今回宿泊するのは、再開発著しい地区、三田・田町駅のすぐ近くに開業した
「プルマン東京田町」
何を隠そう、当サイトの宿泊記リクエストでは断トツの1位となっていました。
以前クラブフロア人気ランキングをお届けした際も、
非常に高い人気を獲得していました。
今回は勿論、クラブフロアでの予約となっています。
非常に写真が多い記事ですので、予めご了承ください。
- プルマン東京田町 田町駅東口から2階デッキからそのままホテルエントランスへ。
- プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング シングル利用なら使いやすく、不思議と心地良い客室
- プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング ウェットエリアはデラックスならシャワーブース、スーペリアならバスタブ付き
- プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング クラブフロアならC.O.Bigelowのバスアメニティ付き!
- プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング ベッドエリアはシンプル且つモダンで抜群の居心地の良さ!
- プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング 電車がお目当てなら低階層がおすすめ!防音性も高い!
プルマン東京田町 田町駅東口から2階デッキからそのままホテルエントランスへ。
田町駅東口からは2階デッキを歩いて1分ちょっとと非常に利便性は高め。
ホテルの建物を見ると、一見1階に入口がありそうですが、
実際のメインエントランスは2階。
1階は車寄せが中心となっています。
やがて、左手にホテルの建物が見えてきます。
ホテルレストラン「KASA」のテラス席も目に入りますね。
ホテル近隣はオフィスビルと商業施設が一体となった「ステーションタワー」が隣接しており、
コンビニやスーパーもある為、滞在時の利便性も非常に良好です。
ホテルのメインエントランスが見えてきました。
入口正面に見えてくるのは、ホテルラウンジの「JUNCTION」
そしてそのまま連なってホテルフロントがあります。
ホテルの造りとしては最近準宿泊特化型ホテルで目にするタイプですね。
早速フロントでチェックイン手続きを行いましょう。
現在は感染対策でアクリル板がフロントには沢山立っています。
今回はリクエストで景色の良い客室をとお願いしていました。
向かいのビルが工事をしておりまして、
抜け感がある景色ではなくなってしまいました。
電車をお楽しみになられるのなら低階層の方がおすすめですが、
如何でしょうか
閑散期とはいえ、今回は週末の宿泊。
チェックイン時、ここまでしっかりとした提案が出来るホテルはそう多くありません。
電車を存分に楽しめる低階層も魅力的ですが、
今回はリクエスト通り高階層の方でお願いしました。
と言っても、プルマン東京田町は全9階建てで、客室で一番高いフロアでも8階。
今回はあくまで初滞在ですので、高階層にしましたが、
個人的には3~4階辺りの低階層が電車を見る上ではベストな気がします。
レストラン含め、館内は後程散策するとして、早速客室へと向かいましょう。
廊下の質感も程良い高級感と落ち着きがあります。
プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング シングル利用なら使いやすく、不思議と心地良い客室
プルマン東京田町の客室は、大きく分けると2タイプの客室になっています。
それがスーペリアルームとデラックスルームです。
スーペリアルームの方がランクは高く、
2名以上の利用ならスーペリアルームを選択する事を強くおすすめします。
結果的に今回私はデラックスルームを選択して大満足だったわけですが、
シングル利用はデラックス、2人ならスーペリアをおすすめする理由も
後々交えて紹介していきます。
姿見の鏡も備えるクローゼットは全部で2つ。
この辺りも最近の流行をそのまま取り入れていますね。
奥にはバゲッジラックも見えています。
まずは手前のクローゼット部から。
こちらにはハンガー4つが備わっています。
奥行は程々な他、引き出しがあるので、
丈の長い洋服はもう1つの方に収納する方がベターです。
引き出しにはナイトウェアとセキュリティボックスがあります。
このナイトウェアは上下に分かれたタイプで着心地良好。
開業から3年以上経っていますが、経年劣化も感じません。
もう1つのクローゼットには、洋服ブラシや靴ベラ、シューミット、
スリッパの他、アイロンとアイロン台も完備。
欲を言えばオシャレ着用のハンガーがあれば嬉しいですが、贅沢ですね。
デザイン的には最近の流行をほぼ全て取り入れた客室。
こちらの扉も、入口付近、この主張のないデザインとくれば、
皆さまこの奥に何があるかはもうお分かりではないでしょうか。
大正解!トイレットが隠れています。
ライトは人感センサーで自動的に点灯しますが、
トイレットの便座自体は自動開閉の無いタイプとなっています。
プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング ウェットエリアはデラックスならシャワーブース、スーペリアならバスタブ付き
では、いよいよこのホテル最大の賛否両論ポイントとなるウェットエリアに。
客室タイプで最も大きな違いはウェットエリア。
