
今回宿泊記をお届けするのは
「長崎マリオットホテル」
開業は2024年1月16日。
再開発が進む長崎駅周辺のハイライトの1つとしてマリオットが招致されました。
2023年11月に、隣接施設となるアミュプラザ長崎が開業され、
ホテルはその上層階部分となっています。
長崎駅東口や南側からすぐの立地となっており、
長崎空港行きリムジンバスが発車する長崎県営バスターミナルの他、
各種観光スポットを巡るバス乗り場も近い為、観光の拠点として非常に有用です。
長崎マリオットホテル ロビーフロアとなる7階からは稲佐山を一望!

長崎駅を出てすぐの一角に長崎マリオットホテルのエントランスがあります。
アミュプラザ長崎の新館と長崎駅との丁度間に位置しています。
アミュプラザ長崎から直接入館は出来ない点のみ注意が必要です。

ロビーフロアは7階。
エントランスフロアからエレベーターで向かいます。
エレベーターは2基しかありませんが、直通運転なので待ち時間は少な目。
今回、本来のチェックイン時間である15:00より少し前に到着したのですが、
エントランスでもロビーでも快く出迎えてくれました。

ロビーフロアには多数の調度品が飾られています。
長崎由来の物が数多いので、のんびり見て回るのも滞在時の楽しみの1つ。
港町の長崎らしく、多国籍感のある調度品となっています。

今回はとある理由で1年でも突出して滞在人数が多い日なのですが、
朝食時以外は、そこまで混雑を感じませんでした。
観光スポットの多い長崎らしい一場面かもしれませんね。
こちらのマリオットボンヴォイデスクはスタッフ非常駐。

調度品を眺めつつ歩を進めます。
こちらの通路奥には鉄板焼き・鮨のDe Jimaがあります。
純然たる和食・日本料理店がなく、鉄板焼きと鮨のみの構成は割と珍しい気がします。

ロビーフロアのソファー席等からは日本三大夜景が見られる岩佐山を一望出来ます。
客室からも岩佐山を一望出来る客室がありますが、
ロビーからの景色でも十分堪能出来るので、宿泊時の客室選択の参考に。

チェックインカウンターは全部で3ヵ所。
内1つはマリオットボンヴォイ専用となっていますが、
この日は超が付く程の混雑日な為、あくまで大まかな区分けに留めている様子。
因みに、今回クラブフロアでの予約でしたが、
チェックイン・チェックアウトはどちらもこのロビーカウンターにて行います。
クラブフロアでも混雑を回避出来ないのは少し残念な点。

高級感はやや控え目ではありますが、落ち着きのある内装や調度品は好印象。
時間帯問わず、岩佐山を中心とした景色をのんびりと眺めることが出来ます。
その為か、ロビー周辺は常にゲストで賑わっている印象でした。

10:00~19:00にオープンしているのが、ホテルショップ「Grab&Go」
店名の通り、テイクアウトを専門としたお店です。
販売しているものは多岐に渡り、様々な商品が並びます。

日中はケーキが特に人気だそうで、夕方には結構な種類が完売していました。
ポーションも大き目で、どれも美味しそうです。
他には旅の思い出になるクマのぬいぐるみやホテルスイーツの他、
フレグランスや茶葉等もありました。

それでは、いよいよ客室へと向かいましょう。
エレベーターホールは程良い広さ。
エレベーターの数は全3基。
最上階でも13階と、そこまで高さがあるホテルではないので、待ち時間は短めです。
長崎マリオットホテル プレミアムキング ハーバービューバルコニー 広さも程良い快適な客室

今回、クラブフロアを予約したのですが、本来クラブフロアには
スイートルームを除き、ハーバービューバルコニーのお部屋が割り当てられていません。
その為、プレミアムキングハーバービューバルコニーを、
クラブラウンジ利用可でアサインして貰いました。
その理由は後程・・・。

まずは客室入口付近から見ていきましょう。
クローゼットはやや小ぶりではありますが、ハンガーの数も多く、オシャレ着用ハンガーも完備。
その他、アイロン台、消臭スプレー、洋服ブラシに靴ベラも完備しています。
また、割と天気の変化が激しい長崎には有難い傘も備え付けになっていました。

