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ラグジュアリーカードをホテル好き目線で解説!意外とホテル特典が充実!狙うべきは年会費11万円のブラックカード?

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luxurycard、ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードというクレジットカードを皆様ご存じでしょうか。

2008年にアメリカで創業され、

日本には2016年に上陸し、徐々にその勢力を拡大してきました。

その名の通り、「ラグジュアリー」な特典が多く付帯されており、

昨今ではインスタグラム等で広告を見掛ける事も多いのではないでしょうか。

今回は、新興クレジットカード

ラグジュアリーカード

その特典を、ホテルラバー目線で徹底解説していきます。

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ラグジュアリーカードの特徴①ステンレス+カーボンの異素材カードデザイン

luxurycard、ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードの最大の特徴と言えば、そのクレジットカードの素材。

クレジットカード業界でも極めて珍しい

金属製

に拘ったクレジットカードとなっています。

表面はステンレス、裏面はカーボン素材となっており、

耐久性と重厚感に優れたカードデザインは、唯一無二の魅力があります。

また、2021年後半にカードデザインが刷新され、

更に現代的な縦型のデザインへと生まれ変わりました。

ラグジュアリーカードの特徴②全カードがマスターカード最上位クラスのWorld Elite™ Mastercard®

luxurycard、ラグジュアリーカード

マスターカードには、カードによってマスターカード独自の特典を利用出来る場合があります。

以前はかなり細分化されていたのですが、

現在は5種類にカテゴリー分けされている様子。

  • スタンダード
  • ゴールド
  • プラチナ
  • ワールド
  • ワールドエリート

今回取り上げているラグジュアリーカードは、

何と全カードで最上位のワールドエリートの特典が利用出来ます。

日本国内でマスターカードのワールドエリートを利用出来るクレジットカードは極僅か。

ラグジュアリーカードが如何にカード特典を重要視しているかが良く分かりますね。

ワールドエリートの特典は非常に多岐に渡ります。

代表的なのがコース料理を1名無料で楽しめる「ダイニングby招待日和

他にも、国際線手荷物無料宅配や、空港クローク優待サービス等、

特に旅行やグルメ関連の特典が充実しています。

ラグジュアリーカードの特徴③唯一無二の特典が充実!カード限定イベントも多く開催!

レストラン

ラグジュアリーカードには、常時利用出来る特典の他、

様々なグルメイベントや会員限定イベントへの招待が届きます。

通常のルートでは中々手に入らない様な商品を特別に先行予約出来たり、

会員限定のイベントに参加出来たり等、

クレジットカードでも別段イベントの数が多い印象です。

特に、ラグジュアリーカード独自のイベントが多いのは魅力の1つだと思います。

ラグジュアリーカードは全4種類!また、インビテーションの更なる上位カードも存在!

luxurycard、ラグジュアリーカード

ここからは各種ラグジュアリーカードの概要を見ていきます。

まず最上位に君臨しているのがブラックダイアモンドカード。

カードの左上に本物の天然ダイヤモンドが圧入されています。

クレジットカードでも珍しい入会金制度を導入しており、その金額110万円。

更に年会費は66万円と、クレジットカードとしては超高額の年会費となっています。

勿論、完全招待制となっており、難易度の高さは計り知れません。

luxurycard、ラグジュアリーカード

次点となるのはゴールドカード。

他のクレジットカードのランクと違い、

ゴールドカードが通常申し込み出来る最上位カードとなっているのも特徴的。

しかし、最上位たる所以は、カードの左上に掲げられた24Kの文字。

何とカード自体に24Kのコーティングが施されており、

カードそのものの価値も高まっているという拘り。

年会費は22万円と、他のクレジットカードを大きく上回る価格帯となっています。

luxurycard、ラグジュアリーカード

2022年2月には新色のローズゴールドカードも登場。

こちらはスペックはゴールドカードと全く同じで、カードデザインのみ変更されています。

因みに、このカードデザインは日本限定のカードデザインだそうです。

24Kではなくなりましたが、可愛らしいデザインは女性に人気が出そうです。

luxurycard、ラグジュアリーカード

続いて、ブラックカード

年会費は11万円とこちらもかなりの高額クレジットカードとなっています。

マットブラックでシックなデザインとなっており、

ラグジュアリーカードを代表する1枚になっています。

カード特典もこのブラックカードから解放されるものがかなり多く

ラグジュアリーカードとしても、

このブラックカードがメインストリームというのを意識しているのでしょう。

後程更に特集・解説致しますが、

個人的には最もコスパが優れているのがこのブラックカードではないかと思います。

luxurycard、ラグジュアリーカード

そして、最下位カードとなるのがこのチタンカード

年会費は55,000円と、最下位とは言え、

こちらも高額クレジットカードとなっています。

最下位とは言え、カードの特典はこのクラスのクレジットカードとしてはかなり豊富

年会費を抑えつつ、ラグジュアリーカードの特典を確かめたい方には

お勧めしやすい1枚となっています。

ラグジュアリーカードの特典一覧 ブラックカード以上の充実っぷりが素晴らしい!

