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金沢旅行記 兼六園・金沢城公園・ひがし茶屋街・にし茶屋街・長町武家屋敷を巡る定番モデルコース

金沢観光スポット③金沢城公園 広大な敷地に緑と門と櫓が連なる。今尚復元整備が続く加賀百万石の威光。

金沢

金沢城公園」は兼六園と並び、金沢観光の主軸を担うスポット。

前田利家公が入城してから、本格的な城造りが始まります。

天守は落雷により慶長7年(1602年)に焼失して以降、今日に至るまで復元されていません。

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しかし、現在でも、少しずつではありますが、二の丸御殿が復元整備される等、

着々と当時の姿を取り戻しつつあります。

因みに、この利家公の銅像がある道からは金沢城公園は入場出来ません。

道路を渡り、兼六園と向かい合う、石川門の方から入場する事になります。

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石川門をくぐると、広大な敷地が目の前に広がります。

中はとても綺麗に整備されていて、眺めも良いです。

特に三の丸広場の芝生は思わずゴロゴロと寝ころびたくなります。

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そのまま道なりに進むと、橋爪門が見えてきます。

この橋爪門が完全に復元されたのは2015年と、思っていたよりも極最近の事ですね。

橋爪門は、城を守る際に重要な場所で、隣接する五十軒長屋や続櫓には、

この橋爪門で敵を食い止める為に様々な工夫が施されています。

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折角なので、五十間長屋、そして続櫓を見学していきましょうか。

大人は320円で入館する事が出来ます。

受付では兼六園に訪問する際なら、

合わせて500円のチケットの方がお得ですよと勧めてくれます。

館内にはこの様に、城を守る為の出しの石落とし等が間近で見られます。

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見所は本当に沢山あるのですが、抜粋していくつかお届けします。

五十間長屋からは、この様に、公園内をある程度見渡す事が出来ます。

お城を守る近衛兵気分になって館内をうろうろしてみるのも楽しいですね。

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館内には、当時の建築技法をどの様に再現したかが、

模型やVTR等で詳しく展示されています。

特に天井を見上げると、本当に見事としか言いようのない職人の技術を感じる事が出来ます。

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五十間長屋を見終わったので、もう少し公園内を散策してみましょうか。

公園内には、この様に戦時中の面影も残されていたりします。

戦時中、金沢には軍用施設が数多く作られています。

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金沢城公園は今尚整備が続いているので、どこか新しい雰囲気も感じる事が出来ます。

ただ、あくまで当時の技法を再現して復元を続けている辺りが、

実に職人の街である金沢らしいと感じました。

金沢観光スポット④兼六園 日本三名園に数えられる日本庭園は、時を忘れて散策したくなります

金沢

金沢最大の観光スポットと言えば、「兼六園」を於いて他にありません。

入場料は320円とこの規模の庭園としては非常にリーズナブル。

兼六園は様々な入口が存在しています。

最も混雑する桂坂口の他、桜ケ岡口、上坂口、小立野口、真弓坂口、

そして今回私が入城した蓮池門口と入口は豊富です。

桂坂口が混雑していたので、少し歩いて蓮池門まで私は歩きました。

途中でお店もいくつかあったので、そちらで休憩するのも良いですね。

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兼六園は、どこを撮影しても本当に絵になりますね。

今回は9月の訪問だったので、紅葉にはまだまだ早い様子。

その分、混雑は紅葉の時期等に比べると大分少な目だと思います。

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園内には幾つかの茶屋が設けられており、食事やお抹茶を点ててもらう事も出来ます。

