バーの気になるQ&A①バーの滞在時間は1時間がベスト!?
- Qバーの滞在時間はどれくらいがおすすめですか?
- A
お店が混んでいるなら1時間がベスト!
空いているなら気の向くままに。
「一件のバーでの滞在時間は1時間がベスト」
と、言われる事が多いかと思います。
つまり、飲み物3杯程でお店を後にするのがスマートだと言う事です。
私はこれが絶対に正しいとは思っていなかったりします。
勿論、混雑しているお店に長居するのは良くありませんが、
そうでない限りは、
居心地の良いお店なら1時間以上居ても全然良いと思います。
ただ、飲み物を頼まずに長居するのは問答無用でダメです。
お酒が得意でなければ、
ソフトドリンクやノンアルコールカクテルを楽しみましょう!
バーの気になるQ&A②カクテルに添えられたフルーツやオリーブは食べるべき?
- Qカクテルに添えられたフルーツやオリーブはどうすればいいの?
- A
食べても良いし、食べなくても良いです。
カクテルにはフルーツやオリーブが飾られることも多いです。
写真の様なマティーニにつきもののオリーブであったり、
カクテルにはどんな材料が使われているかが判り易い様に、
使った果実を飾ったり。
こういったフルーツやオリーブは、食べても良いですし、食べなくても良いのです。
その日の体調や気分に合わせてご自由にお楽しみくださいませ。
オリーブの場合はその香りや油分がアクセントにもなっているので、
適宜好みに合わせてグラスから外すしても構いません。
食べた後の皮や種は、紙ナプキンに包むとスマートです。
ない場合は、男性ならポケット等に仕舞い込んで後で捨てると紳士的。
女性はやはりバーテンダーにお願いして紙ナプキン等を貰うのが良いです。
良く出来たお店なら必ずフルーツやオリーブ用の小皿や紙ナプキン等を添えてくれると思います。
お手拭きに包んだり、グラスにそのまま残すのはオシャレとは言えません。
ただ、食べていないフルーツ等はそのままグラスに置いて大丈夫です。
バーの気になるQ&A③グラスを合わせる乾杯は控えるべき?!
- Qバーで乾杯をしたいのだけれどどうすればいいの?
- A
グラスを目の高さくらいに持ちあげるのが乾杯の代わり。
何かと一杯目はグラスを合わせる乾杯をしたくなるもの。
しかしちょっと待ってください。
お店にもよりますが、グラスは高価なものも沢山あります。
特にカクテルグラスはデザイン性が高く、繊細なものが多く存在します。
また、ショートカクテルはグラスギリギリまで注がれる場合もあり、
容易に乾杯とグラスを合わせると零れてしまう危険性もはらんでいます。
丈夫そうなビアグラス等なら軽めに合わせても大丈夫だとは思いますが、
ここはひとつ、バーらしい乾杯の仕方をしてみましょう!
やり方は簡単、グラスを飲む位置より少しだけ高く持ち上げるだけ。
これが乾杯の合図になります。
見た目的にもスマートですし、バーらしさも楽しめてオススメです。
バーの気になるQ&A④ボトルは見たり触ったりしていいの?
- Qボトルは見たり触ったりしていいの?
- A
バーテンダーに一声掛ければ大丈夫!
バーカウンターだと、
今飲んでいる飲み物や使われた材料のボトルがズラっと並びます。
その姿は正に壮観。
銘柄によっては面白い形のボトルであったり、
キラキラ輝く素敵なボトルもあり、非常に興味が沸きます。
これ等に触れたり、もっと近くで見たい場合は、
絶対バーテンダーに一声掛けましょう。
物によっては、ボトル自体に凄く価値があるものがある為、
触る事が許されないものも偶にある為です。
しかし、殆どの場合は一声掛ければ「どうぞ」と許して貰えるかと思います。
ボトルを見たり触る際の注意点として、
ラベル部分(シールや紙)はあまり触らない様にしましょう。
前述の通り、ボトル自体に価値がある場合もあり、
それには勿論ラベル部分も含まれます。
ラベルには様々な情報が書かれているので、
お酒好きはそれを見るのも1つの楽しみにしています。
より多くの人がご覧になれる様に、バーらしいちょっとした気遣いですね。
バーの気になるQ&A⑤お酒が苦手でもバーに行っていいの?