luxurycard、ラグジュアリーカード

こちらでは、ラグジュアリーカードの代表的な特典やカードの特徴を見ていきます。

本当に多岐に渡る為、代表的な特典に絞って解説していきます。

概要・特典チタンブラックゴールド
年会費55000円110000円220000円
家族会員16500円27500円55000円
還元率1.0%1.25%1.5%
マイル還元率0.6%0.75%0.9%
コンシェルジュ電話のみメールOKメールOK
新生銀行プラチナ
プライオリティパス
国際線手荷物宅配無料〇往復3個〇往復3個〇往復3個
美術館無料△常設展のみ〇企画展も
金曜日のみ
同伴者1名まで無料
◎企画展も
同伴者1名まで無料
ホテル特典
東急ホテルズステータス
ラグジュアリーリムジン×
往路のみ

往路・復路のどちらか片道
ラグジュアリー
アップグレード
ラグジュアリー
ソーシャルアワー

一部のみ

限定イベントあり
ラグジュアリーカード
ラウンジ
旅行損害保険1億2千万円1億2千万円1億2千万円
航空機遅延保険4万円4万円4万円
ショッピング保険300万円300万円300万円
映画無料優待月1回月2回月3回
限定イベントへの参加

以上が現在も提供されている代表的な特典です。

一覧にすると分かりやすいのですが、

チタンカードは△マークが多いのが分かります。

これは、特典そのものは利用出来るものの、

特定の条件があったり、有料のみだったり、場所が限られていたり等、

チタンカードは多くの制限があります。

一方、ブラックカード以上は、ほぼ全ての特典を制限なく利用する事が出来ます

その為、ラグジュアリーカードを真に満喫するには、

ブラックカード以上が望ましいと言えるでしょう。

ラグジュアリーカードの弱点 特典を使わない・使えない場合は無用の長物に・・・

luxurycard、ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードの魅力は、やはり数多ある特典。

クレジットカードでは最上級と言っても過言ではない程、素晴らしい特典が沢山待っています。

その一方で、他の要素を見てみるとやや厳しいと言わざるを得ない点も。

まず、マイル還元率は相当悪いです。

チタンカードでは0.6%と、かなり寂しい数値となっており、

はっきり言って、マイルに交換する価値は皆無と言って良いでしょう。

通常の還元率こそ、チタンカードで1%と標準レベルですが、

ゴールドカードでも1.5%までと年会費の割に、還元率は大きく変わりがありません。

他にも、特典の多くが東京近郊等の都市部にかなり集中しており、

そもそも日常的に特典が使えない地域の場合は、特典の価値が大きく目減りする等、

特にブラックカード以上を持つ意味は限りなく0に等しくなります。

その為、このラグジュアリーカードを取得するか否かは、

どこまで日常的にラグジュアリーカードの特典

利用出来るかどうかで決まってくるのではないでしょうか。

ホテルラバーから見たラグジュアリーカードの特典 VIPホテル優待はアメックスプラチナのファイン・ホテル・アンド・リゾートに匹敵!

ホテル、ルーム、部屋、客室、ベッド

では、私の様なホテルラバー視点でラグジュアリーカードの特典を改めて見て行くことにします。

ラグジュアリーカードは、ホテル系の特典が思いの外充実しています。

ラグジュアリーカードのホテル系特典は次の通り。

  • VIPホテル優待
  • 東急ホテルズコンフォートメンバーズ上級会員付与
  • プリファード ホテルズ&リゾーツ上級会員付与
  • プライオリティパス
  • 宿泊予約サイト最大12%オフ

やはり注目はVIPホテル優待

こちらは全カード共通で受けられる特典です。

対象のホテルは何れも国内を代表するホテルばかり。

帝国ホテル東京、パレスホテル東京、オークラ東京、

ニューオータニ エグゼクティブハウス禅と言ったホテル四天王を筆頭に、

リッツ・カールトンを含めたマリオット系、

IHG、ハイアット、ヒルトン系といった外資系ホテルも余すところなく対象です。

特典内容は、ホテルによって多少差異がありますが概ね次の通り。

  • 毎日の朝食2名無料
  • 100米ドル相当のホテルクレジット
  • ウェルカムアメニティ
  • 客室アップグレード
  • アーリーチェックイン
  • レイトチェックアウト