人気が高いのはやはり翠滝が見られる夕顔亭でしょうか。

この日も多くの方が、瓢池や翠滝が眺められる場所でお食事をしていました。

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絶好の撮影スポットと言えば、ご存知霞ヶ池。

園内では一番大きな池で、四季折々に変化する為、来る度に楽しむ事が出来ます。

この池の景色は本当に見事で、ついつい何度も足を止めて見てしまいますね。

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池の周りの写真は本当に沢山撮影しました。

特に松は、どれも見応えがあって、見とれてしまいました。

紅葉の時期よりも少し早いこの位の時期が一番いいかもしれません。

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この辺りは梅林ですね。

様々な梅の木が植えられています。

春には沢山の梅の花が咲き乱れる事でしょう。

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一際目立つのがこの根上松。

兼六園の名物の1つとなっているこの松は、

松の根が絡み合って、地上2mまでせり上がっているとの事。

写真は松の全景を収める為に、かなりのワイドで撮影しているのですが、

それだけ大きく迫力があります。

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こちらは明治紀念之標。

中央には日本武尊像が雄々しく立っています。

西南戦争で戦死した郷土軍人を慰める為に建てられたとのこと。

金沢

兼六園には他にも、様々な見所があります。

季節やタイミング次第で、様々な昆虫や鳥達との出会いもあります。

また、至る所に人の手が入っていて、景観維持に努めている事が分かります。

特に川や池はこういった日本庭園の中では屈指の美しさだと思います。

金沢観光スポット⑤長町武家屋敷跡界隈 大野庄用水を中心に街全体がまるで映画のセットの様

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お散歩コースに最適なのが「長町武家屋敷跡界隈」。

街全体が本当にタイムスリップしたかの様な、趣きのある景観がそこかしこで見られます。

観光スポットもあれば、普通の民家もあるので、迂闊に中へ入らない様な注意が必要です。

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今回は、そんな中から武家屋敷跡 野村家を覗いていくことにしましょう。

この武家屋敷跡では最もメジャーな観光スポットです。

入場料はおとな550円と、兼六園等と比べるとややお高めではありますが、

中々に見る価値ありな施設となっています。

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入口にはいきなり実際に着用されたとされる鎧が。

野村家は前田利家の直臣として仕えました。

奉行職を歴任されたとのことなので、当時としても相当位の高い、正しく名家ですね。

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順番が少し前後しますが、先に様々な品が貯蔵されている鬼川文庫へ足を運んでみましょう。

こちらには、刀や書状等、歴史的価値の高いものがいくつか展示されています。

これは思わずうっとりしてしまう程の輝きを今尚放つ、脇差。

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金沢と言えば蒔絵や金細工。

こちらは重箱に、宝船を描いたものです。

これは本当に見事としか言いようのない美しさでした。

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この組石は金沢城の石垣として切り出されたものだそうです。

こういったものの細かな由来や歴史を知れるのも観光の楽しみですね。

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この武家屋敷内にも見事なお庭があります。

屋敷自体は割とコンパクト且つ、人気が高いスポットなので、

割とすぐ混雑する為、落ち着いて見る事が難しいのはちょっと残念かも。

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池には大きな鯉が悠々と泳いでいます。

鯉に別れを告げ、少し駆け足で館内をもう少し見て回ります。

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どんどん奥に進んでいきます。

ちょっとしたスペースにもこういった庭が造られていて、

実に風情がある施設です。

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一番奥の2階には茶室が設けられています。

私個人としては、ここが一番おすすめしたいスポットになりますね。

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茶室はにじり戸となっており、かがんで入らなければなりません。

今でも実際に、有料ではありますが、

お抹茶と干し菓子をこちらでいただく事が出来ます。

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お抹茶利用される方がいらっしゃる場合は、

こちらの茶室は利用者以外入室不可になるのですが、

今回はタイミング良く、普通に中へ入る事が出来ました。

正座して外を眺めるとこの様な視線になり、お茶を点ててもらう際にも、

客人がしっかりと中庭も楽しめるように計算されて造られている事が分かります。

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この茶室やお隣の控えの間の見所は天井にもあります。

それぞれで、天井の造りが違う他、技法や材質も全く違うものを使っています。

客人に対してはこういった細かい所まで一層のもてなしが意識されていて素敵ですね。

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近隣には旧加賀藩士高田家跡等、他にも自由に散策出来るスポットが数多く点在します。

のんびり散歩しながら見て回ると、多く見積もって1時間強といったところでしょうか。

途中にはお茶屋さん等もあるので、カップルやご夫婦で散歩するには打ってつけだと思います。

金沢と言えば「食」!今回は回転寿司店を中心に堪能しました!勿論、カレーやおでんも!

すし、寿司、鮨

金沢と言えば、観光ともう1つの楽しみがあります。

それが美味しい食事

特にお寿司は、地方からも態々そのお店だけを目的に訪れる方もいらっしゃる程。

残念ながら今回は、スケジュールに余裕がなかった他、

予定していたお店が急遽、臨時休業となってしまった為に、

個人店でのお寿司を食べる事が出来ませんでした。

ですので、回転寿司を中心に巡る事にしました。

金沢

因みに写真はもう1つの金沢名物のカツカレー。

こちらはターバンカレー総本店でいただいたもの。

いかにも金沢カレーという味で、美味しかったです。

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更に金沢と言えばおでん。という事で、本当は「黒百合」に行きたかったのですが、

黒百合はどの時間帯覗いてみても長蛇の列になっていました。

駅近くにはもう1つ、「かなえきのちくわ」が店を構えています。

が、こちらも私が窺った時間には殆どの具材が既に完売。

特に名物のちくわが食べられなかったのは残念でしたが、

折角なので、卵と麩をいただきました。

優しい御出汁の味が良いですね。

金沢・回転寿司① もりもり寿しのランチセットはとってもリーズナブル!