スーペリアはバスタブ付き、デラックスはシャワーブースとなっています。
他の宿泊記をご覧の方はご存知かもしれませんが、私は大のお風呂好き。
しかし、お風呂と同じくらいレインシャワーも大好きです。
バスタブ付きの方が圧倒的に快適度は高いと思うのですが、
バスタブの大きさが少し小ぶりな様子。
今回は1人ですし、レインシャワーを存分に楽しみたかったので
シャワーブースのデラックスルームで結果的には良かったです。
レインシャワーなんですが、少しだけ調子が悪そう。
とは言え、全然使えないなんてことはなく、
レインシャワーの醍醐味は存分に楽しめました。
チェックアウト時にコンシェルジュに伝えたところ、
どうやら把握していた様子なので、近い内に直るのではないでしょうか。
シャンプー等のトイレタリーはアメリカのブランド「C.O.Bigelow」で統一。
これがまた洗い心地も良く、香りも良いので結構気に入りました。
ベイシンは1つで陶器製。
こちらも最近のホテルでの流行の1つ。
大きさがそれなりに大きく、陶器の模様も控えめなので、
水跳ねも少なく、使い勝手は思いの外良いです。
やや排水スピードが遅いので、水を出しっぱなしにしない注意は必要。
バスアメニティやトイレタリーは完全に「C.O.Bigelow」に統一された様子。
ボディローションやフェイシャルソープはベイシン横に。
プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング クラブフロアならC.O.Bigelowのバスアメニティ付き!
通常のフロアとクラブフロアとの違いの1つに、
「C.O.Bigelow」のバスアメニティが更に追加されているか否かがあります。
クラブフロアではもれなくこのパッケージに納まったものがお部屋に。
他にも、ボディーウォッシュタオルやレディースコスメキット、
シェービングクリームやマウスウォッシュは、
コンシェルジュにお願いするとお部屋に届けてくれます。
中身はご覧のラインナップとなっています。
因みにこちらはフロントにて1セット2500円で購入することも可能です。
スキンケアセットとしては容量もそれなりに多く、
お土産やプレゼントにピッタリだと思います。
コンシェルジュにお願い出来るレディースコスメキットとは全く別物となっています。
これはあくまでクラブフロアの特典という感じですね。
他のバスアメニティはベイシン下の引き出しに収納されています。
バスアメニティに関しては思いの外豊富な品揃え。
バスアメニティに関しては不満を抱く事はほぼ皆無ではないでしょうか。
引き出し最下段にはヘアドライヤーが収納されています。
備え付けのコーヒーマシンはネスプレッソではなく「イリー」
イリーも少しずつ高級ホテルで見かける様になりましたね。
お水は瓶詰のもので、栓抜きで開ける割と珍しいスタイル。
容量が340mlとやや少なめなので、あっと言う間に飲み切ってしまいますね。
イリーのコーヒーカプセルは1つ1つが大きめサイズなのが特徴的。
お部屋には3種類のカプセルが用意されていました。
砂糖まで全てイリーブランドで統一されています。
少し変則的なのですが、次はウェットエリアの裏側から見ていきましょう。
今回宿泊したデラックスエグゼクティブルームは、ベッドエリアに調度品がなく、
ウェットエリアと場所を共有する形で様々なものが収納されています。
一番左の引き出しから見ていきましょう。
一番左には冷蔵庫が備わっています。
一休ダイヤモンドやALLの上級会員ならこのドリンクが無料で楽しめたりしますが、
今回はエグゼクティブラウンジを使える為、こちらを利用する事はありませんでした。
続いての引き出しにはロックグラスやロンググラスが収納。
そう言えば、このホテルではアイスペールを見掛けませんでした。
どうやらコンシェルジュにお願いして届けてもらう様子。
最後の引き出し最上段にはホテルの概要やインルームダイニングのメニューが収納。
その次の引き出しには写真の通り、コーヒーカップとソーサー、
そしてマドラーが収納されていました。
コーヒーカップはNIKKOブランド。
ニューヨークに縁のあるブランドなので、
ニューヨーク生まれの「C.O.Bigelow」と合わせてるのかもしれませんね。
最下段にはルピシアの紅茶や緑茶、そして湯沸かしポットが備わっています。
今回飲み物は全てエグゼクティブラウンジを利用していましたが、
個人的にルピシアは好きなのでこちらはお土産として頂戴しました。
座り心地も良く、3年の月日を感じさせない
しっかりとしたメンテナンスがされているチェアー。
プルマン東京田町は割とメンテナンスをしている様子。
流石に壁に出来た傷や汚れ等は完全に落とせてはいませんが、
こういった椅子やクローゼット等はしっかり手入れが施されています。
私が今回デラックスルームはシングル向きで、
スーペリアルームがお2人におすすめと言った最大の理由がこちら。
椅子が一脚しかない為、お2人の場合、テーブルを利用するのが難しいからです。
デラックスルームの中には、スーペリアルームと同じ造りの客室もあるのですが、
必ず同じ造りの客室になるかどうかは運次第です。
しかし、テーブル自体は広くて使いやすいので、シングル利用なら却って好都合。
私は後述するディナー時にこの広さで良かったと思ったので、一長一短ですね。
プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング ベッドエリアはシンプル且つモダンで抜群の居心地の良さ!
