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ホテルシーサイド江戸川 ブログ風宿泊記 懐かしさも感じる気分転換に最適な区のリゾートホテル

ホテルシーサイド江戸川

今回宿泊記をお届けするのが

ホテルシーサイド江戸川

ホテルの開業は1989年と今となっては老舗ホテルの域。

東京23区内では唯一となる、区が開業したホテルとなっています。

葛西臨海公園の敷地内にあり、園内では数少ないディナーを取れるレストランを有しています。

2006年以降は、ホテルオークラがその運営を任され、

区立ホテルながら、リゾートホテルの顔も併せ持つ稀有なホテルです。

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ホテルシーサイド江戸川 駅から徒歩5分とアクセス良好。周辺施設の少なさには要注意。

ホテルシーサイド江戸川

最寄り駅は言わずもがなJR京葉線の葛西臨海公園駅。

駅前にはバスターミナルもあり、バスでのアクセスも可能です。

ディズニーリゾートがある舞浜駅の隣駅な為、

ディズニーリゾートを利用するゲストが宿泊する事も多いです。

ホテルシーサイド江戸川

ホテルへ向かう道中、右手を見やれば「ダイヤと花の大観覧車」が。

こちらは日本で2番目に大きい観覧車となっており、

江戸川区では、区で最大の建築物でもあります。

ホテルシーサイド江戸川

駅から歩くと、やがて右手にホテルが見えてきます。

こちらが表玄関となっており、駐車場も少ないながら完備しています。

主張が控え目なエントランスですね。

ホテルシーサイド江戸川

裏玄関はこんな感じです。

こちらは東京都葛西臨海水族園側のエントランスになっています。

公園内で遊んでからのアクセスならこちらがメインになりますね。

周辺にはレストランや売店等がありますが、

殆どのお店が16~17時には閉店してしまうので、

ディナーを取る際はホテルレストラン一択になります。

コンビニは駅周辺にファミマとNEWDAYSがありますが、24時間営業はファミマのみです。

ホテルシーサイド江戸川 コンパクトな館内。ハイライトは大浴場とレストラン。

ホテルシーサイド江戸川

まず館内や付帯施設から見ていきましょう。

ホテル館内は割とコンパクトで付帯施設も少なめとなっています。

フロントエリアは数多くの椅子やソファーが並べられています。

チェックインフロントは2つのみ。

客室数は全29室です。

ホテルシーサイド江戸川

2階の吹き抜けエリアから見るとフロントエリアはこんな感じ。

チェックインが14時~と少し早めな他、ディズニーリゾートを利用する方も多いので、

チェックインは割とのんびり出来るかと思います。

また、どちらかと言えばファミリー向きなホテルという印象。

ホテルシーサイド江戸川

中央階段の脇にはこの様な模型も。

こういうのが飾ってあるのは如何にも区が開業したホテルらしいですね。

ホテルシーサイド江戸川

中央階段から上は宿泊者だけが進入を許されたエリアとなっています。

建物は3階建てで、客室は2階以上となっています。

2階の方は、この中央階段を使う方が殆どです。

ホテルシーサイド江戸川

一台だけではありますが、一応エレベーターも備わっています。

ただ前述の通り、使う方は3階の方がメインになっていますね。

ホテルシーサイド江戸川

因みにこのホテルには展望テラスと呼ぶエリアがあります。

折角エレベーターで3階まで上がったので、そちらも先にチェックしましょう。

ホテルシーサイド江戸川

展望テラスの正体はこの踊り場。

この先は行き止まりとなっており、一応ホテルで一番高い場所ではあります。

展望テラス?と疑問は浮かんできますが、

ホテルが展望テラスと謳っているので。

ホテルシーサイド江戸川

展望テラスからの景色は御覧の通り。

季節次第ではそこそこ見応えのある景色になりそうです。

葛西臨海公園を高い場所から眺められるのはこのホテルと観覧車位ですので、

特別感はありますね。

ホテルシーサイド江戸川

残念な事に、観覧車を展望テラスから見るのはかなり厳しいです。

