
今回私が宿泊したのは、
「ホテル ザ セレスティン東京芝」
元々は2002年にセレスティンホテルとして開業。
その後、2017年に現在のホテル ザ セレスティン東京芝として、
リブランドオープンとなりました。
ホテル ザ セレスティン東京芝 ゆったりした時間が流れる心地良いホテル

ホテル ザ セレスティン東京芝へのアクセスは、芝公園駅、
もしくは三田・田町駅から徒歩で5分前後とアクセス良好。
芝公園駅からは地上出口から徒歩1分前後と非常に利便性が高いです。
ホテルエントランスは2つありますが、車寄せもある入口にはホテルロゴ入りの人力車が。
ホテルではオリジナルの人力車ツアーも展開しているので、
気になる方はレセプションにて。

エントランスからロビーへと抜けると、天井高約7mの広々空間に。
現在はアクリル板等が設置されています。
ロビーフロント窓口は2つ。
自動チェックイン・アウト機もありますが、
チェックインに関しては基本的にロビーフロントでお願いします。

ロビーフロントの向かいには、カフェ&バーラウンジ セレクロワが。
コロナ過後、やや営業縮小となっており、
特に週末のランチタイムは大幅にメニューが削減されています。

人気が高いのは主にティータイム。
割とリーズナブルなアフタヌーンティーを展開していて、
この日もティータイムは主に女性ゲストでいっぱいでした。
こちらのアフタヌーンティーは私のイチオシホテルアフタヌーンティーの1つで、
アルコールフリーフローを付けても5,800円と非常にリーズナブル。
各ポーションも素朴ながらしっかりと手の入ったフードとなっているのでおすすめです。

お酒好きな方にはバータイムでの利用もおすすめ。
銘柄にもよりますが、特にウィスキーはホテルバーとしてはかなりリーズナブル。
スタンダードカクテルも同じく気軽にお願い出来る価格帯となっています。

引き続きロビー周りを見て行きましょう。
こちらはお花のオブジェ。
コロナ過後らしいお花はイミテーションフラワーですが、
こういった花道の心得がある方が手掛けると素敵なオブジェになりますね。

一方で、こちらはフラワーエールプロジェクト。
現在三井ガーデンホテルで行っている廃棄予定だった生花を再利用したもの。
一部とはいえ、やはり生花があるだけで雰囲気が変わってきますね。
このまま客室へと向かいましょう。
ホテル ザ セレスティン東京芝 最上階は17階!エレベーターホールからは中庭・パティオを一望!

ホテル ザ セレスティン東京芝の客室は14~17階の僅か4フロアのみ。
とは言え、客室数は全243室と割と豊富です。
今回は最上階となる17階をアサインしていただきました。

エレベーターを降りると目に飛び込んでくるのは、
14階にあるラウンジの屋根や中庭となるパティオ。
チェックインの時間帯は敢えてシェードを上げて中庭が見える様にしている様子。

パティオには様々なタイプの席が設けられている事が分かりますね。
因みに客室タイプによってはこのパティオ側に窓があるタイプも。
客室ランクは部屋の広さも相まって丁度真ん中位のランクとなっています。

各客室の合間にはこの様なランプが。
薩摩切子を模したデザインが施されていますね。
この薩摩切子デザインは、ホテルの至る所で見る事が出来ます。
では、早速客室へと向かいましょう。
ホテル ザ セレスティン東京芝 スーペリアクイーン 狭いながらも快適性の高い客室!

今回私が予約したのはスーペリアクイーン。
客室ランクとしてはモデレートの次のランクとなっています。
まずは入口付近から見て行きましょう。

クローゼットは小ぶりなものが2つ備わっています。
縦に長く、通路はそこまで幅広ではないので、カメラには収まり切りませんでした。
アイロン台、アイロン、洋服ブラシ、靴ベラ、そしてバスローブが収納されています。
オシャレ着用ハンガーとパンツ・スカート用ハンガーもこちらに。
後述するもう1つのクローゼットは収納の関係上、丈が短めなものしか収納出来ないので、
基本的にはこちらのクローゼットを主軸に使います。

もう1つのクローゼットにはセキュリティボックスやスリッパ、ナイトウェアが収納。
クローゼット上部にはもう1つバスローブが備わっています。
ナイトウェアは上下セパレートタイプで着心地はまずまず。
スリッパがこのランクのホテルでは珍しく
割と厚みのあるフカフカタイプなのはGOODポイント。
ホテル ザ セレスティン東京芝 スーペリアクイーン バスルームは狭いながら、バスタブが大き目なのが嬉しい!アメニティも充実。

次はウェットエリアを見て行きましょう。
まずはトイレット周りから。
流石に年期を感じますが、とは言え、それなりにメンテナンスはされてます。

ホテル ザ セレスティン東京芝も、
ホテルアメニティを環境に配慮したものへ変更する瀬戸際です。
今後、シャンプーやコンディショナーはボトルタイプのトイレタリーへと変更されるとのこと。
恐らくこの在庫が捌け次第変わるのでしょう。
これに関しては私は大賛成です。
特にこのタイプのペリカンのコンディショナーは物凄く出辛くて使いづらいので、
ボトルタイプになって使いやすくなるのであれば大歓迎。

セレスティンと言えば、充実したバスアメニティが魅力の1つ。
歯ブラシやヘアブラシといった基本的なセットの他、
バスソルトや女性用化粧品、ボディタオル等もあるのはGOODポイントです。
左に写るのはパナソニック製のヘアドライヤー。

バスタブが割とゆったりサイズで、足を延ばしてバスタイムが楽しめるのは大きなGOODポイント。
シャワーは切り替え等のないシンプルなシャワーで、やや水圧が弱め。
最近ミラブルや切り替え式のシャワーに慣れていたので
少し寂しく感じますが、贅沢過ぎますね。
ウェットエリアは古さはありますが全体的に評価高めです。
ホテル ザ セレスティン東京芝 スーペリアクイーン ベッドエリアは狭いながらも快適性高め!