引き出しにはルームウェアとセキュリティボックスが。
ルームウェアはワンピースタイプで着心地は程々。
はだけ易いので、ルームウェアは最近流行りのセパレートタイプの方が嬉しかったですね。
下段部右には厚みがしっかりとあるスリッパが収納されています。

客室一番手前にはトイレットがあります。
広さも程々の割とシンプルなトイレットになっています。
扉の厚みがやや薄目な気がしますね。
その為、中からの音は客室内に結構響いてしまいます。

このクラスのホテルとしては珍しく、トイレットにもベイシンがついています。
ただ、タオル等は備わっていないので、利便性は今一つ。
バスルームもすぐですし、このベイシンは使いませんでした。
タオル置き場があれば、印象はまた違ってくると思うのですが、皆様如何でしょうか。

続いて、ウェットエリアを見ていきましょう。
こちらもかなりシンプルな構成で、ベイシンは広めのものが1つ。
鏡も大きく、身支度には必要十分です。
下段には各種タオルやヘアドライヤー、アイロンも備わっています。
ヘアドライヤーはナノイー付きのパナソニック製。

マリオットは、昨今SDGsが促進され、バスアメニティは縮小化が顕著です。
長崎マリオットホテルはそこまで貧弱なバスアメニティにはなっておらず、
マウスウォッシュ等もありますし、歯ブラシも使い心地の良いものを選定。
必要最低限はしっかりと備わっています。
女性用基礎化粧品等は、在庫があれば、フロントにお願いする事が出来ます。
また、周辺施設にドラッグストアもありますし、調達は容易です。
ウェットエリアで気になるとすれば、光源がそこまで多くない点。
特に陽射しが入らない日没後は暗さが顕著になります。

バスルームは洗い場もあり、広さも十分過ぎる程。
レインシャワーの勢いもまずまずで、快適なバスタイムを過ごせます。
シャンプー等のトイレタリーはマリオット御用達の「thisworks」
今では当たり前になったボトルタイプでの提供となっています。
長崎マリオットホテル プレミアムキング ハーバービューバルコニー 意外な程快適なソファーが嬉しい。

続いて、ベッドエリアを見ていく事にしましょう。
客室の広さは36㎡。
その内、半分以上がこのベッドエリアに費やされています。
バーコーナーにはネスプレッソのカプセルが4つ。
その他長崎銘茶と称したそのぎ茶のパックが備わっています。
カプセルの選定は比較的珍しい構成です。
嬉しいのがミネラルウォーターが4本も無料で備わっている点。
今回は複数泊だったのもあるでしょうが、
ネスプレッソだけでなく、お茶のパックも美味しいので、4本あるのは有難かったです。

キャビネットの上段引き出しにはワイングラスとタンブラーが備わっています。
冷蔵庫も下部に完備。
新しいホテルだけあってしっかりと飲み物を冷やしてくれます。

下段にはコースターやカップの他、イリーのインスタントコーヒーが2種2つずつ。
ネスプレッソがあるにも関わらず、インスタントコーヒーがイリーなのは珍しいです。
クラブラウンジも24時間使える為、飲み物に関しては一切困る事がありませんでした。

テレビは55インチの大きなもの。
ニュースチャンネルやJスポーツ4等の一部有料チャンネルの他、
NetflixやAmazonプライム等の配信コンテンツへのアクセスも容易です。

加湿空気清浄機も備わっています。
シャープのプラズマクラスターで、水は補充されていないのでご自身で。
海沿いだからか、そこまで乾燥することもなく、小まめな補充は不要です。

滞在中、長い時間を過ごしたのがこちらのソファー。
座り心地は固めですが、長さが丁度良く、
座っても、寝転がっても心地良いです。
クッションも開業してまだ間もないからか、まだまだ元気いっぱい。
因みに、ツインルームとなる2ダブルではこのソファーは置かれていない様子。

ベッドは183cm×203cmの広々としたキングサイズ。
枕は固さが違う2種類が置かれています。
ベッド周りは向かって右手側にルームコントローラーがありますが、
コンセントや一部照明は左手側にも備わっています。
新しいホテルなのでUSBのジャックにも対応しているのが嬉しい点。
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