今回宿泊記をお届けするのは
「ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー」
2022年11月16日に開業したばかりのホテルです。
ロイヤルパークホテルブランドの中で、宿泊特化型に位置付けられるキャンバスブランド。
既に銀座にはザ ロイヤルパークキャンバス 銀座8丁目がありますが、
こちらのホテルで銀座には2つのキャンバスが開業した事になります。
- ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー チェックインはウェイティング時間がかなり長め!BADポイントの1つに。
- ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー オミキ スタンダードダブル 音楽を楽しめるシャワーブースが完備!
- ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー オミキ スタンダードダブル ベッドエリアは広さ十分。最大の特徴が全室完備のプロジェクター!
- ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー 付帯施設は皆無ながら、一風変わったレンタルアイテムをピックアップ出来ます
- ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー ハイライトとなるのはキャンバスラウンジ
- ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー ブログ風宿泊記 まとめ
ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー チェックインはウェイティング時間がかなり長め!BADポイントの1つに。
ホテルは銀座駅や日比谷駅から徒歩5分と利便性は良し。
有楽町や新橋駅からもアクセスし易いです。
エントランスはコリドー街側の1つのみ。
エントランスをくぐると、左手にエレベーターとフロントフロアへ続く階段が見えます。
ハイライトとなるレストランやラウンジバーの様子は後回しにして、
先に周辺を見ていきましょう。
階段は木で装飾が施されており、1回にあるプロセッコバーと統一感があります。
階段を登りきると、この様に各ホテルの施設が描かれたタペストリーが飾られています。
奥では営業前のオミキバーが準備している様子も窺えます。
このままフロントへと向かいましょう。
フロントはハイライトとなるキャンバスラウンジと一体となっており、
画像右側のブルーライトが眩しいカウンターがフロントとなっています。
流石にゲストで終始ごった返していましたので、写真は控えさせていただきました。
チェックインなのですが、カウンター2つと、臨時のハイテーブルでも行っていました。
私が並んだ時は、そこまでゲストが多くなかったのですが、
初日と言う事もあって、チェックイン完了まで20分以上掛かりました。
チェックイン機も2台あるのですが、こちらはチェックアウトのみに対応との事。
自動チェックイン機がチェックインでも利用出来る様になるまでは、
このチェックインはかなり厳しいBADポイントになりそうです。
キャンバスでは客室で使うアメニティを自分でピックアップ出来ます。
これが、フロントカウンター中央に設置されているのですが、
完全に導線上にあるので、チェックインの長時間化を誘発しています。
エレベーターは客室ゲスト専用のものが2基。
カードキーでのセキュリティが完備された新しいものです。
フロント時と客室フロアでドアの開く向きが変わるのが特徴的です。
今回はホテル最上階となる13階の客室がアサインされました。
キャンバスらしい、少しライティングを抑えた照明と和を感じるカーペットが目を惹きます。
ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー オミキ スタンダードダブル 音楽を楽しめるシャワーブースが完備!
では、客室の様子をお届け致します。
今回予約したのはオミキフロアのスタンダードダブル。
客室ランクはプロセッコ≒オミキ<キャンバスという順番で、
オミキフロアの中では最もリーズナブルな客室です。
オミキフロアの方が上層階なのですが、レートはプロセッコと同じです。
まずはクローゼット部を見ていきましょう。
とは言え、非常にシンプルな造りとなっています。
ハンガーも必要最低限のみ。
クリーニングタイプのスリッパ、消臭スプレー、
そして最下段の引き出しにはセキュリティボックスが完備です。
ベイシンは1つで非常にスタンダードなタイプ。
バスアメニティは前述の通り、使いたいものをフロントにてピックアップします。
ミネラルウォーターは2本、アイスペールに湯沸かしポットもあります。
タオルやドライヤーはベイシン下部に収納されています。
ナイトウェアもこちらに収納されており、セパレートタイプです。
ワッフル生地系なのですが、着心地はまずまずと言った所。
左側の引き出しを開けると、様々なルームアメニティが収納されています。
シャンパングラスやお皿、スプーンやフォークがあるのは嬉しいですね。
テイクアウトしたものを客室で楽しむ際にも重宝します。
ルームアメニティの下部には冷蔵庫が完備。
中には、フロントにてプレゼントされた開業記念のハイボールを入れてみました。
こちらは昔懐かしい感じの味わいでした。
ベイシンの向かい側はウェットエリアとなっています。
バストイレ別なのが嬉しい点ですね。
トイレットは非常にシンプルです。
広さが結構あるので、ゆったりと使用する事が出来ます。
このホテルの特徴の1つがこのバスエリア。
まず、下位ランクの客室はほぼ全てシャワーブースとなっているのも重要なポイント。
バスタブは上位ランクの客室のみです。
シャンプー等のトイレタリーはキャンバスのロゴ入りのボトルとなっています。
こちらのシャワーブース、音楽を流す事が出来る様になっています。
音楽は自由に流す事も一応出来る様ですが、
基本的には、2階のキャンバスラウンジで流れている音楽がそのまま客室でも楽しめる様です。
その為、この立地らしさ全開のクラブミュージックが流れ出します。
ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー オミキ スタンダードダブル ベッドエリアは広さ十分。最大の特徴が全室完備のプロジェクター!