金沢

金沢の有名回転寿司の1つである「もりもり寿し」

コスパがよく、1つ1つのネタが大きいのが特徴的ですね。

ランチだと日替わりのお味噌汁がついてきました。

金沢

折角なので、上ランチをオーダー。

品数は御覧の通りで、実際に見てみるとやはりネタが大き目です。

今回食べた中では最もスタンダードなお寿司だと思います。

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お味噌汁はあら汁ですね。

丁度お腹が減っていたのもあって、ペロリと食べきれました。

もりもり寿しは関東にも進出しているのですが、

価格帯に関してはランチ等の場合、金沢で食べた方が圧倒的にリーズナブルですね。

混雑さえ無ければ中々コスパは高いと思います。

金沢・回転寿司②まいもん寿司 最も有名と言っても過言ではない超人気店

金沢

金沢の回転寿司では最も有名と言っても過言ではない超人気店の「まいもん寿司」

ランチだと海苔汁がサービスとなっている他、お得なランチセットが多数揃います。

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今回は北陸まんきつ握りをオーダー。

のどぐろや甘えび、そして白えびと、金沢に来たら是非食べたい鮨ネタも入っています。

海苔汁は正しく海苔汁という見た目で、青海苔がギッシリと入っています。

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金沢まいもん寿司も、関東に進出しているのですが、

こちらも同じく、金沢で食べる方が圧倒的にリーズナブルです。

流石に超人気店だけあって、その味は確かなもの。

安定感があり、都内と比べると満足度は確かに高いです。

金沢・回転寿司③のとめぐり ダークホースであり、驚く程のコスパと接客の良さで今回の金沢滞在で一番の高評価!

金沢・のとめぐり

最後に訪れたのは2021年4月にクロスゲート金沢内で開業したばかりの「のとめぐり

旅の最後ということで、ランチセットの特上をオーダー。

こちらのお寿司は本当に驚きました。

このお寿司は、最早回転寿司のレベルでは全くないです。

どのネタも本当に上質で、手間が掛かっている事が食べてすぐ分かります。

金沢・のとめぐり

あら汁に関しても、すごく上品な味付け。

あまりの美味しさにセット以外も数貫注文したのですが、

そのどれもが美味しく、これは是非皆さんにおすすめしたいなと思いました。

上記2店と比べるとまだまだ知られていないからか、殆ど待つ事もなく入る事が出来ました。

ただ、この味が認知されたら、超人気店になる事は間違いないと私は確信しています。

コスパに関しても、上記2店と比べても全く遜色なく、

握りの味を考えると圧倒的にこちらののとめぐりを私はおすすめしたいです。

次回金沢に行った際も、絶対立ち寄ろうと思う位、心に強く残ったお寿司となりました。

金沢旅行記 まとめ

金沢

今回、金沢は2泊3日の滞在でしたが、スケジュール的にはかなり過密でした。

と言うのも、台風が近付いていた為に、

2日目の天気があまり芳しくない事が前日から分かっており、

ほぼ1日で、メジャーな観光名所を周りきらなくてはならなくなったからです。

今回は、本当にメジャーなスポットだけ立ち寄りましたが、

21世紀美術館を筆頭に、様々な美術館や工芸館へも立ち寄るとなると、

2泊3日では到底周りきる事が出来なかったと思います。

また、思っていたよりも各観光スポットに距離があり、

バス移動を本当に上手に使いこなさないと、空白の時間が出来易い事も分かりました。

今回の経験を活かし、次回はもう少し上手に金沢巡りが出来れば良いなと思っています。


金沢・のとめぐり

今回は残念ながら、町の寿司店に足を運ぶ事が出来ませんでしたが、

その代わりにのとめぐりという優良店に巡り会えたのは本当に幸運でした。

正直な感想を申しますと、前述の2店は、

私

コスパは確かに良いけれど、

味はこんなものかぁ・・・

と、あまりにも期待値が高かった為に、少し落胆した程でした。

勿論2店とも十分美味しいのは言うまでもないのですが、

少し物足りなさを感じていたのは事実です。

のとめぐりはその期待を大幅に上回ってくれました。

次回金沢へ行くのが更に楽しみになりました。

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