今回宿泊記をお届けするのは
「横浜ベイホテル東急」
ホテルそのものは開業25周年を迎え、みなとみらいでも歴史の長いホテルの1つになりました。
旧パンパシフィックホテルからそこまで大きな変化があったわけではないのですが、
名称変更時や定期的に度々リニューアルが施されています。
横浜ベイホテル東急 みなとみらい駅・クイーンズスクエア横浜直結で利便性は高め。
横浜ベイホテル東急はみなとみらい駅にほぼ直結の複合施設
「クイーンズスクエア横浜」内にあり、駅から徒歩数分です。
みなとみらい周辺では、利便性の高いホテルの1つとなっています。
滞在した日はスポーツ雑誌、Numberの表紙ポスターやタペストリーがフロントを彩っていました。
ホテルのフロントは2階なので、1階からは中央の螺旋階段やエレベーターで向かいます。
因みに、クイーンズスクエア横浜の2階からも直結しており、
メインの入口は2階となっていますが、
現在入口付近が改装工事中で見栄えがあまり良くありません。
横浜ベイホテル東急のイメージと言えば、この吹き抜けのデザインではないでしょうか。
Numberの表紙パネルは横浜と縁の深い野球が表紙のものを中心に。
1階は各種ブティックやフラワーショップが入口付近にオープンしています。
横浜ベイホテル東急 最大のBADポイントはチェックイン。長蛇の列は辟易としてしまうかも・・・クラブフロアなら回避可能!
私がこの横浜ベイホテル東急に宿泊するのはコロナ過以来でかなり久しぶりです。
今回は、宿泊プランの都合で、横浜ベイホテル東急で初めて通常フロアでの宿泊となります。
まず、初めに提言しますが、やはりこのホテルはクラブフロアで宿泊すべきです。
その理由は最大のBADポイントともなる「チェックインの長蛇の列」です。
今回、初めて通常フロアでの宿泊になったのですが、
このチェックインに並ぶだけで軽く30分位掛かります。
私はチェックイン時間の15:00丁度位に到着して、その位の時間が掛かったので、
少しでも遅れた方はもっと長い時間をフロント前で並んで過ごしていたかと思います。
チェックインに掛かる時間が長い事を想定してか、1階、2階と座れる場所は豊富です。
しかし、全宿泊ゲストの同伴者が座れる程の席数では決してありません。
タイミングが良ければ、同伴者を座らせて待ってもらう事は出来ますが、
そうは言っても30分近くチェックインに時間を取られます。
もし通常フロアで宿泊する際、同伴者には1階入り口前のカフェ・ド・クリエ等で、
コーヒーでも飲みながら過ごして貰うという方法を取っても良いと思います。
クラブフロアなら長蛇の列を横目にスルーして、クラブラウンジでチェックインする事が可能です。
他にも様々な点でクラブフロアでの宿泊と通常フロアでの宿泊は雲泥の差があります。
客室の様子をお届けする前に断言するのは稀ですが、
やはり横浜ベイホテル東急はクラブフロアに宿泊してこそ魅力的なホテルだと改めて断言します。
一応、東急ホテルの公式サイトでWEBチェックインが出来、
WEBチェックイン済みの方は少しだけ早く列から抜けてチェックインする事も可能です。
ただ、この制度も私は今回初めて知りました。
長年コンフォートメンバーズの私でも全く知らなかった位なので、
ご存知の方は少ないのではないでしょうか。
さて、チェックインでかなり躓きましたが、早速お部屋へと向かいましょう!
横浜ベイホテル東急 エグゼクティブ ツイン ベイビュー 快適なバスルームでのんびり優雅なバスタイム!
