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御宿 野乃 浅草 ブログ風宿泊記 浅草に誕生したおすすめの温泉旅館風ハイビジネスホテル

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Go To トラベルキャンペーンから対象外とされてしまった東京。

その中でも浅草のホテル業界は深刻な状態となっています。

インバウンドが綺麗さっぱりなくなってしまった他、

ホテルや旅館がそのインバウンドに必要以上に寄り添ってしまった為、

日本人観光客が激減し、現状浅草周辺は4分の1が休業もしくは廃業状態となっています。

そんな中でも、浅草にあるホテルは、何とか日本人観光客に訪れてもらおうと、

様々なプランを立て、ゲストを呼び込んでいます。

今回私が宿泊した御宿 野乃もそんな1つ。

今回は浅草でも貴重な温泉が楽しめるハイビジネスホテルの様子をお届けします。

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御宿 野乃 浅草 コスパに優れた新世代のハイビジネスホテル

浅草駅からは徒歩10分前後、つくばエクスプレスの浅草駅からなら徒歩4分と利便性も良し。

浅草・花やしきの真向かいに位置するのがこの御宿 野乃 浅草です。

入口は2つあり、フロントがあるのは写真の入口。

一方、チェックイン後なら六区側にも入口があり、カードキーを翳せば入る事が出来ます。

簡易的な下駄箱しかない為、本当にふらっと立ち寄る程度の時に使う感じですね。

因みに、駐車場もこちらの入口側にあります。

お手製の看板がなんとも可愛らしい。

御宿 野乃 浅草の売りもしっかり書かれており、判り易いのも素晴らしいですね。

この緑色のキャラクターはドーミーイングループのマスコット?キャラクターのインコちゃん。

上手に描かれていますね。

では早速中に入ってチェックインを行いましょう。

「御宿 野乃」最大の特徴と言えば、館内全域がほぼ畳敷きなこと。

その為、エントランスでは日本らしく靴を脱ぎ、

下駄箱に収納してからホテル館内を利用する形です。

外国人にも喜ばれますし、私達日本人には懐かしさを感じさせますね。

下駄箱はブーツ等にも対応出来る縦長のタイプもちゃんとあります。

この辺りは、外国人もターゲットとしているので当然と言えば当然かもしれません。

当日は雨が降ったり止んだりの天気だったので、エントランス付近にはレンタルで傘も用意。

他にも、数こそそこまで多くはありませんが、お出掛け時に履いていける下駄があったりと、

旅館らしさがそこかしこに感じさせる様になっています。

フロントでのチェックインはかなりスムーズ。

チェックイン時にはおしぼりを貰う事も出来ます。

ただ、フロントでのみ使う様な感じなので、

このおしぼりは正直要らないんじゃないかとも思いますね。

朝食や様々な特典の説明を受け、カードキーを貰っていよいよ客室へ。

御宿 野乃 浅草 客室は手狭ながらシンプルで使いやすい

エレベーターはお馴染みのカードキーセキュリティーもバッチリ。

景色を楽しめる客室もあるのですが、今回私は一番リーズナブルな客室なので、

高層階でも景色を楽しむ事は叶わないので、階層も特にリクエストしていません。

エレベーター内も勿論畳が敷かれています。

端には荷物置き兼椅子が小さめながらも設置されています。

こういうちょっとした気遣いが何気に嬉しかったりしますね。

約14㎡とビジネスホテルらしい手狭な客室。

しかし、機能的で使い勝手は良し。

何より2019年7月に開業したばかりなので、まだまだどこもピカピカです。

早速客室を見て行きましょう。

入口左手の扉はシャワールームとトイレがあります。

バスタブがある客室はなく、全客室がシャワールームとなっています。

温泉大浴場が最大のハイライトなので、やはりそちらがメインとなりますね。

シャワールームもよくあるタイプ。

水圧もまずまずで、朝の身支度をする位なら快適です。

外国人の利用を意識してか、若干高い位置にシャワーヘッドフックがあるのが特徴。

シャンプーやコンディショナー、写真にはありませんがボディーソープは、

全てポーラのアロマエッセゴールド。

ノンシリコンのタイプで、中々にグレードの高いものですね。

これにはちょっと驚きました。

客室入って右手にはベイシンやアメニティ収納の他、冷蔵庫があります。

ドライヤーは写真左側に見切れている袋に入っています。

タオルは御宿 野乃ではなくドーミーインとなっています。

この辺のアメニティはグループで共通なのかもしれませんね。

バスアメニティに関しては本当に必要最低限。

ただ、後程紹介しますが、大浴場にはある程度揃っています。

近隣にドンキホーテやドラッグストアもあるので、

足りないものは予め持参するか、後で調達しましょう。

左下段には冷蔵庫があります。

開けてみるとサービスのミネラルウォーターが。

あら?何か器があります。忘れ物か何かでしょうか?

