部屋へアップグレードされる事も！？
客室保証サービス
こちらも特別感が感じられる特典。
宿泊予定日から72時間前までの予約であれば、
特別な繁忙時期を除いて必ずお部屋が用意される素晴らしい特典です。
無料宿泊の場合は利用出来ません。
アーリーチェックイン
ホテル会員特典でも非常にレアなアーリーチェックインがプラチナエリートから解放。
通常のチェックイン時間よりも早くチェックインする事が出来ます。
ホテルの稼働状況や清掃状況によって大きく左右されますが、
リクエストを出してみる価値はぐっと高まります。
IHG ONE REWARDS ダイヤモンド エリート(DIREMOND ELITE)
2022年4月にスパイアエリートから名称変更したランク。
1年間（1月～12月の期間）に
70泊または120,000ポイント獲得でダイヤモンド エリートになります。
ダイヤモンド エリートの特典は
宿泊ポイントまたはマイルの獲得
（100％ボーナスポイントを獲得+ポイント無期限）
翌年のステータスのための繰り越し宿泊可
ダイヤモンドエリート専用の電話によるカスタマーサービス
無料インターネット接続
レイトチェックアウト
無料宿泊特典の割引
無料の客室アップグレード
客室保証サービス
チェックイン時のウェルカムアメニティ
（毎日の朝食2名分、ポイントまたは飲み物もしくはスナック）
アーリーチェックイン
以上がダイヤモンド エリートの特典になります。
ウェルカムアメニティに朝食が追加
今まで会員特典としてなかった無料朝食が最上級のダイヤモンドエリートでいよいよ適用。
ウェルカムサービスとしては最上級の特典の1つです。
特にIHGは朝食料金のベースが高めに設定されているホテルが多いので、
この特典はかなり重要な特典と言えます。
毎日2名分というのも非常に重要なポイント。
IHG ONE REWARDS マイルストーン特典
2022年4月の会員名称変更に伴い新たに追加されたマイルストーン特典。
今回変更・追加されたものでも最重要な特典となっています。
対象の宿泊数は20泊からとなっています。
20泊の特典は以下から1つ。
- 5,000ボーナスポイント
- フード＆ドリンク特典2つ
- 確定可能スイートアップグレード
ポイントかスイートアップグレードがおすすめでしょうか。
30泊の特典は以下から1つ。
- 5,000ボーナスポイント
- フード＆ドリンク特典2つ
30泊はあくまで通過点な印象ですね。
40泊の特典は以下から2つ。
- 10,000ボーナスポイント
- フード＆ドリンク特典5つ
- 確定可能スイートアップグレード1室(1回のみ)
- ラウンジ年間メンバーシップ(1回のみ)
最注目はラウンジ年間メンバーシップ。
概要がまだ明かされていませんが、恐らく指定ホテルのクラブラウンジ利用特典、
もしくはホテルラウンジの限定サービスとなるのではないでしょうか。
分かり次第更新します。
50泊、60泊の特典は以下から1つ。
- 10,000ボーナスポイント
- フード＆ドリンク特典5つ
こちらも30泊と同じ通過点です。
70泊の特典は以下から2つ。
- 10,000ボーナスポイント
- フード＆ドリンク特典5つ
- 確定可能スイートアップグレード2室(1回のみ)
- ラウンジ年間メンバーシップ(1回のみ)
流石にダイヤモンドエリート到達なので大盤振る舞いとなっています。
80泊、90泊、100泊の特典は以下から1つ。
- 10,000ボーナスポイント
- フード＆ドリンク特典5つ
やはり40泊、70泊の特典の充実具合が目に留まります。
それぞれプラチナエリート、ダイヤモンドエリートの達成条件なので覚えやすいです。
特にラウンジ年間メンバーシップは、詳細次第では非常に重要な要素となり得ます。
IHG ONE REWARDS まとめ（特典早見表）
プラチナ エリートから、一気に特典のグレードがあがる為、
目指すはプラチナ エリートではないでしょうか。
2022年の名称変更で一部上級ランク条件が少し緩和されたのですが、
逆に下位ランクはやや厳しい味付けとなっています。
プラチナエリート以上のランクを目指しやすくなったのが印象的です。
フラグシップのインターコンチネンタルホテルをよく利用されるなら、
「インターコンチネンタルアンバサダー」がおすすめです。
年会費が必要ではありますが、独自の特典が充実しています。
また、 プラチナ エリート が無条件で維持される為、
IHGポイントを維持する手段としてもおすすめ出来ます。
IHGは宿泊数だけで達成出来るので、出張が多い方は上級会員達成が容易かもしれませんね。
それぞれの会員毎に特殊なキャンペーンを行う事でも知られており、
ランクが高ければ高い程、よりキャンペーン時も優遇される模様です。
コメント
昨年から、Clubでのlate checkout特典は無くなったのですが、反映されてないようです。これで、IHGは使い物にならなくなりました。。
ミハエルさん、これは大変失礼いたしました。
直ぐに修正致しました。
IHGは、私みたいな偶にしか泊まらない利用者には、中々手厳しいですね。
海外の様に提携クレジットカードがあれば、また違うのですが・・・。