- Qお酒が苦手です・・・そんな私でもバーに行っていいのでしょうか?
- A
お酒が飲めなくても楽しめるカクテルは沢山あります!
お酒が苦手な方でもバーを楽しめる方法が沢山あります。
まずはノンアルコールカクテル。
最近ではモクテルという名前になっていたりしますね。
皆さんが思っているよりもその種類は豊富です。
「シンデレラ」や「サラトガ」、「ピニャコラーダ」等が代表的。
勿論、アルコールは一切使われていない為、全くお酒が飲めない方でも楽しめます。
次にアルコールが低めのカクテル。
これは材料次第で変えられるので、
「このカクテルを飲んでみたいけどアルコール度数が高いし・・・」
と言った場合でも、バーテンダーに
「お酒が殆ど飲めないので、アルコールを弱めに作って欲しいのですが」
とお願いすれば、色々と手を打ってくれます。
もしコーヒーが苦手でなければ、アイリッシュコーヒーはオススメです。
昨今は多くの場所でアイリッシュコーヒーが楽しめる様になりましたが、
バーでいただくアイリッシュコーヒーもまた格別です。
アルコール控えめでと伝えれば、
アルコール控えめなアイリッシュコーヒーも楽しめます。
最後にバーフード。
バーフードは品数こそ少ないものの、拘ったメニューの場合が多く、
お酒が苦手な方も存分に楽しめるかと思います。
勿論、それに合ったアルコールが控えめな飲み物をお願いすると尚良し。
レーズンバターやジロールで削った花型のチーズ、
オイルサーディンやチョコレート等のお酒にあうアペタイザーの他、
キッチンがあるバーならカツサンドやパスタ等、
レストランにも引けを取らないフードを提供するバーも多くあります。
お酒が苦手だからとバーを避けるのは大変勿体ないです。
全く飲めない方に無理に勧める事は出来ませんが、
少しでもお酒が楽しめるのであれば、チャレンジする価値は十二分にあります!
特にカクテルが得意なお店や、料理が豊富なお店なら、
お酒が苦手な方でも十分楽しめるかと思います。
バーの気になるQ&A⑥バーのお会計は現金?カード?どっちがいいの?
- Qバーのお会計は現金とカード、どちらの方が良いですか?
- A
最近はどちらでも使えるバーが殆ど!電子決済が使えるバーも。
偶に現金のみのバーもあるので、財布は余裕を持って・・・。
最近は現金、カードどちらでも支払えるお店が増えてきました。
勿論、カードが使えないお店もありますので、
懐が寂しい場合は、入店時や注文前に確認を。
初めての訪問で1杯だけの場合なら、
出来れば現金の方がスマートではあります。
その理由は、カードでの支払い時、
その手数料はお店側が支払うので、手数料分利益が減ります。
また、カード決済のシステムによっては、
支払い完了までの期間はお店側に儲けがありません。
これ等の理由で、少額ではカード決済をしない方が望ましい。
と、されています。
ただ、正直な所、これはライフスタイルにも影響する点なので、
どちらでもお好きな方で良いと思います。
勿論、通い始めて仲良くなったバーなら1杯だけでもカード払いで全く構わないと思います。
バーでお会計を現金で支払うと、お釣りを新札で返してくれることも!?
バーによっては現金で支払うと、お札のお釣りを新札で返してくれます。
これには、
「バーに嫌な事やしがらみ等を置いて帰ってもらい、
お客様に新たな気持ちになってもらって送り出したい」
といったメッセージも込められているとか(諸説あります)
勿論、敢えて新札を用意していないお店もあります。
新札で返して貰った際に、理由を尋ねてみてはいかがでしょうか。
そのお店の新たな魅力や気遣いに出会えるかもしれません。
バーの気になるQ&A⑦バーテンダーは何と呼ぶべき?