なんと!まさかのフルーツプレゼントでした。

季節のフルーツなので、日によって変わるのかもしれませんね。

この日はブドウと梨でした。

ちょっとしたものですが、嬉しいサービスですね。

お風呂上りにいただくことにしましょう。

右下段には湯沸かしポットと湯呑みや緑茶・煎茶が用意。

お風呂上りにホッと一息。なんてことも出来ますね。

ただ、お風呂上りには色んなサービスがあるので・・・。

それは後のお楽しみです。

ベイシンの隣にはちょっとしたクローゼット代わりのスペースが。

消毒・消臭スプレーがあるのはこのご時勢って感じがしますね。

小ぶりなボストンバッグくらいなら何とか置けるスペースとなっています。

ルームウェアは上下に分かれたパジャマタイプ。

着心地も中々良いです。

次はベッドルームです。

今回はシングル利用なのでシングルベッド。

枕元には目覚まし機能付きの時計とティッシュが。

ベッドサイドにはルームコントローラーもあり、新しいホテルらしい設備となっています。

寝心地も割と良好で、ぐっすり眠る事が出来ました。

ベッドの向かいにはテレビや電話、各種リモコン、セキュリティーボックス、

大浴場へ向かう際に荷物を入れられるカゴがあります。

ノートパソコンもギリギリ広げられるデスクではありますので、

急なお仕事対応も大丈夫そうです。

カゴはしっかりした編み込みのもの。

急に温泉旅館感が強まってきましたね。

中にはタオルや下着を入れる袋等が最初から入っています。

一応大浴場にもタオルは置いてありますが、

基本的にはこのカゴ1セットを持っていくことをおすすめします。

ご自身が入るタイミングでタオルが補充されていない可能性もありますので。

ベッドルームはこの様に締め切る事も可能です。

こうすれば、外からの音は殆どしなくなります。

細かな事ですが、しっかりと考えられて作られていますね。

因みに、私が宿泊した客室は一番端なので一応窓が付いています。

襖になっているのも日本らしくて良いですね。

細かなディテールが本当に良く作られているなと感じます。

景色を楽しむ側の客室ではない為、眺望はご覧の通り。

WINSの建物以外なにも見えません。

お馬さんの看板を眺めたらそっと襖を閉めましょうか。

以上で客室の紹介は終了です。

御宿 野乃 浅草 ハイライトはやっぱり温泉大浴場!

御宿 野乃 浅草の楽しみと言えば、やっぱり温泉大浴場です。

黒湯という真っ黒い泉質が特徴の温泉となっており、

独特な香りと少しぬめっとした質感のお湯となっています。

流石にどの時間でも人が多く、写真に収められなかったので、公式サイトや一休.comの写真で。

まず驚いたのはその広さ。

もう少しこじんまりとしたものかなと思っていたのですが、

結構広々としており、ゆっくり温泉を楽しむ事が出来ます。

変わり種としてはこの壺湯でしょうか。

温泉を文字通り独り占め出来るとてもユニークなお風呂です。

本来なら大人気のはずなのでしょうが、

コロナ渦ということもあって、意外と利用する人は少な目。

私は人が暫く浸かっていないタイミングを見計らって入る事が出来ました。

少し懐かしさも感じるちょこんと座って入るタイプのお風呂は、

不思議と大浴場よりもリラックス出来ました。

実家のお風呂がこれくらいの小さなサイズの古い風呂釜だったので、

それを思い出したのかもしれません。

温泉大浴場は本当に大満足でした。

お風呂上りにお肌のお手入れもしっかりする事が出来ます。

最近はコロナ渦中でこういったケア用品を無くすホテルも少なくないですが、

変わらず用意してくれていたのは有難かったですね。

因みに大浴場の入口付近にはコーヒー牛乳や牛乳、飲むヨーグルトの自販機がありました。

フルーツ牛乳がないのが残念でなりません。是非追加して欲しいものです。

フルーツ牛乳・・・製造中止のニュースを知りました。
私は大好きだったのですが、残念!

そういえば、そんな大浴場の入口に気になるものがありました。

アイスキャンデーボックスです。

お一人様一本までよと書かれていますね。

中には沢山の種類のアイスが入っています。

私はその中から目ざとく大好きなパルムをGET。

このサービスは期間限定の様です。

御宿 野乃 浅草 朝食も満足度高め!その他館内やサービスをチェック!

