私お気に入りホテルの1つでもあり、
ホテルラバーになった切っ掛けのホテル
それが今回宿泊記をお届けする
「コンラッド東京」
元々は、当時まだ営業していた
「ゴードン・ラムゼイ」を味わいたいからとの切っ掛けで訪れたホテル。
ホテルの雰囲気にすっかり魅了され、ゴードンラムゼイが閉店してからも、
主に宿泊利用で訪れる機会の多い私のお気に入りホテルです。
敢えて宿泊記を書かなかったホテルでもあるのですが、
コロナ禍や以前との変化がはっきり感じられたので、お届け致します。
コンラッド東京 エレベーターホールの香りで心安らぐ
大江戸線、もしくはゆりかもめ汐留駅からほぼ直結。
新橋駅からも地下通路を上手に通れば雨天時でも濡れずにホテルへ辿り着けます。
エントランスにはコンラッド東京を象徴させる赤いオブジェがお出迎え。
「Purification Ⅰ」と名付けられたこの作品は漆芸家・田中信行氏の作品だそう。
既にホテルはクリスマス色が強まってきており、
エレベーターホールには大きなクリスマスツリーがお目見え。
このエレベーターホール周辺から、心地いい香りが漂ってきます。
コンラッド東京ではオリジナルエアアロマの「Experience」が使われています。
この香りはエレベーターホール、ロビーフロア、
エグゼクティブラウンジで主に使用され、
コンラッド東京を象徴するフレグランスになっています。
因みにこのエアアロマはフロントデスクで購入する事が出来ます。
アロマオイルやルームスプレー、アロマキャンドルにディフューザーと、
おうちに帰ってもコンラッド東京を感じる事が出来るので、
気に入った方は是非フロントで。
私のおすすめは使い分けや気分転換がしやすいルームスプレーです。
フロントでチェックイン手続きを行いつつ、
フロント周りの様子も見て行きましょう。
もうすっかりクリスマスな装飾となっていますね。
ロビーフロアにも立派なクリスマスツリーが飾られています。
エレベーターホールのものより少し小ぶりではありますが、やはり目を惹きます。
お家にクリスマスツリーを飾る習慣がなくなってから随分経つので、
こういったホテルで見られるのはやっぱり嬉しいものですね。
程なくして、チェックイン手続きが完了。
カードキーを受け取り、客室へ向かいましょう。
ヒルトンプレミアムクラブジャパン HPCJの更新は是非ホテルで
今回はチェックイン時にHPCJの更新も併せて行いました。
実は、HPで更新するよりもホテルでHPCJを更新した方が少しだけお得なのです。
理由はホテルで更新した場合のみ、ヒルトンポイントが付与される為。
宿泊代金や部屋付けにしたレストラン代とまとめて請求となるので、
少しではありますがお得感があるので、是非ホテルでの更新をおすすめします。
コンラッド東京 ヒルトンオナーズゴールドのアップグレードでベイ・ビュールームに
では早速、客室へと向かいましょう。
チェックイン手続き時、コンシェルジュが物凄くさらっと
本日はベイ・ビュールームですので、ごゆっくりお寛ぎくださいませ
とアップグレードを告知してくれました。
コンラッド東京は今まで稼働率が高い日が多く、
私がベイ・ビュールームにアップグレードされた事は、
ダイヤモンド時代を含めても僅か1回のみ。
本当に久しぶりのベイ・ビュールームとなりました。
入室して既にテンションMAXになりそうな情景が広がっています。
グッと我慢してまずは手前のクローゼット部からチェック。
一番手前のクローゼット部はセキュリティボックス、
靴ベラに洋服ブラシ、シューミット、そして傘が備え付け。
傘が備え付けのホテルも昨今は随分少なくなりましたね。
隣は割と大き目なクローゼット。
アイロンやアイロン台が予め完備されている他、ハンガーも沢山用意。
少し劣化が目立つので、そろそろ替え時ではと思う物も。
私が知る中でもトップクラスの履き心地を誇るコンラッド東京のスリッパ。
