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芝パークホテル ブログ風宿泊記 沢山の本に囲まれて過ごす新たなコンセプトホテルへ

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芝パークホテル ホワイエはテーマ毎に分けられて本が陳列。静かな日ならこちらの方が居心地は良いかも。

芝パークホテル

では、2階のホワイエを見ていきましょう。

こちらにも多数の本が陳列しています。

どちらかと言うと、2階のホワイエの方がテーマ毎にある程度まとまっているイメージです。

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切子グラスや扇子は、現在こちらのイベントを開催中だから展示されていた様子。

江戸切子、江戸扇子共に、価格帯は結構幅が広く、気軽に買えそうなものもありました。

本だけでなく、切子も眺められたのはラッキーでした。

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ホワイエは横長に展開されていて、今写真に写っている範囲で全部です。

この時点で、思っていたよりは本の種類も規模も多くないのではと思い始めています。

手に取って読みたい本は、各ジャンル余程注視して探して

各1冊あれば良い程度ではないでしょうか。

本はこちらやライブラリーラウンジで読める他、客室へ持っていっても良い様子。

高価な本も多いので、このご時世、心無い方に盗まれたりしないのかちょっと心配です。

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ホワイエの奥は多数の宴会場となっています。

特にこの扉奥の「ローズ」は立食だと180名が収容出来る大会場。

この辺りは、歴史あるホテルの名残が今も残る感じですね。

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ホワイエ部分は一部が吹き抜けとなっていて、自然光がやんわりと入ります。

私は人通りの少ないホワイエ周辺で本を読む時間がこの滞在で一番楽しかったです。

普段なら絶対読まない本も何となく手に取って見られるのはこのホテルのGOODポイント。

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因みに、滞在時期はホワイエ階のお手洗いを絶賛大改装中。

特にチェックアウト日は午前中から終始物凄い音を立てていました。

やはり水回りの古さはホテル側も気になっていたみたいですね。

新しく快適なお手洗いになれば良いなと思います。

芝パークホテル 聞きなれないイングルヌック。小さな読書スペースは各階でテーマが違う!

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そう言えばチェックイン時に、コンシェルジュが

コンシェルジュ
コンシェルジュ

各階にございますイングルヌックでも本をお読みいただけますよ。

と、伝えてきました。

イングルヌックと言う全く耳馴染みのない言葉。

HPによるとイングルヌックとは「暖かく心地の良い小部屋」とのこと。

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覗いてみると、コロナ過基準だと2人入れば定員オーバーになりそうな、本当に小さな部屋が。

今のご時世を考えると、こちらで本を読む方は殆どいらっしゃらない気がしますね。

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並べられた本はどれもデザイン性が高い本ばかり。

どちらかと言うとインテリアとして飾られている本の方が多そうです。

因みに11階はアートがテーマとなっていました。

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こうなってくると、他の階層のテーマもちょっと知りたくなってきます。

芝パークホテルのエレベーターはセキュリティが掛かっていない為、

宿泊ゲストなら自由にどの階層にも移動する事が出来ます。

10階はファッションがテーマ。

ファッションの本はファッション誌と違い中々手に取る機会がないので、

私は嬉々としてこのイングルヌックには度々立ち寄りました。

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9階はトラベル。

これってトラベルかな?という本もいくつかありましたが、

その辺りはインテリアとして置かれているのかもしれませんね。

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8階のテーマは写真。

最もインテリアっぽい本が沢山置かれていますね。

何気なく手に取るには一番いいテーマかもしれません。

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7階のテーマは建築。

これも中々手に取る機会が少ない本が多いですね。

建築系の本は1階のライブラリーラウンジにも多数あったので、

もしかするとある程度の入れ替えはあるのかもしれません。

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そして6階は工芸。

日本人向けの本もあれば、全編英語の日本文化を解説する本もあったり。

この工芸もホワイエの方に幾つか本を見掛けたので、

こちらも定期的に入れ替わりがあるのかもしれませんね。

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イングルヌックは6~11階までとなっており、12階は何も付帯施設がなく、

5階はこの様に小さ目の自動販売機とアイスディスペンサーが置かれています。

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因みに4階の同じスペースはランドリーコーナーとなっています。

ランドリーの他に電子レンジが備わっているので、テイクアウトの食事はこちらで。

一時期はホテルでもテイクアウトの食事を提供していたのですが、

現在は一旦休止となっている様子。

芝パークホテル レストラン ザ ダイニング 朝食はセミビュッフェスタイル!