それでは、ベッドエリアを見ていく事にしましょう。
客室によって多少の差異はありますが、客室の広さは概ね23~24㎡です。
テーブルには何やら気になるものが。
こちらのポーチには客室にて使用する電気コード類が収納されています。
ただ、HDMIケーブルやchromeキャストといった後述するプロジェクター関係の物が主です。
スマホの充電ケーブル等は別途必要なので要注意。
リモコンもプロジェクターのリモコンです。
Bluetoothスピーカーも完備。
音質はこの大きさでは中々想像し辛い非常に柔らかい音質となっています。
空気清浄機も勿論完備。
かなり乾燥しやすい客室だった様で、就寝前には水がすっかり無くなっていました。
客室にはこの様なアート作品も。
ホテル館内にも多数のアート作品が飾られているのですが、
客室の作品を含め、一部を除いて殆どが実際に購入出来るものとなっています。
ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー最大の特徴となっているのがこのプロジェクター。
全室に完備されており、その代わりにテレビがありません。
プロジェクターは基本的にご自身のスマホの映像を映すものとなっています。
対応したアプリがあれば、割と簡単にプロジェクターを利用する事が出来ます。
最後にベッドを見ていきましょう。
ダブルベッドなのでサイズは1600×1950mmと標準的なサイズ感です。
寝心地は新しいホテルなので勿論良好です。
陽射しがそこまで入らない向きだった為に、ぐっすり眠る事が出来ました。
因みにベッドエリアは扉を閉める事も出来るので、騒音もほぼ皆無でした。
最後に客室からの景色をお届けします。
最上階なので、このホテルとしてはかなり良い眺めなのですが、
周辺に高い建物も多く、抜け感は控え目。
方角的に東京タワー等も楽しむのは厳しいですね。
夜になっても夜景と呼ぶには光源の距離が近過ぎますね。
このホテルは景色を楽しむホテルではなく、
やはり2階のキャンバスラウンジや夜の銀座を楽しむホテルですね。
ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー 付帯施設は皆無ながら、一風変わったレンタルアイテムをピックアップ出来ます
次にホテルを探索してみましょう。
と言っても、付帯施設は1、2階のレストランやラウンジを除けばほぼ皆無。
特徴的なのは5、6階にあるレンタルアイテムルームでしょうか。
レンタルアイテムルームは、5階、6階に各2部屋ずつあり、
各部屋毎にピックアップ出来るアイテムが違います。
枕やブランケット毛布、アイロンといったホテル滞在の定番アイテムの他、
この部屋では、電気スタンド、ズボンプレッサー、靴乾燥機、ヘルスメーター、
延長コード、そしてヘアアイロンがレンタル出来ました。
最も変わったレンタルアイテムと言えばこちら。
ブロックスと言った人気の高いボードゲームや、定番のウノやジェンガと言った、
ホテルで遊ぶ機会は中々無さそうなものまでレンタル出来ます。
スマホ用のスタンドがレンタル出来るのも、見逃せないポイントですね。
ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー ハイライトとなるのはキャンバスラウンジ
最後に1階、2階を覗いてみる事にしましょう。
まず1階奥には「イル カルディナーレ 銀座コリドー店 クッチーナ イタリアーナ」が。
こちらはオールデイダイニングレストランとなっています。
朝食会場も兼任しています。
ゲストが終始出入りする場所だったので、今回写真は撮っておりません。
エントランス右手すぐにはプロセッコバーがあります。
プロセッコとはイタリアを代表するスパークリングワインの事。
数種類のプロセッコを楽しむ事が出来ます。
そして最大のハイライトとなるのがこのキャンバスラウンジ。
画像上の液晶パネルは、音楽に合わせて自動的に映像が変化する仕掛けになっているそう。
