スマホアプリ「ヒルトンオナーズアプリ」のデジタルキーで開錠可能に!
国内ではコンラッド大阪、ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城にて、
既に導入済みの「デジタルキー」
簡単に言えば、スマホアプリを使って、キーロックを解除する仕組みです。
使い方はとっても簡単で、チェックイン完了後、
カードキーの代わりにスマホをかざして画面をタップすれば鍵が開きます。
今後は国内の全ヒルトンホテルにてこのデジタルキーが使用可能になるとの事。
利便性が高まる事はとても良い事ですね。
勿論、従来のカードキーも併用出来るので、その場に併せて使い分ける事が出来ます。
デジタルキーをもう少し詳しく解説。 ちょっとした豆知識も併せてご紹介
仕組みはとても単純で、
スマホのBluetooth Low Energy機能を使い、
データを送受信した後に開錠を行う様になっています。
つまり、Bluetooth機能を搭載し、
且つヒルトン・オナーズのアプリをインストール出来る機器なら、
スマホでもタブレットでも利用出来るワケです。
但し、デジタルキーが送信される端末は1台のみ。
それもデジタルチェックインの手続きを行った端末のみになります。
デジタルキーが送信されるタイミングは次の2パターン。
- 宿泊日前日から行えるアプリでのデジタルチェックインを済まし、
宿泊日当日、客室の準備が完了した段階で送信される。 - 宿泊日当日にフロントにてチェックインを済ませ、
客室が確定後、暫くすると送信される。
1の場合、デジタルチェックインはクレジットカードの入力が必須な為、
フロントに立ち寄る事無く、当日そのままお部屋に入る事が可能になります。
恐らくシステム的には何の問題もないでしょう。
流石にチェックアウトはフロントに立ち寄る必要がありますが、
やがてはチェックアウトすらアプリで済ます事も可能な時代になるのかもしれませんね。
ただ、コンラッド大阪を利用した時は、
フロントでのチェックイン後にデジタルキーが送信されましたし、
国内のホテルは基本的にフロントで必ずサインをするはずですので、
1のパターンは国内では有り得ないと思います。
海外のホテルなら1のパターンも有り得るかもしれませんね。
ヒルトンゴールド会員、ダイヤモンド会員の方はご注意を
ゴールド会員、ダイヤモンド会員の方にはもう常識かもしれませんが、改めて。
上記1の場合デジタルチェックインを行う際、
自分で客室を選択出来るのは皆さんもうご存知ですよね。
その際、一度でもデジタルチェックインをするとほぼ完全にそのお部屋で確定となります。
部屋からの景色をこの方角にしたい!
階数をこの階数にしたい!といった目的に利用するにはとても便利な機能です。
が、もしアップグレードに期待したい場合は、少しお考えを。
デジタルチェックインをしなかった場合、
当日フロントでチェックインするまでご自身の客室は仮決定となっています。
もしかすると、当日、フロントでの手続きにて、
より良いアップグレードがされるかもしれません。
また、仮にアップグレードが出来なかったとしても、
「アップグレードが出来なかったので・・・・」
と、何か特典が貰える場合もないとは言えません。
デジタルチェックインを行った場合、ホテルの方が余程気を利かせてくれない限り、
そういったご提案はほぼないと思って間違いありません。
アップグレードは上級会員のお楽しみの1つでもあります。
デジタルチェックインで見た時に、
自分が絶対にチェックインしたいと思える部屋がないなと感じたら、
敢えてデジタルチェックインをしないのもありです!
アップグレードに関してのワガママをコンシェルジュの方へ言うのはナンセンスですよ!
まとめ
- ヒルトン・オナーズアプリで出来る事が益々広がります!
- デジタルチェックインでスムーズな入室が可能に!
私も以前コンラッド大阪滞在時に、デジタルキーを体験済みです。
初めこそ、「わぁ!凄い!」とはしゃいでいましたが、
ぶっちゃけカードキーの方が楽です。
理由はいくつかります。
1つはスマホのBluetooth機能が必須な為、
普段からオフにする癖を付けている方にはその機能をオンにするのが面倒です。
もう1つは2人以上で宿泊していた場合、
アプリのデジタルキーは予約者の端末にしか送信されない為、
結局カードキーが必要になります。
Bluetoothを付けっぱなしにしている方には便利ですが、
付けっぱなしにしていない方にとっては、煩わしいだけで、
結局カードキーをピッとする方がとても楽です。
アプリで思い出したのですが、
コンラッドだけで利用出来た「コンラッド コンシェルジュアプリ」
あれ程エレベーターとかで宣伝していたのに、
いつの間にか無くなっていましたね。
コンラッドに宿泊の際、色々とお願い出来て便利でした。
一応リクエスト機能だとか、
半分くらいはヒルトン・オナーズアプリにも搭載されましたが、
あの利便性の高さに比べるとやはりまだまだといった感じがします。
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