今回宿泊記をお届けするのは
「ヴィラコンコルディア リゾート&スパ」
函館市電「十字街駅」から徒歩3分程と利便性も良いです。
開業は2008年。
函館山山頂へ続くロープウェイ乗り場にも程近く、観光の拠点として便利です。
ヴィラコンコルディア リゾート&スパ ウェルカムドリンクを飲みながら優雅にチェックイン!
ロビーは1階でチェックインカウンターはエントランスの正面にあります。
何と言っても、このホテル最大の特徴はその部屋数。
僅か全10室となっており、全てにキッチンや洗い場付きバスルームがついており、
ジュニアスイート以上の客室オンリーなホテルとなっています。
先にロビー周りから見ていく事にしましょう。
ロビーにはチェックイン時にも利用する各種ソファー席が備わっています。
全部で3組程がゆったりと座れる数が置かれています。
エントランスをくぐると、すぐにコンシェルジュが近付いてきてくれました。
チェックイン手続きをしつつ、ウェルカムドリンクをいただきます。
冬の滞在だったので、ホットドリンクです。
ドリンクは度々変わるそうですが、この日はオーガニックエルダーフラワーティー。
他にも3~4種類をアットランダムに提供するそうです。
因みに、気に入ればホテルで購入する事も出来ます。
ロビーには沢山の本が置かれています。
これ等は、ロビーで読んでも良いですし、客室へ持っていくことも出来ます。
ジャンルは多種多様で、コミック等もあります。
また、写真左側にはCDが置かれており、客室内のプレイヤーで聴くことが出来ます。
イミテーション兼暖房の暖炉前のテーブルは特等席の1つ。
こちらで寛ぐゲストも度々見掛けました。
演出効果が高くメンテナンスも用意なので、最近良くこの暖炉は見掛けますね。
ヴィラコンコルディア リゾート&スパ ロビーでは各種ワインが飲み放題!
15~21時のみではありますが、ワインのフリードリンクがロビーでは提供。
樽サーバーから注がれるワインはスパークリング2種に赤・白ワインが1種ずつ。
特にロゼワインがこの様なサーバーで提供されているのは割と珍しいですね。
各種グラスも常備されています。
これ等ワインは、ロビーで楽しむ事も出来ますが、
客室から備え付けのワイングラスを持参すれば、ロビーで注ぎ、
お部屋へ持って帰って楽しむ事も出来るそうです。
気に入ったワインを客室でも楽しむ事が出来るのは嬉しい配慮。
エントランス近くにはシーズンらしいクリスマスツリーも飾らていてムード満点。
ワインを楽しんだら、客室へと向かいましょうか。
ヴィラコンコルディア リゾート&スパ ジュニアスイートダブル 十分広く快適な客室
今回予約したのは最もリーズナブルな「ジュニアスイートダブル」
最もリーズナブルとはいえ、ジュニアスイートなので客室の広さは44㎡と十分過ぎる程。
客室の形は複数ありますが、大きな差はないそうです。
まず、手前から見ていきましょう。
こちらはホテルにも関わらずキッチンが備わっています。
客室内では後述するコーヒーが重要なアメニティの1つなので、飲む際はこちらからカップを。
キッチンは排水からのニオイが少しだけ気になるかも。
上段には湯飲みやお皿、タンブラーやワイングラスも備わっています。
通常のワイングラスだけでなく、シャンパーニュグラスもあるのが嬉しいですね。
こちらのワイングラスを持参すれば、ロビーでワインを汲んでくる事が可能です。
下段には包丁2種の他、様々な調理器具が備わっています。
料理をするにも必要十分な備品類ではないでしょうか。
まな板も清潔感があります。
お箸やトング、キッチンバサミ等もしっかり備え付け。
ゴミ袋にも使えるポリ袋まで用意してくれています。
細かな心配りが、このホテルでは随所に感じられます。
クローゼットはかなりコンパクトなサイズ感。
各種ハンガーや消臭スプレーの他、
靴ベラや洋服ブラシ、シューシャインミット等もあります。
スリッパは使い捨てなのですが、少し厚みがあるタイプで好印象。
クローゼットの隣には冷蔵庫があるのですが、この収納部の開け方はかなり変わっています。
客室に案内してくれたコンシェルジュが説明してくれますのでご安心を。
電子レンジがあるので、テイクアウトしてきたものを食べる際にも重宝します。
また、ファミリーで滞在するゲストも多いので、
小さなお子様がいらっしゃる場合にミルクを温めたりする際も安心です。
冷蔵庫にはサービスのミネラルウォーターの他、
宿泊時の特典だったスパークリングワインと、
特製のデザートまで。
因みに、このデザートは胡麻プリンでした。
これがまた備え付けの珈琲に素晴らしく合う一品で感激。
ヴィラコンコルディア リゾート&スパ バスルームは程良い広さ。
続いて、ウェットエリアを見ていきましょう。
洗い場付きのバスルームとなっており、手前にはトイレットが備わっています。
ウェットエリアの造りは、どのランクの客室でも殆ど変わりません。
バスルームは程良いサイズ感です。
