2019年、最も注目のホテルと言えば、やはり「The OKURA Tokyo」で間違いないでしょう。
他にも、「アマン京都」「パークハイアット京都」の2つは新たに京都に誕生した
名門ホテルの最上級ブランドとして、こちらもやはり大注目の2ホテルとなっています。
今回は2020年に新規開業するホテルの一部を当サイトが独自にピックアップ。
特にみなとみらい周辺は、今後開業ラッシュと言って良い程新規ホテルが続々と誕生する予定です。
1月20日開業:パークハイアットニセコHANAZONO
ニセコHANAZONOリゾート内に新しく誕生するバケーションホテル。
それがパークハイアットニセコHANAZONOです。
客室数は100室と、パークハイアットらしい落ち着きが持てる客室数に。
何と言っても充実した付帯施設が注目ポイント。
天然温泉の大浴場、屋内プール、フィットネス、スパルーム6室の他、
レストランは6つ、ラウンジは2つ、バー1つ、更にワインセラーが2つと、
広大な土地を使ってかなり充実した施設となっています。
勿論、HANAZONOリゾート内なので、ウィンタースポーツを心行くまで楽しむ事が出来ます。
また、夏であっても、ゴルフやラフティングと言ったアクティビティの充実も図っており、
リゾート全体でニセコを盛り上げようという気概が感じられます。
1月24日:三井ガーデンホテル六本木プレミア
続々と開業ラッシュの快進撃を続けている三井ガーデンホテルグループ。
5つ目のプレミアブランドとなる、六本木プレミアがまもなく開業します。
場所は六本木駅のドンキ・ホーテから東京タワー方面へ少し歩いた場所に。
客室はどれも20㎡以上となっており、プレミアらしい広さに。
バスルームが広めにとられているのが特徴的です。
レストランは上層階に1つのみ。バーラウンジも兼任する為、
ホテル滞在時は何かと訪れる場所になります。
個人的な感想ですが、他のプレミアブランドホテルと比べると、アピールポイントがやや弱め。
六本木駅周辺はハイエンドホテルやラグジュアリーホテルが多くある為、
コスパの良さが際立ちそうですが、果たして。
3月16日: ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋
宿泊特化型として展開するTHEシリーズながら、アイコニックなホテルを目指し誕生するのがこちら。
淀屋橋駅と本町駅の丁度真ん中に位置する為、利便性も高いです。
客室数は352室と、流石に宿泊特化型らしい客室数です。
アイコニックと掲げるだけあって、宿泊特化型とは思えない高級感が際立ちます。
何と言ってもクラブフロアとなるエグゼクティブフロアがあるのが最大の特徴。
最上階2フロアは全てエグゼクティブフロアとなっており、
最上階にはエグゼクティブフロア宿泊者専用の エグゼクティブラウンジも当然完備。
バーラウンジを併設したレストランも備えており、ハイビジネスホテルに相応しいです。
このホテルの成功如何で、今後THEシリーズの舵取りは大きく左右される事でしょう。
6月17日開業:ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜
徐々に全容が見えてきたカハラホテルの日本初出展。
既に予約も始まっており、開業日以降は徐々に埋まり始めています。
客室数は146室と、規模を考えると少な目に抑えられており、
ゆったりとした滞在が期待出来ます。
今まで会員制ホテルを中心に運営をしていたリゾートトラストがこのホテルを担当します。
会員制ホテルとはいえ、ノウハウがある運営となれば、期待値も自ずと高まります。
宿泊費は40,000円前後~と、近隣ホテルの中でも群を抜いて高めな価格帯となっています。
レストランは3つ。メインダイニング、日本料理、ラウンジ&バーとなっています。
個人的な注目ポイントはスパ施設の数々。
屋内プールやフィットネスは勿論、スパやトリートメントサロンは、満足度が高そうです。
まとめ
2020年は東京オリンピックも控えており、開業を急ぐホテルが多くあります。
また、横浜・みなとみらいの開発は昨今では珍しく怒涛の開業ラッシュが予定されています。
今回取り上げた4ホテルはそれぞれ特色がハッキリしていて非常に興味深いですね。
広大な土地を活かした付帯施設とブランドを武器に、
地元の隆盛にも一役買おうとするパークハイアット。
実はリーズナブルなホテルが少なく、その隙間を的確に突こうとする三井ガーデンホテルプレミア。
ビジネスホテルの新たなモデルを確立する為にアイコニックを目指すTHEシリーズ。
そして、豪華絢爛さと会員制ホテル併設によって富裕層の一挙囲い込みを狙うカハラホテル。
三者三様の戦略が見られ、正にこれからのホテルスタイルを体現しているかの様です。
2020年後半からはハイブランドのホテルが東京都内近郊を中心に続々と開業されます。
個人的にはTHEシリーズの様な、ビジネスでも、高級ホテルでもない、
新しいスタイルを確立しようとするホテルには、特に頑張って欲しいです。
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