このスリッパ、持ち帰りは不可で、有料にて販売されています。
当時あまりにも気に入った為、我が家の非常用袋にはこのスリッパが収納されています。
ただ、何となく昔のものより厚みがない気がするのは私の気のせいでしょうか。
タンス収納部にはナイトウェアやシューバッグ、クリーニングバッグ等が。
ナイトウェアはお馴染みのワンピースタイプでサラッとした着心地。
この辺りに大きな変化はないですね。
ヒルトン系列に比べるとこういったタンス部のメンテナンスは
割としっかりされている印象。
コンラッド東京 ベイ・ビュールーム バスルームは流石に旧世代的に感じますが、ゆったりと寛げます。
次はお部屋のハイライトの1つでもあるバスルームをチェック。
コンラッド東京の客室はバスルームにかなりの広さを取っています。
全面的に反射する場所が多いので、写真を撮るのにかなり苦労します。
バスルームのリングライトは今でこそ多くの高級ホテルが採用していますが、
2005年開業当時は割と珍しかったのではないでしょうか。
手前はトイレット。
今となってはかなり旧式なトイレットになってきましたね。
材質的に汚れも目立ちやすいタイプですが、替え時はかなり難しそう。
お隣はシャワーブース。
こちらは流石に経年劣化が目立ってきました。
遊びが異常に多いハンドルは微調整が効かない為、温度調整には苦慮します。
ただ、レインシャワーはやっぱり気持ちが良く、
切り替え式シャワーヘッドのジェットもまだまだ元気で爽快です。
バスタブは独立式の広々ゆったりタイプ。
排水が独特な構造になっているので、バスマットを置く場所は注意が必要。
バスタブのすぐ近くに置くとびしょびしょになるので、少し離れた位置に。
お湯の勢いは高階層にも関わらず割と良好で元気よく出ます。
こちらにも一応シャワーが付いています。
ベッドルームの様子も窺い知れるバスルームは昨今の流行の1つ。
電動ブラインドを下げて目隠しすることも勿論可能。
ベイ・ビュー側は夜になると本当に真っ暗になるので、
ベッド側の電気を消して外を眺めながら入浴するのも楽しいです。
ベイシンは便利な2つ。
拡大ミラーもあるので、朝の身支度をお2人揃ってする事が出来ます。
リングライトがあるので、お化粧をするのも楽です。
コロナ禍になってから除菌用ペーパーとスプレー、
そしてマスクは多くの高級ホテルが備え付ける様になりました。
コンラッド東京もその例に漏れずしっかり完備しています。
バスアメニティは現在シャンハイタンが主流に。
以前はタラスミス、アロマセラピーアソシエイツも選択出来ましたが、
現在はシャンハイタンのみになっているそうです。
このシャンハイタン、香りは抜群に良くて大好きなのですが、
シャンプーの洗い心地が私は苦手・・・。
シャンプー、コンディショナー共にもう使いたくないと思う程です。
こればかりは以前の様に選択性に戻してくれると嬉しいのですが。
せめてもう1種類あれば。
因みに、女性用化粧品セットもコンシェルジュにお願いすればいただけますが、
エグゼクティブフロア優先で用意されている為、
通常フロアの数はかなり限定的。
もしかするといただけない場合もあります。
バスタオルはかなり豊富に用意されています。
ターンダウン時にもしっかり補充されるので、有難い限りです。
タオルはフワフワではないものの、しっかりメンテナンスもされています。
バスタブからの景色はこんな感じに。
日が暮れると遠くに夜景が広がり、素敵なバスタイムになります。
バスタブに深く浸かると殆ど夜景は見えなくなるのはご愛敬です。
そういえば、バスローブが以前のものから変わっていました。
ガルニエ・ティエボーのフード付きバスローブ。
軽くて着心地も良く、以前のバスローブより好みです。
では、ベッドルームへと移りましょう。
コンラッド東京 ベイ・ビュールーム コンラッドらしいアメニティのルームアメニティが豊富!コンラッド・ベアやダックも!
