プルマン東京田町 エグゼクティブラウンジ 普通より少し上質が嬉しい気軽に使えるクラブラウンジ
今回の滞在で最大の楽しみがこのエグゼクティブラウンジ。
ホテル最上階の9階に位置し、
ALL上級会員やクラブフロアのゲストのみが利用出来ます。
全く持って主張のないエグゼクティブラウンジはルームカードキーで入室可能に。
入口にはレセプションがありますが、コンシェルジュが居る事は割と稀。
エグゼクティブラウンジのコンシェルジュの人数はそこまで多くないので、
終始何かとサービスで動き回っています。
ホテル全体でアーティスティックな雰囲気が漂っているのですが、
エグゼクティブラウンジもその例に漏れません。
とは言え、ホテル1階と比べると落ち着いたモダンな造りになっています。
良くメディアで目にするこの中庭は実際にはかなり見辛いポジション。
目の前の工事が盛んなのでこちらを楽しむ方も非常に少なめ。
ドリンクやフードに目が奪われていると恐らく気付かないかも。
ライブラリースペースも小さいながらあります。
ただ、殆ど手に取る方はいない様子。
この近くの席が割とプライベートな雰囲気があるので、
カップルに人気の席となっています。
エグゼクティブラウンジの広さはそこまで広くありませんが、
繁忙期で無ければ割とのんびり過ごせると思います。
今回は週末の宿泊だったのですが、どの時間帯も満席になる事はありませんでした。
それもそのはずで、お隣のルーフトップバー「PLATFORM9」が、
エグゼクティブラウンジのゲスト専用に開放されているからです。
コロナ過になって以来、長い間営業休止となっています。
エグゼクティブラウンジへ繋がる導線を始めから造っていたからこそ出来る事ですね。
雰囲気はカジュアルなホテルバーらしくて好印象。
価格帯の付け方はかなり独特でお値打ちなものもあれば、
やや高めなホテルバーらしい値段のものもあったり。
「PLATFORM9」のルーフトップバー部分はこちらのスペース。
ソファー席もあり、のんびり寛ぐにはピッタリ。
今回はエグゼクティブラウンジから自由に出入り出来るので、
時折飲み物を持ってこちらの席でのんびりしていました。
今回のエグゼクティブラウンジはこの様なサービスとなっていました。
フロントではフードはプレートスタイルとの説明があったのですが、
何とこの日はビュッフェスタイルになっており、ほぼ本来に近い状態に。
プルマン東京田町 エグゼクティブラウンジ アフタヌーンティーは控え目ながらのんびりと過ごせる!アルコールもあり!
ここからはドリンクやフードを時間帯毎に見ていきましょう。
まずはアフタヌーンティーの時間帯から。
コーヒーメーカーはWMF社製。
ミルクメニューも気軽に楽しめます。
アイスメニューは後で氷を入れて冷やして飲むタイプです。
アルコールは11時~20時までとかなり幅広い時間帯で楽しめます。
こういった自分で注ぐサーバータイプのビールがあるのも珍しいです。
勿論、コンシェルジュにお願いする事も出来ます。
紅茶はスリランカ産に拘ったブランドのディルマ。
少しお高めのスーパーでも購入出来るブランドですね。
この紅茶は日が暮れるにつれてどんどん存在感が薄い場所へと移動していきます。
デミタスカップが何とも可愛らしくて思わず撮影しました。
私自身、こういったものを収集するのが好きなタイプなので、
お店やホテルに飾られているものには、ついつい目がいってしまいます。
チョコレートやおかき、クッキーやナッツ類まで。
チョコレートとおかきは特に大人気。
以前のクラブフロアランキングの際にも書きましたが、
これらもちょっと良いスーパーに普通に売られているものですね。
この日のアフタヌーンティースイーツは4種類。
この日ビュッフェスタイルだったのは、
もしかするとプレートへ綺麗に盛り付けられるスタッフがお休みだったのかもしれません。
その分、ビュッフェだと気に入ったものをおかわり出来るのが嬉しいです。
下段の冷蔵庫には瓶に入ったイチゴパフェが。
また、アフタヌーンティーの時間帯でもアルコールが楽しめるので、
スパークリングワインも冷やされています。
冷蔵庫には多数のソフトドリンクや瓶ビール、シードルまで用意。
ビールが樽サーバーを含めると3種類もあるのは良いですね。
しかも小瓶なので気軽に飲み比べが出来るのも素敵です。
私のおすすめは2段目にある2種類のスムージー。
滞在中、両方とも飲みましたが、どちらも美味しかったです。
赤・白ワインの他、スパークリングワインにロゼスパークリングまで。
価格帯はかなりお手頃なワインですが、割と飲みやすいタイプ。
こちらも自分で自由に楽しめる他、コンシェルジュにお願いすることも出来ます。
気になったスイーツを3種類ピックアップしてみました。
どのスイーツも特筆すべき点こそないですが、
気軽に楽しめるアフタヌーンティーとして良いと思います。
私は個包装のチョコレート「バルビエーリ」がすっかり気に入って、
そればかり食べていました。
プルマン東京田町 エグゼクティブラウンジ イブニングサービスはコンシェルジュのおもてなしや拘りが嬉しい!