では、いよいよベッドエリアを見ていくことにしましょう。
最近流行りのベッドエリアとウェットエリアの境目がないデザインなので、
数値こそ29㎡と広さがあるわけではありませんが、圧迫感はないです。
残念ながら間仕切り等はないので、同伴者次第ではやはりスーペリアルームがおすすめです。
アート作品はこれくらいで、後は割とシンプルなデザインです。
書き忘れるところでしたが、実は客室のフローリング部がソフトな感触。
板張りではなく、微妙に柔らかい踏み心地なのも個人的には評価高めです。
コロナ過では必須と言ってもいい空気清浄機も勿論完備。
シャープ製で良く見る使いやすいタイプ。
客室もそこまで乾燥しない様子で、
チェックアウトまでお水を補充する必要はありませんでした。
テレビは49インチの大きめサイズな液晶テレビ。
表示されているのは、プルマンブランドのオープニング映像。
チャンネル数が思いの外豊富だったのは嬉しい誤算。
他にも館内インフォメーションや動画配信サービスも利用出来るそうです。
お楽しみのベッドはキングサイズのゆったりとしたベッド。
匠大塚製のプルマン特注のベッドとなっています。
ホテルで匠大塚製のベッドが使われているのは割と珍しい気がしますね。
ベッド右側にはマスタールームコントローラーの他、
USBジャックにBOSE製のブルートゥースワイヤレススピーカーも。
見切れていますが、このワイヤレススピーカーは意外と高音質で、
客室に滞在中はスマホでずっと音楽を流していました。
テレビのリモコンにはプルマンブランドのロゴが刻印されています。
リモコンにロゴが入っているのは結構レアな気がします。
コロナ過らしいアルコール除菌シートもしっかりと完備。
逆側のベッドサイドは大幅にオミットされたルームコントローラーと、
USBジャックが備わっている他、ティッシュや目覚まし時計も。
両サイドにUSBジャックがあるのは新しいホテルならではといった感じですね。
間接照明はムードを高めてくれます。
客室の明かりは光源そのものが豊富な他、陽射しもやんわりと入るので、
お部屋でゆったり寛ぎたくなる快適な空間となっています。
匠大塚製のベッドは、シモンズやエアウィーヴと比べるとやや硬め。
硬めが好きな方には良いかもしれません。
テレビを見ながらゴロゴロするのに向いているベッドだと私は思いました。
実際、客室に居た時間の殆どをベッドの上でゴロゴロしながら過ごしました。
プルマン東京田町 デラックスエグゼクティブキング 電車がお目当てなら低階層がおすすめ!防音性も高い!
最後は客室からの景色をお届け致します。
とは言っても、前述のコンシェルジュの言葉通り、
真向かいで高層ビルの工事が進んでおり、抜け感のある景色は皆無に。
このホテルの景色の大半を占めるのはやはり電車。
田町駅は沢山の電車が行き交うので、鉄道ファンならずとも楽しめると思います。
こればかりは高階層よりも低階層の方が絶対楽しいですね。
新幹線も通るので、新幹線好きにはたまらないホテルだと思います。
速度がそれなりに落ちているとはいえ、在来線とはやはり速さが違います。
時間帯次第では、5~6両が並走する事もあるのでシャッターチャンスは逃さずに!
夜の様子も一応お届け致しますが、見応えがあるかどうかは微妙なところ。
今回は8階だったのですが、電車の音は殆ど気になりませんでした。
防音は割としっかりしているみたいなので、
これなら低階層でも電車の音は気にならないかも。
客室の様子は以上です。
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