最早安心感のあるコンラッド東京のベッドルーム。
流石に年季を感じますが、それでもしっかりとしたメンテナンスが施されています。
メンテナンスの重要性を本当に感じた瞬間でした。
バゲッジラックとステーショナリー一式。
THE RAKEはずっと変わらず常備されてますね。
封筒や送り状、様々な取り扱い説明書やルームサービスのメニューも。
ネスプレッソのカプセルは6つと豊富に用意。
選択カプセルは割と珍しい組み合わせかもしれません。
茶器にも拘りを感じさせますね。
右下には冷蔵庫が。
高級ホテルらしく沢山のドリンクで埋め尽くされています。
私自身が利用する事は殆どありませんが、この冷蔵庫はいつ見てもワクワクしますね。
リモコンとプレイヤーが隠れています。
テレビのリモコンがこういった場所に収納されているのは珍しいかも。
スタイリッシュな感じがして私は好きです。
最下部には様々な調度品が収納されています。
ワインも専用のスペースにこっそりと。
一部を抜粋してみていきましょう。
ティーカップは上段左側に。
TWGのイングリッシュブレックファストと煎茶、黒ウーロン茶が常備。
TWGの紅茶はターンダウン時に補充されていた他、
就寝用としてカモミールティーが新たに追加されていました。
各ミニバーの価格表とナッツやチップス等のお菓子は上段右側に。
価格は高級ホテルらしい価格帯になっています。
こういうお菓子の選定ってホテルの特色が割と出ますね。
こちらはハードリカー類。
グランマルニエ、ジェムソン2種、山崎12年、シーバスリーガル12年が。
グランマルニエが最上段にあるのは珍しい気がします。
ホテル内でグランマルニエを使ったケーキも提供しているので、
その関係かもしれませんね。
他にも、デロンギのポットやアイスペール、マドラーやグラスが常備されています。
デスクとチェアーも大き目なサイズのものが備え付け。
この椅子、座り心地が良いので、ついつい腰掛けてボーっとしたくなります。
仕事をするには十分過ぎる広さですね。
ウェルカムプレゼントとして見慣れない黒い箱が置かれていました。
確か以前は飴とスノーボールみたいなお菓子だったはず。
おうちに帰って開けて見ると、何とホテル特製のチョコレートが4つ入っていました。
これは以前エグゼクティブラウンジで提供されていたものなのですが、
コロナ禍前に姿を消してしまったチョコレート。
まさか復活してウェルカムプレゼントになっているとは。
最近は基本的にこのチョコになっているそう。
このチョコレートは本当に美味しいので大好きです。
窓際は全てソファーとなっています。
少し硬めの座り心地ですが、クッション、ソファー共にまだまだ現役。
ターンダウン時にはこちらのサイドテーブルに紅茶やアイスペールに氷が入れられ、
就寝用のセットを用意してくれます。
翻ってベッドを見て行きましょう。
普段私はキングルームを指定するのですが、今回はツインルームです。
私がコンラッドへ泊まりに来る理由の1つが既に片方のベッドの上に。
以前はターンダウン時にセットされる事が多かったコンラッドベアですが、
最近は既に先着済みな場合が殆どな気がします。
そしてこの1~2年はずっと東京オリンピック柄。
在庫がまだまだ潤滑にあることが伺えます。
右側のベッドサイドにはルームコントローラーが集約。
カーテンやブラインドもこちらで操作します。
USBジャックがあるのでスマホの充電も楽々。
手前にはスピーカー兼目覚まし時計が。
Bluetoothで接続してスマホ経由で音楽を流す事が出来ます。
左側のベッドサイドは右側とは独立した照明コントローラーとなっています。
コンラッド東京のベッドはシーリー社製もしくはシモンズ社製。
キングベッドがシーリー社製、ツインベッドはシモンズ社製と聞いたことがあります。
多くの客室はシーリー社製を採用していると思いますが、詳しくは不明です。
相変わらず寝心地は良く、不眠症気味の私もグッスリ眠れました。
部屋の装飾で唯一立体的になっているのがこの鳥さん。
「汐留千鳥」と名前が付けられた、架空の鳥さんだそうです。
私たちゲストと同じく羽を休めに来ているのでしょうね。
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