国内ではあっという間に収束をしてきた新型コロナウィルスですが、
未だ世界規模で見ると、驚異的な猛威を振るっています。
ホテルブランドへの影響もまだまだ色濃く残っており、
各ホテルブランド、様々な方法で顧客の維持に努めています。
今回IHGからはステータスのアップデートが告知されました。
その他細かい情報も含めて見ていくことにしましょう。
IHGリワーズエリートステータスが2023年末まで現状維持
今回最も大きなニュースはステータスのアップデート。
現在のエリートステータスを2023年2月まで維持してくれます。
更に、プラチナ・スパイアエリート会員の方のみではありますが、
2021年のステータス維持に必要な宿泊数を超える宿泊分は、
2022年に繰り越され、2023年度のステータス維持の対象宿泊へと変換されます。
2021年は、通常よりも更に条件が緩和されており、
スパイアエリートは55,000ポイントもしくは55泊以上で、
プラチナエリートは30,000ポイントもしくは30泊以上で獲得出来ました。
宿泊日数次第ではありますが、
翌々年まで現在のステータスが維持+更に次の年のステータスまで
獲得出来る可能性が高まるという事に。
他のブランドよりも更に先手を打ったカタチになりました。
IHGポイント有効期限は2022年12月31日まで延長済み
既に告知済みではありますが、
IHGポイントは2022年12月31日まで延長される事が発表されています。
通常は12カ月間利用の無い場合、ポイントは失効されるのですが、
そのポイント失効も2022年12月31日までは無条件で延長されます。
現在、ゴールドエリート以上の会員はポイントの有効期限が無期限となっているので、
対象となるのは通常のクラブ会員のみです。
多くの方がIHGアンバサダー等に入会していらっしゃるでしょうから、
あまり影響は大きくないかとは思います。
偶にIHGを使う方は、一先ず2022年末までは安心して利用する事が出来ますね。
IHGアンバサダーの特典保証が2022年1月31日まで無効に!?
これは今回初めて目にした情報です。
IHGアンバサダーにはいくつか特典保証がある特典があります。
客室アップグレードやレイトチェックアウトがその対象特典ですね。
この特典が適用されなかった場合に、ポイントやバウチャーの保証を受ける事が出来ます。
現在、新型コロナウィルスの影響で、2022年1月31日まで、
特典保証が無効となる事が発表されています。
つまり、客室アップグレードやレイトチェックアウトが行われなかった場合でも、
ポイントやバウチャーの保証を受ける事が出来ないわけです。
国内で客室アップグレードが適用されなかった事は、私自身はないのですが、
今後、年末年始に掛けては、既に予約で満室のホテルも多数あるとの情報も得ています。
その際、もしかすると客室アップグレードがされない可能性も。
その際に、特典保証が受けられないのは、アンバサダー会員としては悲しい限りです。
IHGリワーズクレジットカード アニバーサリー宿泊券の期限延長へ
国内にはIHGリワーズクレジットカードがありませんが、
欧州や北米の一部では、IHGリワーズクレジットカードが発行されており、
その特典として宿泊券が貰えます。
その有効期限が2022年12月31日まで延長となった様です。
IHGアンバサダーの週末無料宿泊券は、通常通りの有効期限となっているので、
その点お間違えのない様に。
IHGステータスアップデート まとめ
- エリートステータスは2023年2月末まで維持
- ポイントは2022年12月31日まで維持
- IHGアンバサダーの特典保証は2022年1月31日まで無効
今回の発表でIHGはかなり早い段階で手を打ってきました。
IHGはアンバサダー制度のお陰で、エリート会員の維持もし易い為、
非常に高い人気を誇るホテルブランドではありますが、
やはり、会員数の減少には人一倍気を配っていそうです。
エリート会員、クラブ会員共々、一先ず2022年末までは現状維持になるので、
暫くは安心してIHGを利用出来ますね。
IHGアンバサダーの特典保証がない点だけは注意が必要です。
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