年度が変わり、2021年度へと移りました。
東京オリンピックも間近に控え、本来であれば様々なイベントが催されるはずでしたが、
新型コロナウィルスの影響で何とも言えないムードが漂っています。
Go Toトラベルの噂もチラホラ聞こえてきていますが、
果たしてどのような形に落ち着くのでしょうか。
阪急阪神第一ホテルグループで6ホテルの営業が終了へ・・・
今回取り上げる中で最も大きなニュースとなるのはコチラでしょう。
国内ホテルとしては老舗となる阪急阪神第一ホテルグループのうち、
6ホテルの営業終了が発表されました。
その中には意外とも思えるホテルが多数含まれています。
- 第一ホテルアネックス(2021年度末閉業)
- 吉祥寺第一ホテル(2021年度末閉業)
- 梅田OSホテル(2021年度末閉業)
- 第一ホテル東京シーフォート(2022年度末閉業)
- 大阪新阪急ホテル(2024年度末閉業)
- 千里阪急ホテル(2025年度末閉業)
以上6ホテルです。
衝撃的なのはやはり旗艦ホテルの別館として活躍していた第一ホテルアネックスと、
大阪新阪急ホテルの閉業が決まったことでしょう。
第一ホテルアネックスは旗艦ホテルとなる第一ホテルの相棒的存在です。
初代第一ホテルの閉館に伴って、1989年に誕生。
絢爛豪華な第一ホテル本館とは違い、やや落ち着いた雰囲気のホテルとなっています。
その分、価格帯も本館に比べるとかなりお手頃となっており、
ビジネスシーンからご家族での旅行まで幅広く使えるホテルとして重宝されていました。
一方の大阪新阪急ホテルはビジネスシーンでの利用を強く想定したホテル。
当時の阪急ホテルとしては念願のほぼ駅直結型のホテルとなっています。
ビジネスシーンでの利用を気軽にしてもらう為に、価格帯もかなり控えめ。
1964年開業と、大阪・梅田界隈でも屈指の老舗ホテルでした。
今回、本館となる大阪新阪急ホテルは閉業してしまいますが、
別館となる新阪急ホテルアネックスは今の所営業を続けるそうです。
ただ、別館のみが長く営業を続けることは想像し辛い他、
新阪急ホテルアネックスも1985年創業とそれなりに老舗ホテル。
また、新型コロナウィルスの影響で営業休止期間も長かったですし、
今後、何らかの続報が入るのではないかと思います。
阪急阪神第一ホテルズは時代の潮流に沿った改革の真っ最中。
特に宿泊特化型のレムやレムプラスは評判も上々で、その数を全国に広げている最中。
注力されているのも目に見えて判り、ブランディングも意識して行っていました。
インバウンドの減少でやや陰りは見えているものの、
何とか踏ん張って欲しいと強く願います。
ホテルインターゲート大阪梅田が4月1日に開業
こちらはちょっと明るい話題。
ホテルインターゲート大阪梅田が4月1日に開業となりました。
開始価格は1泊2万1600円~とやや強気な価格設定ながら、
地域の伝統文化に触れるワークショップを軸に、
体験型を強く意識したホテルとなっています。
また、昨今流行のラウンジ、ジム、大浴場といった付帯施設もしっかり完備。
グランビスタホテル&リゾートはこういったアプローチが上手な印象です。
私もホテルインターゲート東京京橋に宿泊しましたが、
コスパも良く、ホテルそのものの使い方も判り易い為、
人におすすめし易いホテルとして印象深いです。
メズム東京のクラブラウンジがリニューアル!会員制プライベートサロンに!
以前私も宿泊したことがあるメズム東京オートグラフコレクション。
宿泊当時はクラブフロアの場合、クラブラウンジとしてクラブメズムを利用する事が出来ました。
そんなクラブメズムが2021年4月27日から会員制のプライベートサロンに生まれ変わります。
以前から告知がありましたが、4月1日付けでいよいよサロン会員の募集もスタート。
猿田珈琲やフード類やアルコール類も提供されるとのことで、
かなり変わったスタイルのホテル内会員制サロンになりそうです。
入会審査は約1ヶ月近くかかり、入会金は100,000円。
年会費は1,200,000円と高額ではありますが、
会員制サロンとしては比較的リーズナブルとも言えるかも。
これに伴って、メズム東京のクラブフロアそのものが無くなる結果に。
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