2021年も残りわずかとなりました。
今回は、2021年、そしてコロナ禍真っ只中だった2020年の
私のまとめをしていきたいと思います。
ハイビジネスホテルに乱泊した2年間
当サイトはそもそも、コンラッド東京を筆頭に高級ホテルに惚れ込んだ私が、
基本的には高級ホテルのみを扱うサイトとしてオープンしました。
そんな高級ホテルに逆風が吹き荒れたこの2年。
ホテルレストラン、ホテルバーが軒並み休業となり、
宿泊時のサービスも大幅に縮小されました。
特にクラブフロアは致命的なサービス縮小を余儀なくされ、
代替えサービスがホテルレストランにて提供されることも多かったです。
その分、価格帯は控え目ではあるのですが、
これではクラブフロアらしさは皆無に等しい。
また、本来の姿をサイトにてお届け出来ないのは、心苦しく、
更にコスパ的にもそこまで良いとは言い切れず、
クラブフロアへ宿泊する事は殆どありませんでした。
新型コロナウィルスで高級ホテルが苦戦する中、
私が注目したのはコスパの良さと魅力的な付帯施設を武器に、
高評価を叩き出すハイビジネスホテルです。
私自身、今までビジネスホテルはあくまで泊まる場所という認識でした。
高級ホテルよりは安いと言っても微妙に高いし、部屋は狭いし、使い辛そう・・・
こんな風にずっと思っていました。
ある日、知人と話をしていた時のこと。
この間泊まったドーミーインが凄く良かったんだよ
知人は旅好きで、旅先でも様々な高級ホテルに何泊も泊まっていらっしゃる方。
そんな方から、まさかビジネスホテルの名前が飛び出すとは思ってもおらず、
興味を持って色々と調べはじめたのが切っ掛けでした。
ただ、その当時はドーミーインに宿泊するつもりは無かったのです。
と言うのも、いくら勧められたとは言え、
ドーミーインはあくまでもビジネスホテル。
当サイトを楽しみにしてくださる方とは、
少しターゲットが違うのではと思っていたからです。
ハイビジネスホテル乱泊のきっかけとなった「御宿野乃浅草」
そんな折、目にしたのが、御宿野乃として東日本に初めて誕生した
「御宿野乃浅草」
温泉施設もあり、ドーミーインらしい食事もあり、
更には、価格帯も割とリーズナブルな日を発見する事が出来ました。
丁度、コロナ禍で高級ホテルが軒並み休業、サービス縮小が発表された時期。
また、浅草の観光客が激減し、街全体に元気がないということもあり、
何か間接的にでもお手伝い出来ればと思っての宿泊でした。
この御宿野乃浅草は、宿泊記をお届けする程、素晴らしいハイビジネスホテルでした。
実際に宿泊してみると、宿泊と温泉のみに特化した割り切った施設、
それでいて、細かなサービスが沢山あって、良コスパを感じさせる演出、
更にはビジネスホテルとしては大満足の朝食と、
今までのビジネスホテルの概念を完全に覆される衝撃的なホテルでした。
このクオリティなら、当サイトにいらっしゃる方も、興味を持ってくださるのではないか。
この御宿野乃浅草を切っ掛けに、私のハイビジネスホテル乱泊がスタートします。
それこそ、私としては珍しく月2回は必ずハイビジネスホテルへ宿泊していました。
当サイトでお届けしている宿泊記は、
その中から何かしら特筆すべき理由があるホテルのみを抽出してお届けしています。
ハイビジネスホテルの到達点を垣間見た「リッチモンドホテルプレミア浅草」
ハイビジネスホテルで外せないと言えば、リッチモンドホテルプレミア浅草。
このホテルはリクエストがあって宿泊しましたが、本当に驚きました。
今まで数多くのハイビジネスホテルに宿泊しましたが、
全体的な質の高さ、居心地の良さ、景色の美しさ、
そして朝食の素晴らしさは間違いなくトップクラス。
実際に他の東京都内リッチモンドホテルも何軒か宿泊しましたが、
リッチモンドホテルが良いというよりは、
このリッチモンドホテルプレミア浅草が突出して優れていると言えるでしょう。
正直なことを申しますと、このリッチモンドホテルプレミア浅草に宿泊してから、
ハイビジネスホテルへの興味は相当薄れてしまいました。
と言うのも、これ以上のクオリティを持ったハイビジネスホテルは、
恐らく東京都内にはないだろうと私が思ってしまったからです。
来年に予約している数軒のハイビジネスホテルへの宿泊をもって、
暫くはハイビジネスホテルに泊まることはないと思います。
それ程までに、リッチモンドホテルプレミア浅草は、
私のハイビジネスホテルの概念と基準を変えてしまうホテルでした。
チケット・特典消費の為だけに宿泊した高級ホテル IHGとの相性の悪さは相変わらず
10月に緊急事態宣言が解除され、11月には漸く高級ホテルも日常を取り戻しつつありました。
ホテルレストランのランチ・ディナーが曜日限定ではあるものの復活をはじめ、
クラブフロアも少しずつではありますが、サービスが戻ってきました。
私の2021年後半の宿泊は、持っている特典やチケットを消費する為だけに
宿泊したホテルも数多いです。
IHGの2ホテルは正にその筆頭と言えるでしょう。
本当に不思議なことなのですが、私とIHGの相性は本当に悪く、
2、3回に1回は、必ずと言って良い程何かしらのトラブルに巻き込まれます。
ただ、IHGに復帰以降、不思議と嫌いになれないのがIHGの魅力なのかもしれません。
事実、来年度ANAインターコンチネンタルホテル東京のクラブフロアへ
2泊分の予約を済ませている位です。
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルも機会を見て、
新しくなったクラブラウンジを堪能しに宿泊する予定です。
トラブルが無かった時の居心地の良さは、
他ホテルにはない素晴らしいものだと思っています。
まとめ
未曾有の事態となった高級ホテル界隈。
私自身のホテルの使い方も大きく変わった2年となりました。
しかし、その変化のお陰もあって、素晴らしいハイビジネスホテルに出会う事も出来、
高級ホテルの新しい使い方や一面も見ることが出来ました。
また新規開業ホテルは今まで以上に個性的且つ魅力的で、
ホテルの新時代の到来を感じさせてくれました。
これからも、様々なホテルを応援しつつ、
1ゲストとして、楽しいホテルライフを送りたいと思います。
コメント