水族園の建物が少し見える程度で、舞浜側の景色はイマイチかも。

ホテルシーサイド江戸川

展望テラスから翻るとこの様に吹き抜け部分を1階まで見下ろす事が出来ます。

カモメの装飾が可愛らしいですね。

ホテルシーサイド江戸川

様々な設備は2階に集約されています。

コインランドリーや製氷機、電子レンジは大浴場の更に奥の場所に。

ホテルシーサイド江戸川

自動販売機も多数揃っています。

カップヌードルの自動販売機はPA等で時々見かけるものですね。

ホテルシーサイド江戸川

各大浴場の奥には、この様なウェイティングスペースが。

ビジネスワークに使えそうなコンセント付きデスクも備わっています。

また、新聞はこちらで読む事が出来るみたいですね。

ホテルシーサイド江戸川 大浴場はジャグジー付きで爽快!ただ、セキュリティ面で難題も・・・。

ホテルシーサイド江戸川

ホテルのハイライトとなっている大浴場。

至ってスタンダードな大浴場ながら、一部にはジャグジー機能も備わっていたりと、

寛ぐには絶好のスポットとなっています。

厄介なのは、脱衣所のセキュリティ面。

脱衣カゴしかなく、ロッカー等は一切ありません。

このホテルも昨今の例に漏れずカードキーなのですが、

ご丁寧にもカードキーに客室番号が振られています。

仮に脱衣所でカードキーが盗まれた場合、

そのカードキーがどの部屋のものか一目瞭然です。

館内に監視カメラは多数ありますが、このご時世、

ゲストの良心だけに任せるのはかなりハイリスクだと私は思いました。

せめて、カードキーに番号が振られてないだけでも、

対策としては十分だと思うのですが・・・。

このホテルの数少ないBADポイントとなっています。

ホテルシーサイド江戸川 一般和室 バスエリアは客室のハイライト!ジャグジーやボディシャワーも!

ホテルシーサイド江戸川

では、客室を見ていく事にしましょう。

今回予約したのは最もリーズナブルな一般和室。

どの客室も43㎡と広さはかなりゆったりとしています。

また、出来る限りのバリアフリー化がされており、

この一般和室も玄関の僅かな段差を除けば殆どフラットに繋がっています。

ホテルシーサイド江戸川

客室入ってすぐにバスエリアが備わっています。

左手からトイレット、バスルーム、クローゼットです。

ホテルシーサイド江戸川

クローゼットはかなりコンパクト。

ハンガーは多いですが、奥行きは小ぶりなスーツケースがギリギリ収まる程度です。

靴ベラ、消臭スプレー、洋服ブラシ、シューシャインが揃っています。

ホテルシーサイド江戸川

トイレットも御覧の様にフラットな造りです。

年配の方も多く宿泊されるホテルなので、配慮が行き届いていますね。

お手洗いのベイシンが小さいながらも付いているのも嬉しいです。

ホテルシーサイド江戸川

バスエリアはこの客室のハイライトと呼ぶに相応しいものに。

広さは程々ではありますが、快適度は高めです。

ベイシンは1つ。

奥のブラインドは開けるとベッドエリアが見える造りになっています。

鏡に曇り止めがされていないのは細かな点ですがBADポイントに。

ホテルシーサイド江戸川

アメニティの数そのものは多いですが、種類はかなり控え目で必要最低限。

近隣施設での調達も難しいので、予め必要なものを持参する事を強くおすすめします。

一応、湯上り時の化粧水等は大浴場の脱衣所に備わっています。

ホテルシーサイド江戸川

シャワーはレインシャワーとボディシャワーまで完備。

両方ともお湯の勢いは控え目ですが、十分堪能出来るレベルです。

ホテルシーサイド江戸川

シャンプー等のトイレタリーはクラシエの「CV Fresh」

フローラルな香りで、万人受けしそうなものでした。

ホテルシーサイド江戸川

バスエリア最大の特徴はこのバスタブ。

ジェットバス付きで、広さも十分過ぎる程です。

地上波のみですが浴室テレビまで完備されています。

お湯も全自動で溜めてくれるので快適でした。

今回、このホテルに宿泊する最大の目的がこのバスタブを堪能したかったからです。

ホテルシーサイド江戸川 一般和室 旅館らしさ漂う和室はどこかホッとします。お布団は夕方に敷いてくれるのも嬉しい!