ここからはイブニングサービスのフードやドリンクを見ていきましょう。
ハードリカーは竹鶴NVがついになくなり、余市NVになった様子。
お酒好きな私としてはこれでも十分及第点だと思います。
ジガーカップが使いやすい目盛り入りなのも良いですね。
フードに関してはおつまみ系からしっかりとしたご飯系まで。
この日のメインは2種のいなり寿司。
ハイライトはポテトの隣にあるホタテフライと真ん中のプルドラムラップ。
サラダやコールドミールは全3種類の他、チーズは個包装のもの。
ハイネケンのビール瓶がオブジェとして陳列しています。
出来あいのものではありますが、こちらも質は上々。
テーブルに着くとコンシェルジュがお手拭きとシルバーセットを持ってきてくれました。
この辺りは本当にスムーズなサービス。
お飲み物は如何なさいますか?
と、おしぼりやシルバーセットを持って来てくれた際に訊ねてくれました。
気になったのでエグゼクティブラウンジオリジナルという
CLUB サングリアをオーダーしました。
飲み口はスッキリとしているものの、香りも甘味もちゃんと活きており、美味。
サングリアらしさもありつつ、
単純にフルーツをインフュージョンしただけではない事が判ります。
フードも絶品というものはないですが、全体的に質は高め。
このバランス感覚の良さとしっかりしたサービスは本当に素晴らしいと思いました。
メニュー表はちょっとだけ厚紙となっており、裏返すとチケットみたいなデザインに。
私はこういう演出が大好きなので、とても感心しました。
敢えてカレンダー部に手を入れていないのも好印象。
旅の思い出としてご自身でチェックを付ける事も出来ますし、
そのまま保存する事も出来るので、これは末永く続けて欲しいと思います。
プルマン東京田町 エグゼクティブラウンジ 朝食がないモーニングリフレッシュメントは朝お急ぎの方におすすめ!
エグゼクティブラウンジは朝食時のサービスを行ってはいません。
ただ、モーニングリフレッシュメントと題して、マフィンとヨーグルト、
そしてソフトドリンクは楽しめる様になっています。
あくまでおまけ程度の準備ですが、
軽めに食べてお仕事に出掛けたいビジネス用途の方にはぴったりではないでしょうか。
私は朝食を既に予約していたので、こちらは写真を収めるのみで。
と、言いつつも、朝食ではスムージーがなかったので、
朝食後にちゃっかりとスムージーだけ飲みにエグゼクティブラウンジへやってきました。
このスムージーを自由に楽しめるだけでも、
このエグゼクティブラウンジの価値は高いと思います。
プルマン東京田町 エグゼクティブラウンジ ルーフトップバーからの夜景は少しだけ大人なムード。
最後にルーフトップバーの夜の様子をお届け致します。
日が落ちるとルーフトップバーは全体にライトアップが施されます。
緑の部分もライトが仕込まれていますね。
少し上を見上げると紫のライトアップも施されていることが判ります。
が、光源がそこまで強くないので、殆ど気付かないかも。
この光の強さだとムーディーかと問われると何とも言えない雰囲気ですが、
ルーフトップらしい開放感はしっかりあるので、夜風を楽しむには最適です。
この日は半月。
天気が崩れる事もなく、割と過ごしやすい気温でした。
1階のJUNCTIONは特定の週末になるとDJイベントがあったりするのですが、
こちらはそういった機材も見掛けなかったので、
営業が再開しても暫くは静かにのんびり楽しむバーになりそうです。
とは言え、本来は色んなイベントに使うスペースだと思うので、
この紫の光源がギラギラと輝く日が戻ってくるのもそう遠くないかもしれません。
ガラス張りなので、夜景を楽しむことも出来ますが、
9階という最上階でも低階層な為、見応えはあまりありません。
下に目をやると山手線と京浜東北線が。
お子様にとっては最高のスポットの様子で、
お父様と一緒に終始電車を眺めていました。
新幹線を撮影しようと私もお子様に混じって頑張ってみたものの、
スマホのカメラで夜の新幹線を捉えるのはほぼ不可能に近いですね。
お子様もやはり新幹線がお好きと見えて、通る度に食い入る様に見ていました。
その間、お母様はゆったりとコーヒーを飲みつつ、のんびりとされており、
素敵なご家族のひと時を垣間見れて、私の方が幸せをお裾分けして貰った気がしました。
全体を見渡しても、この日のゲストの客層は割と良く、
カップルであっても、ご家族であっても、
ビジネス利用であっても皆さん思い思いの過ごし方でゆったりとされていました。
これは間違いなく、コンシェルジュの頑張りの賜物だと思います。
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