そう言えば、チェックイン時にウェルカムドリンクチケットを貰っていました。
幅広い時間で使えそうなので、カウンターでドリンクをいただきましょうか。
こちらがキャンバスラウンジのメニュー表。
左側がウェルカムドリンクとなっています。
遅い時間に伺った際は、一部アルコールも普通に無料でもらう事が出来ましたので、
少し遅い時間に利用する方が良いかもしれません。
席数はソファが16席、テラスが6席と非常にコンパクトです。
基本的に座って楽しむ様なホテルのラウンジとは一線を画しています。
と言うのも、こちらはホテル開業前にあったお店と同じP.C.Mがプロデュースしているので、
ホテルラウンジと言うよりは、ミュージックラウンジの要素が非常に強いです。
コンシェルジュにお聞きしたのですが、
夜になるとP.C.M時代の常連ゲストが多く来店したそうです。
少しだけ立ち寄りましたが、実に銀座コリドー街らしいムードに。
このホテル最大の特徴ではあるのですが、
このDJミュージックが鳴り響く、騒がしい雰囲気が好きか否かで、
このホテルのおすすめ度は大きく変化します。
キャンバスラウンジから翻ってエレベーターを横目に進むと、
日本酒専門のバー「オミキバー」が控えています。
通路にも多数のアート作品が飾られていますが、こちらも購入する事が可能です。
オミキバーは扉があるわけではなく、こういった暖簾で区切られています。
その為、夜になるとDJミュージックが鳴り響く喧噪がそのまま聞こえてきます。
奥まった非常に雰囲気の良い場所なのですが、
隣から漏れる喧噪が強すぎる為、ちょっと勿体ないと思いました。
現在はキャンバスラウンジのゲストはこちらも自由に利用出来るそうです。
日本酒は「IMADEYA GINZA」がチョイスしているそうで、
ラインナップも中々の拘りを感じます。
おつまみは5~6種類と控え目で少し残念。
あくまで、日本酒そのものを味わいたい方が利用し易いバーとなっています。
ホテルの様子は以上です。
ザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー ブログ風宿泊記 まとめ
- 客室は使い勝手も良く、広さも十分!
- 実にキャンバスらしい自由なホテル!
- キャンバスラウンジの雰囲気が気に入るかどうか次第!
- コスパが流石に悪い・・・
今回お届けしたザ ロイヤルパークキャンバス 銀座コリドー。
宿泊部分に関しては、実にキャンバスらしく、コスパさえ良ければ満足出来ると思います。
チェックインに関しては、この所要時間が今後も続くならかなり問題ですが、
自動チェックイン機が使える様になれば、ほぼ問題ないレベルまで改善されるでしょう。
となると、残るは特徴的なキャンバスラウンジ。
P.C.Mプロデュースだけあって、この地にあったお店の雰囲気をほぼそのまま引き継いでいます。
こういった雰囲気が好きな方なら、お気に入りのホテルになる可能性も高いです。
私は今回の滞在でオミキバーを1番楽しみにしていました。
閉鎖された空間ではなく、かなりオープンな空間となっており、
キャンバスラウンジの喧噪をそのまま受けてしまうのが非常に勿体無いと感じました。
また、コスパは1万円代後半からのスタートとなっています。
高い日には2万円代後半を超える場合もある為、
流石にその価格帯では、やや厳しいと言えるかと思います。
実は宿泊記を書くかどうか相当悩みました。
と言うのも、このホテルの魅力の8割は、
キャンバスラウンジが占めていると言っても過言ではありません。
キャンバスラウンジは宿泊ゲストでなくとも自由に利用出来るので、
敢えて宿泊する必要性はあまり高くないと言えるかと思います。
一度夜のキャンバスラウンジに訪れて、気に入るかどうか確かめてみてはいかがでしょうか。
1万円代のお得なレートなら満足出来ると思うので、
是非お得なレートを見付けてキャンバスラウンジを存分に楽しんでください!
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