今回宿泊記をお届けするのは
「ロイヤルパークホテル」
全国にあるロイヤルパークホテルズの旗艦ホテルとして、
1989年に開業した今では老舗ホテルの1つです。
現在は三菱地所傘下となる
株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツによって運営されています。
今回の宿泊目的は、サービスが新たになったクラブフロアの
エグゼクティブフロア、及びエグゼクティブラウンジを堪能する為です。
それでは、早速ホテルを見ていきましょう!
ロイヤルパークホテル 水天宮前駅直結の利便性の良さ!エグゼクティブフロアならエグゼクティブラウンジでチェックイン可能!
ロイヤルパークホテルは地下鉄半蔵門線「水天宮前駅」の4番出口と直結しています。
水天宮前駅の改札からはそれなりな距離を歩くので、
今回は地上出口からのんびりとホテルへと向かいましょう。
ホテルへ向かう道中に見えてくるのが、駅名にもなっている水天宮。
子孫繁栄や安産祈祷が有名な神社となっています。
境内の一部は写真撮影が出来ない程に厳粛な場所でもあるので、入口のみお届け。
水天宮からはのんびり歩いて2分位でホテルに到着します。
ロイヤルパークホテルの旗艦ホテルでもあり、現在はプリファードホテルにも加盟しています。
プリファードホテルではライフスタイル部門に属する様ですね。
早速館内へと歩みを進めましょう。
チェックイン時間のホテル館内は沢山の人で賑わっています。
座るスペースもコロナ過ながら、それなりに用意されているのは嬉しい点。
ホテル館内は後で散策するとして、チェックイン手続きを行いましょう。
今回は、前述の通り、クラブフロアとなるエグゼクティブフロアを予約しています。
チェックインで名前を告げると、
エグゼクティブラウンジでもチェックイン出来ますが、如何なさいますか?
と、提案してくれたので、エグゼクティブラウンジでチェックインする事に。
この辺りの声掛けや案内は実にスムーズです。
エグゼクティブラウンジがあるのは最上階の20階。
現在と少し席数は違いますが、以前とほぼ配置等は変わっていません。
アクリル板だったり、向い合せにならない様にテーブルを配しています。
エグゼクティブラウンジでは座ってチェックイン出来るのがGOODポイント。
更に、混雑時なら混雑を回避出来るのも重要なポイントですね。
おしぼりとウェルカムドリンクをコンシェルジュが持ってきてくれました。
フルーティーなビネガードリンクだそうです。
酸味が思っていたよりはキツくなく、酸味が苦手な私でも難なく飲めました。
エグゼクティブフロアの特典の1つにレイトチェックアウトがあります。
最長で15:00まで延長出来るとの事。
翌日は結局仕事の都合で12時前にはチェックアウトしたのですが、
この時は一先ず15:00までの延長もお願い出来ました。
カードキーを受け取り、客室へと向かいます。
エレベーターはカードキーを翳すと自動的に該当階が選択されるタイプ。
鳥の装飾がなんとも愛らしいです。
今回は閑散期の宿泊という事もあって、
リクエスト通りの高階層、そして景色の良い客室をアサインして貰えました。
廊下も老舗ホテルらしい雰囲気が漂っています。
ロイヤルパークホテル エグゼクティブフロア スタンダードダブル 旧世代的ながら、広々としたバスタブが快適なウェットエリア
今回予約したのはエグゼクティブフロアのスタンダードダブル。
クラブフロアの中では最もリーズナブルな客室です。
客室の広さは26㎡と、クラブフロアとしてはやや狭めな数値。
クローゼットは姿見の役目も担う、アコーディオン式の扉となっています。
客室の改装からは10年以上経っているはずですが、
年数の割には綺麗にメンテナンスされています。
クローゼットには沢山のハンガーとバスローブ、使い捨てスリッパや消臭スプレーも。
バスローブはエグゼクティブフロアの特典の1つでもありますね。
使い捨てスリッパは程々の厚みです。
先にウェットエリアから見ていきましょう。
ウェットエリアは流石に旧世代的な印象を受けます。
全体的にどこか懐かしさを感じる雰囲気も。
ベイシンは1つとなっています。
バスアメニティはSDGsを意識した簡素なパッケージのもの。
時代の流れとして仕方ない事ではありますが、
このSDGsを意識したアメニティの中でも、
ヘアブラシは最低の質と言わざるを得ない酷いものです。
はっきり言って、ヘアブラシは持参する事を強くおすすめします。
一方で、エグゼクティブフロアはトイレタリーを中心にバスアメニティが非常に豊富。
特にロクシタンのバスアメニティは、特筆すべきGOODポイント。