では、ベッドエリアを見て行くことにしましょう。
空気清浄機、バゲッジラック、消臭・消毒スプレー、
小物入れやボールペン、メモ帳といったステーショナリーはこちらにまとまっています。

テレビは40インチの壁掛け。
インフォメーションも多少見られますが、
詳細はHPやフロントで渡される紙を見た方が早いです。
テレビのチャンネル数が思いの外少なく、
まともに見られるのはCNN等のニュースチャンネルのみ。
MTV等の有料チャンネルも形跡だけありますが、どうやら契約を打ち切った様子。

お部屋には可愛らしい緑のポットが。
こういう緑がお部屋にちょっとあるだけでも雰囲気はガラリと良くなりますね。
イミテーションなのが勿体ないですが、コストの関係上仕方ないですね。

ルームアメニティはこちらに殆どまとまっています。
下段の棚に置かれているのブックにはルームサービス用のメニューも。
大分平常時までサービスが戻ってきたみたいですね。

扉を開けると多数のグラスやカップがお目見え。
各階には製氷機もあり、そちら用のアイスペールも。
下段には湯沸かし用ポットがあります。
コロナ前はこちらにミニバーセットやお菓子も用意されていたのですが、
コロナ過になってミニバーセットは撤去されてしまった様子。

無料でいただけるコーヒー、紅茶、煎茶はこんな感じに。
栓抜きもあるので、ワインを調達して飲むのも楽ですね。
後述するラウンジがあるので、こちらの出番は少な目でしょうか。

部屋の隅には冷蔵庫が。
上部には無料サービスのミネラルウォーターが用意されています。

ミニバーの価格帯は御覧の通り。
コロナ前はスーパーニッカ等のウィスキーも
ミニボトルで用意されていたみたいですね。

冷蔵庫には少しだけビールやソフトドリンクが用意されています。
やや小ぶりな冷蔵庫なので、持ち込んだものを冷やすのは中々骨が折れます。
特にワインは冷やすとなると冷蔵庫に寝かせてもギリギリ入るか入らないか怪しそうです。
下段のドリンク群を整理すれば何とか入れられるかと思います。

ソファーはこの広さの客室としては割と大きめなサイズ。
手触りがややザラザラとしている生地。
両サイドのクッションも自由に移動出来ます。
大小2種類のクッションは少し元気が無さげ。
テーブルは少し重めですが、一人でも割と簡単に動かせます。
写真左奥のデッドスペースにオットマンも用意されているのは地味ながらGOODポイント。

では、いよいよベッド回りを見て行きましょう。
客室の広さは21㎡と割とコンパクト。
ベッドエリアの大半はこのベッドに占有されます。
マットレスはサータ社製、枕はロフテー製とのことです。

両サイドにはベッドランプが。
右手のランプには薩摩切子らしいデザインが施されています。
右手はメインのルームコントローラーとなっていますが、
物理スイッチの数はあまり多くありません。
コンセントはUSBがない昔ながらのタイプ。
変換ケーブル付きのアダプターが1つ客室には常備されています。

やはり目が行くのはこのベッドランプ。
薩摩切子の模様はいくつかの様式の組み合わせで出来ているそうです。
ラウンジに薩摩切子を解説した本がいくつかあるので、
気になった方は後述するラウンジにて本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
ホテル ザ セレスティン東京芝 スーペリアクイーン 客室からはレインボーブリッジやお台場方面といった東京湾側の景色も!

客室からは最後にお部屋からの景色をお届け。
今回予めリクエストで東京湾側のお部屋をお願いしていました。
有難い事にリクエストを叶えてくれた様です。
この辺りは、最近三井ガーデンホテルに乱泊していたお陰かもしれません。

パノラマ撮影するとこの様な景色に。
曇天の空模様でなければ、もっと美しい景色になっているはずです。
ホテル ザ セレスティン東京芝は客室の向き次第でお部屋からの景色が相当変わります。
残念な事に、近隣の東京タワーを見られる客室は皆無に等しい他、
ビルビューとなっている客室も多いです。

少し角度を変えると、ほんの少しだけレインボーブリッジも見えてきます。
パレットタウンの大観覧車も微かに見えていますね。
大観覧車は2022年8月末に営業を終え、その後は解体されてしまうので、
この景色が見られるのは後数か月のみとなっています。

ここからは夜景をお届け。
都内で楽しめる夜景としては中々見事なもの。
こちらも曇天でなければと思わずにはいられませんでした。

お台場方面を中心とした夜景だとこの様な感じに。
大観覧車のライトアップも見納めだと思うと少し寂しいです。
豊洲方面の景色はこの数年でガラリと変わって本当に良い夜景となってきましたね。

浜松町・汐留方面の夜景は高層ビルが多いので、あまり遠くまで見渡せず。
工事中のビルもまだまだあるので、どんどん景色は変わっていきそうですね。
客室の様子は以上となります。
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