ホテルシーサイド江戸川

では、ここからはベッドエリアを見ていく事にしましょう。

和室なので居間という表現が正しいかもしれませんね。

客室にあるものは座卓や座椅子、そしてテレビ等と非常にシンプルです。

ホテルシーサイド江戸川

広々とした居間はのんびりと時間を過ごしたくなりますね。

座卓の大きさも十分過ぎる程で、お茶をするには最適です。

ホテルシーサイド江戸川

床の間には浴衣が用意されています。

大浴場との行き来のみ、浴衣や室内スリッパでの移動が許されています。

1階レストランや外出時は浴衣での移動は厳禁です。

ホテルシーサイド江戸川

テレビは程々な大きさ。

チャンネルは基本的な地上波とBSのみです。

蚊取り機が2つ用意されています。

場所柄ベランダに出るとどうしても虫が部屋へ入る可能性があるので、その為ですね。

ホテルシーサイド江戸川

和室らしく、軒先部にはポット等が置かれています。

他にもグラスや湯飲み、サービスのミネラルウォーター、コップやアイスペールが。

台下部には冷蔵庫が備わっています。

ホテルシーサイド江戸川

こういったチェアーも備わっているので、のんびり日光浴も。

陽射しが日中は割としっかり入るので、夏場は結構暑そうですね。

チェックインが早めなのも手伝って、入室直後はここでボーっとしていました。

ホテルシーサイド江戸川

布団や枕は収納棚に全て納められています。

布団はどうするのかなと思っていたのですが、

17時前位にサービスで敷いてくれる様です。

細かなところでホテルらしさが垣間見れますね。

ホテルシーサイド江戸川

最後にベランダからの景色をお届け。

と言っても、この季節のベランダからの景色は何とも言えない寂しい風景。

角度的に観覧車を見るのも難しいので、ベランダに出る事は殆どありませんでした。

ホテルシーサイド江戸川 朝食は唯一のレストラン「シーサイド」のビュッフェ。全体的に和食がおすすめ。

ホテルシーサイド江戸川

翌朝、朝食はホテル唯一のダイニングレストラン「シーサイド」でいただく事に。

チェックイン時、フロントで朝食券をいただいたので、持参する必要があります。

ちょっとシーサイドの様子もチェックしていきましょう。

ホテルシーサイド江戸川

このレストランでは、度々地産地消の商品をアピールしています。

今回は生海苔佃煮がアピール商品に。

この海苔、正に地産地消で葛西臨海公園で採られた海苔が使われているそうです。

ホテルシーサイド江戸川

他にもお土産として購入出来るものが多数陳列されています。

一部はホテルオークラでも見掛けた事のあるもので、

このホテルはホテルオークラ系列なんだと改めて感じる場面ですね。

ホテルシーサイド江戸川

統一感がある様で全くないディスプレイが区が開業したホテルらしい面ですね。

フロントエリア側の調度品も、統一感が全くないのが却って面白いです。

ホテルシーサイド江戸川

朝食は思いの外、賑わっており、朝イチでレストランにやってきたのですが、

既に先客が居り、続々とゲストが入場されます。

因みに、このレストラン、ランチ以降は西洋料理と中国料理が中心。

アラカルトでは和食もあったりと、幅広く提供しています。

ホテルシーサイド江戸川

ゲストが多かったので、全てではありませんが、朝食ビュッフェの様子もお届けします。

ビュッフェの品数としてはかなり控え目な印象。

こちらはデザートやサラダコーナー。

葉物の状態は割と良いですが、種類は控え目。

ドレッシングはシーザーと和風の2種類です。

ホテルシーサイド江戸川

こちらはご飯のお供になりそうな和食が中心のコーナー。

左手にはコーンフレークや玄米フレーク。

印象としてはほぼ8割~9割が既製品となっています。

ホテルシーサイド江戸川

数少ない洋食や焼シャケ、焼きカレイ、ちくわの天ぷらといった和食はこちらに。

全体的に洋食の既製品の調理が上手ではない様子。

特にスクランブルエッグは微妙としか言えないお味と食感です。

一方で、ちくわ天や焼きカレイは美味しく調理されており、満足度高めです。

ホテルシーサイド江戸川

お味噌汁やオニオンスープといった汁物もあります。

白ご飯にはふりかけや納豆がお供として用意されています。

ホテルシーサイド江戸川

パンはこちらのコーナーに。

高級冷凍パンでお馴染みのスタイルブレッド製。

この数年で本当にホテルで良く目にする様になりました。

トースターは1台備わっています。

ホテルシーサイド江戸川

食後にはコーヒーをテイクアウト出来るサービスも。

飲み物は他にドリンクサーバーや紅茶が提供されています。

テイクアウト用の蓋は環境を配慮した紙製となっていますね。

価格はプランによって異なりますが、概ね1,000円と非常にリーズナブル。

質は程々ですが、この金額なら十分満足出来ます。

ホテルシーサイド江戸川の宿泊記は以上となります。

ホテルシーサイド江戸川 ブログ風宿泊記 まとめ

ホテルシーサイド江戸川
  • 気分転換には打ってつけな広々とした客室!
  • 特にバスタブはジェットバス付きで最高!
  • 葛西臨海公園内に宿泊出来る特別感!
  • 質は程々ながら非常に割安な朝食!
  • 2人以上だとやや割高になる宿泊費・・・
  • 全てが程々なので過度な期待は禁物・・・

今回お届けしたホテルシーサイド江戸川の宿泊記。

本来は全く予定していなかった宿泊だったのですが、

驚く程リーズナブルな価格帯で宿泊出来ました。

その価格なんと朝食付きで7,000円弱。

この数年で見ても中々に割安な価格で宿泊する事が出来ました。

以前はもっとリーズナブルな時があったのですが、

コロナ後の現在で考えると十分過ぎる程のお値段です。

ホテルシーサイド江戸川

葛西臨海公園内に宿泊出来る特別感と価格のリーズナブルさで、評価は上々。

過度な期待をしなければ、気分転換には最適だと思います。

難しいのはお2人で宿泊する場合で、単純に宿泊費が約2倍になります。

昨今のホテルは部屋単位での宿泊費設定が多いのですが、

こちらはゲスト単位での設定な為、どうしても割高になってしまいますね。

価格が平日週末問わず非常に安定しているので、

特別な日ではなく、葛西臨海公園を散策する序に泊まる感覚で利用するのがおすすめです。

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