今回宿泊記をお届けするのは
「三井ガーデンホテル大手町」
2018年6月開業と、三井ガーデンホテルの中では比較的新しいホテルです。
東京・大手町駅と神田駅の丁度中間に位置し、
駅からは少し歩きますが、オフィス街のど真ん中にあり、
その分落ち着いた雰囲気となっています。
三井ガーデンホテル大手町 付帯施設はフロントに隣接のレストランのみ！
ホテル館内に入ると、右手がフロント、
正面はゲストが利用出来るラウンジ兼用のフリースペースとなっています。
フロント周辺は全体的にやや手狭です。
最近三井ガーデンホテルでは、フラワーエールプロジェクトと題して、
花手水をエントランス付近に飾っています。
これは2020年のコロナ過を機に、使われぬまま廃棄されるロスフラワーを再利用し、
ホテルをデコレーションしています。
以前は一部ホテルだけでしたが、現在は全国の三井ガーデンホテルで行っているとのこと。
エントランスから左手にはホテル唯一の付帯施設
「TOKYO BAKER’S KITCHEN」が入居しています。
自家製コーヒーはパンが楽しめるお店で、朝食会場も兼任しています。
今回は朝食は取らなかったのですが、
1,540円で世界のサンドイッチを中心にパンやサラダがメインの朝食となっています。
ゲストが自由に使えるラウンジは席数も少なく、利用される方も殆どいません。
ささっとチェックインを行いましょう。
チェックインは実にスムーズに行ってくれました。
ホテル館内は落ち着いた雰囲気。
「Urban Oasis」がテーマだそうですが、
確かに旅先やこれから旅へ出掛けるゲストの休息所といった表現が合いそうです。
三井ガーデンホテル大手町 モデレートダブル 18㎡とは思えない快適で使いやすい客室
客室の様子を見ていく事にしましょう。
今回は最もリーズナブルなモデレートダブルとなっています。
入室するとすぐにオープンなクローゼット部が。
スリッパはクリーニング済みのもの。
セキュリティボックスや靴ベラ、洋服ブラシ、
アイロン、アイロン台、消臭スプレーにハンガーと必要十分。
続いてウェットエリアを。
と言っても、ここに関しては他の三井ガーデンホテルと何ら変わりません。
唯一の違いはヘアアイロン用の置き場が予め備わっている事でしょうか。
お湯の勢いもそれなりに強めで十分及第点です。
ではベッドエリアを見ていくことにしましょう。
客室の広さは18㎡とハイビジネスホテルとしては若干狭め。
ただ、空間を上手に使っているので数値よりも若干広く感じます。
テレビもこの客室の広さとしては大き目なサイズ。
チャンネル数は一部BS有料チャンネルが見られます。
この辺りも他の三井ガーデンホテルと差異は殆どありません。
BOSEのBluetooth対応スピーカーや空気清浄機、バゲッジラックも。
スマホの充電器も変換ケーブルで対応しています。
バゲッジラックを開けるスペースも割と余裕があります。
ミニバーはこの棚にすべて収まっています。
狭いスペースに最低限のものをギュッと詰め込む為、
割と良く考えて作られています。
最上段の棚は上部を上に押し上げて開く造りとなっており、
グラスやカップ、湯沸かしポットやアイスペール、
各種紅茶、緑茶、コーヒー、そしてワインのコルク抜きが備わっています。
引き出すのではなく、敢えて上部を開けるタイプにしたのは
部屋の雰囲気にも合っていてオシャレですね。
ミニバーを照らすのはオシャレな照明。
所々がアーバンスタイルらしい調度品となっています。
最下段は冷蔵庫です。
やや小ぶりな冷蔵庫になっており、
三井ガーデンホテルらしい缶タイプのミネラルウォーターが4本。
2本だったり4本だったりと、ホテルによって結構差がありますね。
狭い部屋ながらゆったりサイズのチェアーとオットマン、
そしてテーブルが備わっています。
テーブルの大きさも結構あるので、
お弁当やテイクアウトした食べ物を取るのも楽々です。
電子レンジが2階にあるので、温めがホテルで出来るのも地味ながら嬉しいGOODポイント。
ベッドサイズは1510mmの少し大き目なダブルサイズ。
この大きさなら2人で宿泊しても多少ゆとりを持って寝られると思います。
ナイトウェアは三井ガーデンホテルお馴染みのセパレートタイプ。
やはりナイトウェアはセパレートタイプだと一段階評価は上がりますね。
枕の硬さも程良いです。
マットレスは「サータ」のホテルマットレスとなっています。
ベッド上部には東京らしいパノラマ写真が。
全体的に高級感は控え目なのですが、
ゲストに寛いで貰おうという心意気は感じますね。
三井ガーデンホテル大手町 モデレートダブル ホテルのハイライトは客室からの美しい景色！
最後に客室からの景色をお届けします。
今回予め高階層をリクエストしていました。
有難い事に、コンシェルジュが叶えてくれた様子。
首都高を眼下に捉える他、
左手には大手町フィナンシャルシティの両ビルも。
奥に視線をやると、皇居が少しだけ見えています。
このホテルの景色で最も素晴らしい時間帯は日が沈む夕暮れ時。
大手町フィナンシャルシティに街並みが美しく反射し、
何とも言えない東京らしい黄昏時の情景を目に映してくれます。
この写真は殆どレタッチ無しでこの美しさなので、
実際に見るともっと感動します。
この景色は最近宿泊したハイビジネスホテルでもトップクラスに良かったです。
向かいのビルが完成すると大きく景観は変わりそうなので、
この景色は限定的なものにはなりそうです。
一応、夜景も撮影しましたが、映り込みやビルからの光の反射が多く、
スマホのカメラではブラーが発生してしまいました。
ビルとの距離もかなり近いので夜景を楽しめる場所ではないですね。
因みに2重ガラス窓になっていて、騒音とはほぼ無縁。
首都高があるにも関わらず、外からの遮音性は相当高いです。
客室からの音漏れの方がやや気になるレベルで、
実際に廊下に出ると他の客室のテレビの音が結構漏れていました。
以上、三井ガーデンホテル大手町の様子をお届けしました。
三井ガーデンホテル大手町 ブログ風宿泊記 まとめ
最近三井ガーデンホテル系に乱泊しているのですが、
その中でもコスパが非常に優れていたのがこの三井ガーデンホテル大手町です。
今回は7,000円を切る価格帯で予約出来ました。
都内滞在や観光の拠点としても非常に有用だと思います。
客室は数値上の広さこそ標準以下ですが、実際に客室に入ると、
思いの外ゆとりがあり、割と快適に過ごせます。
今後の価格帯は1万円前後～スタートとやや悩ましい価格帯にも。
付帯施設が殆どなく、オフィス街な為、週末の飲食場所の確保に苦慮する等、
独自の難点も多数ありますが、
予め分かった上で滞在すれば、使いやすいハイビジネスホテルだと思います。
高階層からの景色は客室の向き次第ではありますが、
中々見応えがあるので、リクエストを出してみる事をおすすめします。
コメント