アメックスプラチナにもファイン・ホテル・アンド・リゾートがありますが、

その特典にほぼ匹敵する内容となっています。

特にチタンカードの場合は、年会費を考えると相当コスパに優れたホテル特典になります。

他にも注目のホテル特典は、東急ホテルズステータスマッチ

コンフォートメンバーズのゴールド会員に無条件でなれる特典です。

ゴールド会員の特典はそこまで豪華ではないのですが、

客室アップグレードやウェルカムドリンク等、

回数こそ限られていますが、滞在時に快適になる特典が含まれています。

また、プリファード ホテルズ&リゾーツの上級会員特典も付与されています。

ブラックカード以上なら最上位のエリート会員に。

チタンカードならエクスプローラー会員になる事が出来ます。

こちらも、上位会員であっても特典が豪華になるわけではないのですが、

ウェルカムアメニティが追加されたり、ポイントボーナスや、

レストラン利用時の特別優待があったり等、

滞在時に更に快適に過ごせる特典が充実するようになります。

直接ホテルライフに関係する要素ではないのですが、

海外旅行時に重宝する空港ラウンジの有料会員制度、

プライオリティパスが無料で付帯するのも見逃せない点。

家族会員も含めて、年会費429$も掛かるプレステージ会員を無料で利用する事が出来ます。

プライオリティパスは、他の最上位クレジットカードでも付帯されていない事も多く、

また、付帯されていても会員本人のみ無料という事も多いので、

このプライオリティパスを利用するだけでも、チタンカードは年会費を大幅にカバー出来る等、

コスパ面ではかなり重要な特典の1つとなっています。

ホテルバー好きにおすすめな「ラウンジアワー」ホテルバー・ラウンジで超お得に限定セットが楽しめる!

アンダーズ東京

ホテルバー好きな方におすすめなのが、

ラグジュアリーラウンジアワーと呼ばれる、

ラグジュアリーカード限定のセットメニューが楽しめる特典。

対象ホテルは限られますが、

アンダーズ東京やザ・キャピトルホテル東急、マンダリンオリエンタル東京といった、

都内でも有数のホテルバーで、特別なセットメニューをリーズナブルに楽しめる特典です。

価格帯は2,000~3,500円前後と幅広いですが、

どれも拘りを感じさせるセットメニューが提供されます。

ザ・キャピトルホテル東急

ホテルバー好きの私は、この金額を見た時に驚愕を禁じえませんでした。

ホテルバーの場合、カバーチャージだけで1,000~2,000円が掛かるのは珍しくなく、

更にドリンクやフードをオーダーするとサービス料も上乗せされる為、

同じ様なセットメニューをオーダーすると、

少なく見積もっても3倍以上の金額になるからです。

勿論、有料で利用する特典な為、万人に勧められるカード特典ではありませんが、

ホテルバーデビューされたい方や、ホテルバーをお得に楽しみたい方には、

是が非でもおすすめしたくなる特典となっています。

ラグジュアリーカードはホテルラバーにとって、結局ありなの?なしなの?

luxurycard、ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードは非常に優れた数々の特典が魅力的なクレジットカードという事は、

上記の解説でなんとなくご理解いただけたかと思います。

では、結局のところ、ホテルラバーに取って魅力的なカードか否か。

果たしてどちらでしょうか。

あくまで私個人の意見ではありますが、

GOODさん
GOODさん

VIPホテル優待の対象ホテルを利用するならあり!

対象のホテルバー好きな方にもおすすめ!

だと思います。

これは特にチタンカードの場合、強くおすすめ出来る1枚だと言えます。

ホテル系クレジットカードと比べると、ホテル特典自体はそこまで強力ではないのですが、

VIPホテル優待の対象ホテルに宿泊した際のコスパの良さは魅力的です。

アメックスプラチナよりも安価に、FHR級の特典を利用出来るのは素晴らしいの一言。

特に、マリオット最上級会員でも特典がやや厳しいリッツ・カールトン系に宿泊する場合、

ラグジュアリーカードの特典を見逃す手はありません。

高級ホテルがお好きな方なら、とりあえずチタンカードだけでも所持するのは

十分魅力的な選択肢の1つだと思います。

ラグジュアリーカード まとめ ホテル特典目当てならチタンカードを!ラグジュアリーカードを真から楽しむならブラックカードを!

luxurycard、ラグジュアリーカード

今回はラグジュアリーカードを特集致しました。

取り上げた経緯としては、マリオットアメックスプレミアムが思いの外厳しい条件になり、

その代替カードを探している時に、一番代替カードに相応しいかもと思ったからです。

ポイント制度はマリオットアメックスプレミアムと比べるとかなり見劣りする他、

外資系ホテル上級会員付与等もないので、完全な代替カードには成り得ませんが、

補助的な役割として所持するカードにはピッタリではないでしょうか。

今回、チタンカードを所持している知人に話を伺いましたが、

やはり決済用というよりも、あくまで特典を享受するカードとして所持しているとのこと。

最下位のチタンカードであっても年会費は55000円と、

決してリーズナブルなカードではありませんが、

プライオリティパスを筆頭に、年会費を大幅にカバー出来る特典が多く、

上手く使いこなせれば、年会費以上の価値を見出すことは十分可能なカードだと思います。

特典に関しては、チタンカードだと条件付きでの利用となる特典も多い為、

真にラグジュアリーカードを楽しむならブラックカードがおすすめです。

ただ、年会費は110000円とチタンカードの倍になり、

日常的に特典を利用しない限りは、中々年会費を上回る価値を見出すのは難しくなってきます。

ご自身の生活環境や、良く利用する地域と、特典が使える場所を把握し、

日常生活に特典も取り入れる事が出来るなら、

是非ブラックカードに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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