- Qバーテンダーの方をなんて呼んだらいいですか?
- A
普通に「バーテンダー」や「マスター」がおすすめ。
通いなれたお店なら名前で呼ぶのもあり。
バーテンダーを略して「バーテン」と呼ぶ方も時折いらっしゃいますが、
バーテンという言葉自体があまり良い意味ではなく、
それに良い印象を持っているバーテンダーも殆どいないと思います。
やはりここは、親しみを込めて「バーテンダー」や、
「マスター」と呼んだ方が、行きつけにするお店に対しての礼儀だと思います。
勿論、親しくなったならお名前で呼んでも良いと思います。
お酒を作っている時のちょっとしたマナー
バーテンダーの仕事は多岐に渡りますが、
最も真剣な表情になるのは、
お客様にドリンクを提供する時だと思います。
このドリンクを作っている時には、
出来るだけ話し掛けない様にするのがスマートです。
絶対に守らなければならないマナーというワケではありませんが、
覚えておいて損はないと強くお伝えします。
自分が頼んだドリンクを作成中であればまだしも、
他のお客様がお願いしたドリンクを作成中の場合は、
やはり、その所作や味を一番の楽しみにしているお客様もいらっしゃるワケです。
シェイカーを振る心地よい音自体も楽しみの1つ。
それを邪魔するのは、やはりスマートではないと思います。
勿論、全てのお店がそういうワケではありません。
楽しくお話に華を咲かせながら、
ドリンクも作ってくれるバーテンダーがいるお店も多くあります。
その辺は、お店の特徴でもあるので、様子を見ながら変えては如何でしょうか。
バーの気になるQ&A⑧注文する時はどうすればいいの?
- Qオーダーをしたい時はどうしたらいいの?
- A
普通にすいませんとバーテンダーを呼んでいいです。
スマートなやり方はアイコンタクトをすれば気付いて聞きにきてくれますよ!
普通の居酒屋やレストランで注文する時なら、
ボタンを押したり、「すいませーん」と店員さんを呼んだりするかと思います。
しかし、今あなたが訪れているのはオーセンティックバー。
ちょっとオシャレに注文してみませんか?
やり方はとても簡単。
バーテンダーとアイコンタクトをするだけです。
慣れたバーテンダーなら、例え他のお客様と会話をしていたとしても、
目線に気付いたら、そのお客様との会話を丁度いい所で切り上げて、
こちらに来てくれます。
グラスの中身がなければ「おかわりはいかがなさいますか?」
等、その場に合わせた言葉を掛けてくれるはずです。
この注文の仕方が出来るだけで、そのバーに馴染んだ雰囲気が出るかと思います。
まとめ
様々な疑問にお答えした今回のバー特集。
既にバーに通いなれていらっしゃる方からすれば、
至極当たり前の事ばかりだと思います。
今まで書いたマナー等は、どちらかと言うと「ゆるい」方だと思います。
ただ、それくらいのゆるい知識であっても、
何も知らないで行くのと、心構えがあって行くのとでは、
バーでの感じ方や過ごし方が変わってくるのではと思います。
厳格なマナーやルールがあるバーも街中にはあったりします。
そんなバーに足を運んだ時にも、
ある程度対応出来る様にと思って書いております。
私が一番伝えたいのは、色んなルールやマナーがあるけれど、
バーは非日常を感じられる凄く魅力的な大人の空間だという事です。
そして、決して怖がる必要はないと強く言いたいです。
もし、バーという空間や体験が嫌いでなければ、
是非色んなお店に足を運んでみてください。
そして、お気に入りの一軒を是非見つけてください。
きっと、生涯のお付き合いになる事でしょう!
そして、そんなお気に入りのお店を、是非私にも教えてください。
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