芝パークホテル

最後に朝食の様子をお届け致します。

朝食はホテル唯一のレストラン、「ザ ダイニング」にて。

因みにこのザ ダイニングは過去にホテルにあったレストランを集約させたものとなっています。

写真のプレートを見ると、店名の下に過去の名店達の名が刻まれています。

今でも別のパークホテルや各テナントで名前を見掛けるお店もありますね。

メニューは現在も変わらず過去の名物等も提供していて、

特にスペシャリテとなる松坂ポークの四角い黒酢豚は、今でも看板メニューとなっています。

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朝食はセミビュッフェスタイルとなっており、メインとなる卵料理のみ、

最初にオーダーするスタイルとなっています。

スクランブルエッグ、オムレツ、目玉焼きから選択可能。

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この日は一番乗りだった様で、他にゲストはまだいらっしゃらず。

ゆっくりと店内の写真を収める事が出来ました。

3つのレストランを集約しただけあって、客席数はかなり多め。

ただ、レイアウトに関しては難ありで、各端っこの席は、

座席に着く際、テーブルを動かさなくてはならない場合もあり、相当不便です。

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日中はアフタヌーンティーを楽しむゲストが多いです。

個人的にも芝パークホテルのアフタヌーンティーは、楽しみ方が色々と出来るのでおすすめです。

アフタヌーンティー利用者も本を自由に借りて席で読む事が出来るので、

特に本好きな方と一緒に伺えば、楽しい時間になるのではと思います。

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一番奥にはこの様に個室スペースも。

アフタヌーンティーではこの個室確約プランもあったりします。

2名からでも個室を予約する事が出来るので、

プライベート感を高めたい方にはこちらの個室がおすすめ。

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セミビュッフェなのですが、品数はかなり少な目。

シリアル類はこちらに。

フルーツグラノラやコーンフレーク、チョコフレークやオールブランまで、

定番のものは揃っていますね。

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飲み物は5種類。

HPには野菜ジュースもあるとの表記だったのですが、この日は見掛けませんでした。

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この朝食の評価を一段階下げたのがこのサラダコーナー。

葉物は明らかに保存方法、提供方法が悪く、ピンク色に変色しています。

変色していても体に害がない事は分かっていますが、

ホテルの朝食はそれなりな価格帯なので、やはり見逃すわけにはいきません。

また、生ハムも質が良いとは決して言えず。

奥にはデザート替わりの季節のフルーツが3種類です。

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こちらはパンコーナー。

最近ホテルビュッフェで度々見掛けるはちみつ豆乳パンは美味しいですね。

クロワッサンも小ぶりで食べやすいサイズとなっています。

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今回オーダーしたのはオムレツです。

このオムレツは絶品で、焼き加減も美しく、バターの香りが食欲をそそります。

オムレツが突出して素晴らしいのもあって、

付け合わせの質がやや低めなのが余計に気になります。

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朝食の価格帯は3,630円。

はっきり言って、この価格帯では朝食のリピートは絶対にないです。

かなり最近セミビュッフェに生まれ変わったそうですが、

この質と種類ならセットメニューで質を上げた方が良いと断言出来ます。

芝パークホテルの宿泊記はこれで以上となります。

芝パークホテル ブログ風宿泊記 まとめ

芝パークホテル
  • 客室は可もなく不可もなく使いやすくアメニティ豊富なのがGOOD!
  • 珈琲や高級ブランドの紅茶が幅広い時間帯で自由に楽しめる!
  • コンシェルジュは雰囲気も良く、サービスも丁寧で好印象!
  • ライブラリーラウンジ、ホワイエはかなり人を選ぶ本のチョイスに・・・
  • リニューアルしたとはいえ、全体的に古めかしさは否めない・・・
  • 朝食は現状だとおすすめ出来ず、今回最大のBADポイント・・・

今回宿泊費は朝食込みプランで12,000円とかなりリーズナブル。

恐らくリニューアル後では最安値に近い価格帯ではないでしょうか。

正直な感想を言うと、チェックイン時から翌朝までの評価は割と高く、

特にコンシェルジュは、昨今のホテルでもトップクラスに良いと思いました。

不慣れなコンシェルジュも居ましたが、

そのコンシェルジュ達も一生懸命にサービスをしようとしているのが如実に伝わってきて、

ちょっとした感動を覚える程でした。

最近のホテルでそういった事を感じるのは滅多になく、

東京イーストサイドホテル櫂会と同じ様な高いポテンシャルを感じました。

その評価を翌朝の朝食で全て叩き割られた感じになってしまいました。

朝食がコロナ過中の様な、3,000円を切る価格帯で、セットメニューでの提供なら、

まだここまで評価を落とす様な事は無かったと思います。

ビュッフェである必要性が全く感じず、更には質が高いわけでもないのは、かなり厳しいです。

価格が価格ですから、これならアラカルトで松坂ポークの四角い黒酢豚や

オニオングラタンスープを朝から提供してくれた方が良いと心底思いました。

コンセプトホテルへとリニューアルするとの発表があってから、

暫くの間は期待と不安で様子を窺っていました。

今回実際に宿泊してみて、GOODとBADの両方が明確に分かった形になりました。

現状は物凄く人を選ぶホテルなのは間違いないです。

また、コスパに関しては、2万円以下~なら十分ありだと私は思いますが、

2万円以上~となると、話はかなり変わってくると考えています。

おすすめの滞在方法は、素泊まりのリーズナブルな客室・プランで予約し、

ディナーはアラカルト等で名物を中心に堪能。

朝食はホテルで取らず、近隣の

「ル・パン・コティディアン」等で召し上がられる事をおすすめします。

コンシェルジュを筆頭に、可能性は凄く感じるホテルなので、

良い変化がこれから起これば良いなと強く思います。

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