今回予約したのはエグゼクティブツイン ベイビューです。
通常フロアの中では下から2番目のカテゴリーランク。
そしてエグゼクティブの中では最上位のベイビュールームとなっています。
因みにデラックス<エグゼクティブ<ラグジュアリー<グランドコーナー
の順番で客室ランクはあがっていきます。
まずは一番手前のクローゼットから見ていきましょう。
使い捨てスリッパ、靴ベラ、シューミット、洋服ブラシ、消臭スプレー、ハンガーも多数。
バスローブは10~22階のエグゼクティブツイン以上、
そしてエグゼクティブキング以上の客室に備わっています。
反対側にはセキュリティボックスと引き出しにはナイトウェアが収納。
セキュリティボックスは年季が入っていますね。
ナイトウェアはワンピースタイプのスタンダードな着心地です。
それでは、バスルームを見ていきましょう。
姿見の役割を果たす扉の向こうにバスルームがあります。
バスルームの照明は独立タイプとなっているので、就寝時には要チェックです。
写真だとやや広さを感じ辛いですが、広さは十分で使い勝手も良いです。
特にバスタブの長さは特筆すべき点。
非常に快適なバスタイムが約束されています。
トイレットとシャワーブースが分かれているのも嬉しい点。
横浜ベイホテル東急は一部上位ランクの客室を除き、
ウェットエリアは同じ様な間取りとなっています。
シャワーは通常のシャワーと固定式のシャワーの2種類。
どちらも高層階とは思えない程に水圧良好。
特に固定式のシャワーは2段階の切り替えが出来、ジェットシャワーが気持ち良いです。
やや清掃不備が目立つのは気になるところ。
特に天井のカビは気になる方は気になるかと・・・。
トイレットは至ってスタンダードなタイプ。
トイレットペーパーがこの様な剥き出しになっているのも最近は滅多に見なくなりましたね。
バスアメニティはエグゼクティブ以上だと割と豊富に用意されています。
バスソルトやボディスポンジも。
トイレタリーはタルゴの下位ブランドとなるタラサジャポン。
洗顔料や化粧水、乳液も用意されているのが嬉しい点。
ウェットエリアに関しては、シャワーブースの清掃不備を除けば、概ね満足です。
特にバスタブは長さがあり、ゆったりとバスタイムを過ごす事が出来ました。
横浜ベイホテル東急 エグゼクティブ ツイン ベイビュー ベッドエリアは程々な広さ!お水はウォーターサーバーで補充!
それでは、ベッドエリアを見ていくことにしましょう。
客室の広さは38.6~40.5㎡とややバラつきはありますが、まずまずの広さです。
ほんのりと香りがするポプリがお部屋の片隅に。
手前には椅子が2脚と丸テーブルも。
やはりツインルームなら椅子が2脚ある方が良いですね。
クイーンズスクエア横浜ではテイクアウト出来るお店も多いので、滞在時は何かと重宝します。
写真奥にはバゲッジラックも。
出来るだけデッドスペースが無いように空間づくりが意識されています。
客室の照明も程々にあり、また日中は陽射しもやんわりと入るので過ごしやすいです。
客室中央部にテレビと空気清浄機が鎮座します。
客室はそこそこ乾燥する様子で、夏場で湿度の高い日だったとは言え、
チェックアウト前には補充されていた水が半分程まで減っていました。
テレビは一部ニュースチャンネルとJスポーツが見られる他、
一部ラジオと有線チャンネルもアクセス出来る様子。
客室のアメニティはやや少な目となっています。
グラスは2脚棚にセットされています。
そして何やら気になるものが下段にありますね。
左はアイスペールですが、右は何でしょうか。
実は、プラスチック削減の為、飲料水は
各階に備わっているウォーターサーバーで汲む様になっていました。
右のカラフェを持って、ウォーターサーバーで自分で汲んできます。
一旦客室から出てウォーターサーバーでお水を汲んでみましょうか。
各階に製氷機室が備わっており、その一角にウォーターサーバーはあるそうです。
こちらがそのウォーターサーバー。
左は常温の水、右は冷水となっています。
個人的にこのウォーターサーバーは賛成です。
気軽にお水を飲む事が出来ますし、環境にも優しいのは理にかなっていると思います。
但し、1つ苦言を呈したいのが、客室内の冷蔵庫。
上記のカラフェでの利用を想定していない為、
カラフェを入れてお水を冷やす事がやや難しいです。
中央の棚を外して、やや不安定な状態でならカラフェを冷蔵庫に収納する事が出来ます。
この辺りは、次回のリニューアルの際に、
カラフェが楽に入れられる冷蔵庫への変更、
もしくは棚に収まりやすいカラフェへの変更に期待ですね。
上段の棚にはコーヒーと緑茶、そして湯飲みが収納されています。
東急ホテルは棚や引き出しがやや固めなので勢い余って引き出しを開けない様に注意が必要。
下段2つはコーヒーカップとソーサー、そして湯沸かしポットが収納されています。
ルームアメニティはやや少なめな印象でしょうか。
かと言って、過不足はないので、これでも十分だと思います。
客室一番奥にはソファーチェアとオットマンが。
更にはサイドテーブルも備わっています。
客室がやや変わった間取りをしているからこそ、
この様なソファーチェアがデッドスペースになっていないのも良いですね。
ベッドは120×203cmとツインルームのベッドとしては大き目サイズ。
ベッドマットは今も変更がなければシモンズ社製のはずです。
ベッドサイド中央にはルームコントローラーが。
ベッドに関しては言う事なしで寝心地も良好です。
ベイビューは夜遅くまで外からの光源が割と多く、
カーテンを閉めるかどうか結構悩みます。
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