私が宿泊したのは9月の半ばだったのですが、

期間限定のサービスが多数展開されていました。

上記のアイスキャンデーボックスもそのサービスの1つ。

他には無料ドリンクサービスや朝食時にいくら丼が食べられたり、

朝に乳酸菌飲料が飲めたりするようです。

折角なので、まずは朝食から見て行きましょう。

朝食会場となるのは1階フロントはす向かいにあるお食事スペース。

写真奥の襖が全て開かれ、フードコートの様な形式で朝食が楽しめます。

本来ならビュッフェスタイルなのでしょうが、今はフードコート形式を取っている様です。

席間もそれなりに広く取られています。

お重セットが基本となっており、後は汁物、ご飯もの、おかずを自分で選べます。

私は今回期間限定となっていたいくら丼を。

ご飯も酢飯と通常の白米の2種から選ぶ事が出来ます。

お味噌汁も生姜やねぎの有無を選べたり、かなりカスタマイズ性に富んでいますね。

他にもハンバーグ等が別途おかずで追加する事が出来ました。

勿論全て朝食代に含まれていますし、おかわりも自由です。

正直なことを申しますと、全然期待していなかったんです。

ハイビジネスホテルとはいえ、元はビュッフェ形式の朝食ですし・・・。

ただ、その予想を見事に裏切ってくれました。

流石に評判の高いドーミーイングループの朝食だけあります。

絶品とまでは流石にいきませんが、朝食としては◎を付けたいくらい美味しいいくら丼です。

個人的には酢飯にするべきではなかったかなと思いましたが、

いくら自体が美味しいいくらを使ってくれているので、十分満足です。

重箱の中も、既製品は多いですが、上手に調理されていて、こちらも〇。

価格帯を考えると、朝食の満足度は他のビジネスホテルより頭一つ抜きん出ていますね。

折角なので、同じ食べ物繋がりで名物の夜鳴きそばもご紹介。

21:30~23:00まで楽しめる無料のサービスです。

ハーフサイズの醤油ラーメンが楽しめます。

お風呂上りに食べるには丁度良いボリュームとさっぱりした味が素晴らしいです。

以前他のドーミーインで食べた時は、まぁ、こんなものかなぁ思った記憶があり、

こちらも、そこまで期待していなかったのですが、

もしかすると、御宿 野乃 浅草の調理担当が料理上手なのかもしれませんね。

ドーミーイン、そして御宿 野乃の魅力を存分に堪能しました。

後は館内をちょっと探検してみましょう。

1階エレベーターホール付近には喫煙室の他、

自由に使える電子レンジや自動販売機が設置。

電子レンジがあるので、お部屋でランチやディナーを取るのも楽ですね。

浅草周辺はテイクアウト出来るお店が最近増えてきているので、

色んな楽しみ方が出来そうです。

お部屋に氷を持っていける製氷機もあります。

プラスチックカップで持っていくタイプとなっているので、

量があまり入らないのだけが難点かもしれませんね。

とは言え、お部屋で飲む時に氷が入れられるのは嬉しいです。

前述の通り、エントランスでは下駄を履いて自由に出掛けることが出来ます。

アルコールの消毒液もちゃんと備わっている為、安心感もありますね。

ちょっと下駄を履いてお散歩してみましょうか。

ホテルを出てちょっとあるくだけで、スカイツリーが近くに感じられます。

浅草寺の屋根も見えていますね。

浅草寺へは徒歩2分くらいで着くので、浅草寺へのお出掛けにも最適です。

以上で御宿 野乃 浅草の宿泊記は終了となります。

まとめ

  • コスパに非常に優れたハイビジネスホテル!
  • 温泉大浴場は広々としていて気持ちいい!
  • 朝食はかなり美味しい!夜鳴きそばも是非楽しんで!
  • 不満という不満を見つける方が難しいくらいこの価格帯ではおすすめ筆頭!

御宿 野乃に初めて宿泊しましたが、ここまで質の高いホテルだとは思いませんでした。

最近乱泊しているハイビジネスホテルではトップ3に入ると自信を持っておすすめ出来ます。

温泉、朝食、夜鳴きそばと長所もハッキリしている他、

客室やホテルの雰囲気等、全体の平均点が総じて高めです。

今回は、繁忙期ではない他、コロナ渦中という事もあり、

コンシェルジュにもゆとりがあったからこそ、この高評価になったかもしれません。

今回もRelux経由での予約。

しかも5,000円割引クーポンを貰っていたので、

実質支払った金額は3,000円弱と、これまたかなりお手頃な価格で宿泊出来ました。

とは言え、本来の金額であっても朝食込みで8,000円足らずと破格なことに代わりはなく、

御宿 野乃 浅草のファンにすっかりなってしまいました。

本来は1万円前後~の宿泊費となっているはずなので、

是非お手頃な価格帯の時にお試しで宿泊してみては如何でしょうか。

週末等の繁忙期でなければ、息抜きに最適なホテルだと自信を持っておすすめします。

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