緊急事態宣言が明けてまもなく1ヶ月が経とうとしています。
感染者数は落ち着きを見せているものの、
ふと海外情勢へ目を向けてみると、第6波が確実に迫っている事が判ります。
経済を回す為に、規制緩和の動きが活発化していますが、
海外からの流入をどこまで防げるかが今後の課題となってきそうです。
ホテル業界はと言いますと、前回お伝えした通りに、年末年始は盛況なホテルが多いです。
ただ、ホテルレストランに関してはまだまだ厳しい見立てで、
特に忘年会等は例年と比べるとかなり少なく、
団体利用があるのはほぼ婚礼のみとなっています。
ホテルレストランの有様が今後変わっていくのかもしれません。
沖縄、那覇国際通り近くにラグジュアリーホテル開業へ 2023年夏
ホテルパームロイヤルNAHAを運営するパームロイヤルが、
新たなホテル開発計画を発表しました。
那覇・国際通り近くにラグジュアリーホテルを開業予定とのこと。
地上12階建てで客室数は86室。
平均客単価は4万5千円と、国際通りにあるホテルとしてもトップクラスの価格帯です。
5種類のレストランやバー、更には屋内プールやジャグジー、スパまで、
まさにラグジュアリーホテルらしい付帯施設が魅力です。
苦戦を報じられている事が多いパームロイヤルNAHAですが、
コスパは良く、評判も上々と使いやすいホテルとして知られています。
運営は「Plan・Do・See」が担当。
直近では「青山グランドホテル」、古くは神戸オリエンタルホテルと、
ホテルからレストラン事業まで幅広く展開しています。
同会社としても初の沖縄進出ということで、期待が持てそうです。
東急歌舞伎町タワーが2023年春開業へ、ホテルも入居する48階タワー
TOKYU MILANO跡地を中心とした開発計画の施設名称が
「東急歌舞伎町タワー」に決定。
それに合わせて、施設の内容も徐々に明らかになってきています。
映画館・劇場・ライブホールといったエンターテインメント施設の他、
高層階にはホテルも入居。
17~47階がホテルと、かなりのフロア数を取っており、
更には、2つのブランドを1つのタワー内で展開するなど、
東急ブランドとしても初の試みとなっています。
ラグジュアリーホテルは39~47階に位置し、客室数は僅か97室。
恐らく東急ホテルブランドが入居するのではないでしょうか。
一方、20~38階はライフスタイルホテルと呼ばれるもので、全538室。
新たなライフスタイルホテルとのことで、東急REIや、エクセル東急とは違う、
新たなホテルブランドを考えているのかもしれません。
運営は共に東急ホテルズが担当となっています。
高階層ホテルとしては、渋谷のセルリアンタワー東急ホテル以来となるでしょうか。
東急ホテルは徐々に変革の時期を迎えており、
ホテルによってかなり個性が際立つ様になってきました。
会員制度も徐々に刷新されつつあり、今後が楽しみなホテルグループです。
京都東急ホテル東山が2022年7月開業へ
上記ニュースに次いで、東急ホテルのニュース。
京都・東山区に計画中のホテル名称が「京都東急ホテル東山」に正式決定。
開業日も2022年7月と発表されました。
地下鉄東山駅から徒歩4分と抜群の立地にあり、
モダン且つ京都らしいデザインの建物が目を惹きます。
客室数は168室。
客室は25室が東急ハーヴェストクラブとして運用されるそうなので、
実質の客室数はもう少し少な目になりますね。
中庭を囲うようにホテル棟が建ち並び、ミュージアム・ホテルとしての一面も。
パートナーとなるのは住友商事で、横浜ベイホテル東急以来の共同事業となるそう。
付帯施設に関しては、レストラン、ジム、温浴施設を完備する予定とのこと。
東急ホテルとしても少し変わった体験&地域密着型ホテルを目指している様子。
ヒルトン横浜が2023年秋開業へ
最近のホテルニュースで最も注目度の高かったニュースは間違いなくコチラ。
ヒルトン横浜が2023年秋に横浜Kアリーナプロジェクト内で開業が決定。
所有・運営はケン・コーポレーションが担います。
兼ねてから高級ホテル招致の噂が絶えなかったKアリーナプロジェクトでしたが、
今回ヒルトンブランドが締結される事に。
これで横浜・みなとみらいエリアにはほぼ全ての有名高級ホテルブランドが出揃いました。
客室数は339室とかなり多く、スペシャリティレストラン、
オールデイダイニング、カフェ・バーラウンジの3店舗の他、
エグゼクティブラウンジ、ジム、宴会・会議スペースも予定されています。
既に近隣エリアではウェスティンホテル横浜が2022年に開業を予定しています。
みなとみらいでも屈指のホテル激戦区が誕生することになりましたね。
ラグジュアリーホテル シックスセンシズが日本初上陸!2024年春開業へ
こちらも話題性の高いニュースの1つ。
IHGの中でも一際個性派のラグジュアリーブランド「Six Senses」が
国内初上陸を果たします。
それが、京都・東山のエリアで、シックスセンシズ京都を開業予定。
旧ホテル東山閣の跡地に建ち、
ホテルWマネジメントが運営を担当することに。
既に同社は同じく東山地区に京都東山バンヤンツリーを開業予定。
同じく2024年春を予定しており、
東山地区にはラグジュアリーホテルが一斉開業することになります。
客室数は81室、2つのレストラン3つのバーが予定されています。
場所はフォーシーズンズホテル京都の真向かい。
価格帯次第では住み分けもできますが、果たしていくらになるのかにも注目。
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