また、女性用化粧品セットだけでなく、
男性用としてポールスチュアートのアメニティが用意されていたのもGOODポイントです。
バスタブは長さがかなり長く、足をゆったり伸ばしても余裕があります。
シャワーは2種類の切り替えノズルがついたシャワーヘッド。
高階層ながら、お湯の勢いは割と良く、バスタブにお湯を張るのも楽でした。
シャワーカーテンにホテルのロゴがプリントされているのが可愛らしいです。
こういった拘りは素敵だなぁと思います。
脱衣スペースの隅には脱衣カゴがあるのも老舗ホテルらしい一面。
因みにウェットエリアはテレビや有線の音を流す事が出来ます。
最近はこういったシステムがあるホテルも大分見掛けなくなりましたね。
ロイヤルパークホテル エグゼクティブフロア スタンダードダブル 程々の広さながら快適でノスタルジックなベッドエリア
続いて、ベッドエリアを見ていく事にしましょう。
ベッドエリアには上部に荷物が置けるタンスが隅に設置。
下段の引き出しにはナイトウェアが収納されています。
ナイトウェアは3サイズ用意があるとの事。
テレビやワークデスク等の備品類も綺麗にまとめられています。
テレビは40インチと客室の広さを考えれば十分すぎるサイズ。
テレビをつけるとインフォメーションチャンネルが表示されます。
チャンネル数は地上波、BS、一部ニュースチャンネルのみとなっています。
ネスプレッソもエグゼクティブフロアの特典の1つ。
カプセルはエスプレッソとルンゴが2つずつ。
カプセルの種類は割と珍しいローマとトウキョウ・ヴィヴァルト・ルンゴ。
下段にある冷蔵庫が最も経年劣化を感じる部分。
気持ちもう少し丁寧に清掃してくれると嬉しいのは事実。
とは言え、しっかり冷えてくれるので、大きな問題はないです。
客室のアメニティはこの棚で最後。
緑茶、ほうじ茶等のお茶やマドラー、各種コップが2つずつです。
今回はエグゼクティブラウンジが使えるので、この辺りは使用せず。
テーブルにはサービスのミネラルウォーターが2つ備わっています。
エグゼクティブラウンジでもコーヒーは飲めますが、
ネスプレッソが客室にあると翌朝等に温かいコーヒーが飲みたくなる事も。
その際はミネラルウォーターがあると凄く有難いですね。
ソファーは1脚のみと、宿泊人数が2人までというのを考えると何とも不思議な感じも。
2人の場合はお一人がオットマンに腰掛ける形になるのでしょうか。
空気清浄機は既にお水が補充されていました。
翌日のチェックアウト時に見たところ、半分程減ってたので、
そこまで乾燥しない客室なのかもしれません。
最後にベッド周りを見ていきましょう。
客室の光源はそこまで多くないのですが、
このベッド周りは独立した各種ライトが数多く備わっています。
ノスタルジックと現代が入り混じるルームコントローラー周り。
特にこのラジオ&ミュージックコントローラーは懐かしい方も多いのでは。
勿論、ちゃんと機能しており、有線で多数のチャンネルを選ぶ事が出来ます。
ルームコントローラーはタッチパッドが多くを担っていますが、
細かな操作等は殆どなく、空調、全照明、ルームキーパーへのメッセージが主です。
ベッドサイズは140×200が主要サイズなのですが、一部160×200の客室もある様子。
ツインとダブルの客室の広さは同じなので、
客室全体に広さを感じたい場合はダブルルームの方がおすすめです。
多少の古さはありますが、全体的に使い勝手も良く好印象。
昔ながらの高級ホテルといった感じで個人的には結構好きな客室でした。
唯一、スマホの充電器が備え付け、レンタル共になく、
フロント近くでの有料充電器サービスのみとなっていたのが注意点になるでしょうか。
ロイヤルパークホテル エグゼクティブフロア スタンダードダブル 客室からの景色も良好!東京タワーもしっかり楽しめます!
客室からは最後に景色をお届けします。
今回またしても生憎の曇天模様。
更には夕方から夜に掛けて、結構急な雨に降られてしまいました。
とは言え、客室からでも東京タワーが堪能出来るのは嬉しいですね。
窓が2重窓になっていて、角度を変えて景色を楽しむ事がかなり難しいです。
その為、客室の位置は重要な要素になってきます。
写真だとどうしても東京タワーが遠く感じますが、
実際にはそれなりに大きく見えるので、客室からでも十分楽しむ事が出来ました。
また、首都高がすぐ真下に走っているのですが、
緊急車両の音以外は殆ど聞こえる事もなく、流石に2重窓だけあって防音性も良好です。
客室からの様子は以上となります。
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