お湯の溜まりはやや遅いですが、そこまで気にする程ではないかと思います。
客室の最上階は5階と低階層なホテルな上、
客室数10室なので、お湯の勢いが弱まる事も殆どありません。
シャワーヘッドは3段階の切り替え式。
お湯の調整がややピーキーなので、その点だけ注意が必要です。
ジェットに切り替えるとかなり心地いいシャワーに。
バスアメニティは思ってた以上に豊富です。
男性用、女性用共に充実しています。
小さな籠に沢山のバスアメニティが備わっています。
ボトルタイプのシャンプー等トイレタリーは備わっているのですが、
それとは別に、フランスのスパブランド「THEMAE」のトイレタリーがあります。
日本にインスピレーションを受けて誕生したスパブランドだそうです。
香りが良く、使い心地も上々でした。
ヴィラコンコルディア リゾート&スパ ベッドルームやリビングエリアもゆったりとしたサイズ感
ここからはベッドルームやリビングエリアを見ていきましょう。
こちらにもホテルの拘りが多数詰まっています。
全体的に家具の高さが低く、数値以上の広さを感じるのも素晴らしいです。
ベッドルームとリビングエリアは連なっています。
コロナ過で導入されたであろう、ウィルス除去機はかなり存在感がありますね。
開業して15年。
新しさと懐かしさが共存するベッドルームになっている感じです。
ベッドはダブルベッドで1600×2100mmと十分な大きさ。
マットレスはお馴染みのシモンズ社製です。
寝心地は良く、入眠もかなりスムーズだったのが好印象。
左側にはスマホ用のUSBコネクタも用意されています。
ベッドの向かい側には、セキュリティボックスの他、収納タンスがあります。
こちらには、バスローブやナイトウェアが備わっています。
ヴィラコンコルディア リゾート&スパ 客室のハイライトは拘りの珈琲にあり!
続いてリビングエリアを見ていく事にしましょう。
L字に連なったデスクには、CDプレイヤーやデスクライトが備わっています。
1枚だけですが、ブルーノートのCDも用意されています。
勿論、ロビーでCDを借りてくる事も出来ます。
テーブルに置いていたのは、コンシェルジュから貰った函館マップ。
これが結構使えるマップで、観光時に重宝しました。
ちょっとした解説も付いています。
地図には番号がいくつか振られています。
番号が付いた場所は、ホテル周辺のおすすめスポットとなっています。
こちらにも一言コメントが書かれているので参考になりました。
有名なお店から、あまり知られていないお店まで多種多様です。
こういうちょっとした気遣いが本当にこのホテルは上手だと思います。
客室最大のハイライトとなるのはこの珈琲。
函館空港でもおなじみの「函館 美鈴」のコーヒー豆が用意されています。
更には、本格的なミルまで完備。
自分で挽いた珈琲をドリップ珈琲で楽しむ事が出来ます。
この珈琲は抜群に美味で、ハイライトに相応しい一品だと思いました。
テレビもお部屋に丁度いい大きさのサイズ感。
チャンネル数も思いの外豊富で、
各種ニュースチャンネルや映画チャンネル等も見る事が出来ました。
チューナーとテレビの電源ボタンが分かり辛いですが、
そういった点もコンシェルジュがアテンドの際に説明してくれます。
ソファーは二人掛けのコンパクトなタイプ。
ベッドからテレビを見るのはやや難しいので、
基本はこちらに腰掛けて見るカタチになりますね。
奥にはベランダも見えています。
ヴィラコンコルディア リゾート&スパ 客室テラスからは函館山を一望!
折角なのでテラスへ出てみる事にしましょう。
冬場なので、テラスで長時間過ごすのはかなり厳しいですが、
一応アウトドアチェアとテーブルが置かれています。
因みに、このテラスへの窓は、防犯の為、テラス側からは開かない構造になっているそう。
その為、テラスへ出る際は窓を開けっ放しにしなければなりません。
間違って閉めてしまうとかなり困った事になるので、最大限に注意を払う必要があります。
テラスからの景色を見ていきましょう。
と言っても、最も高い階数であっても5階なので、景色に関しては今一つ。
正面の右手には函館山の山頂が見えていますね。
山頂の様子や天気がなんとなく判るので、観光には最適でした。
更にカメラを右手の方に振ると、函館のメイン観光地の1つとなる教会群も見えてきます。
ロシア、フランス、イギリスの教会と日本の寺院が向かい合って並んでおり、
異国情緒を強く感じさせるスポットですね。
御覧の通り、夜景を楽しむ事はほぼ不可能な立地なので、写真は1枚だけ。
因みに、ロープウェイは上りと下りで照らすライトが赤と青に分かれています。
朝はこの様な雰囲気に。
滞在した日は雪が降らず、お天気に恵まれました。
客室で唯一の注意点としては、リビングエリアの光源が少な目な事。
それ以外は特に不満点もなく、快適に過ごす事が出来ました。
客室からの様子は以上となります。
コメント