今回宿泊記をお届けするのは
「ホテル ザ・マンハッタン」
開業は1991年11月。
幕張の地で実に30年以上もの間愛され続けてきた老舗ホテルです。
テレビや雑誌のロケ地としても著名であり、
バブルを象徴するホテルの1つでもあります。
ホテル ザ・マンハッタン アール・デコ様式の高級ホテル然とした館内
こちらは正面玄関且つ、車寄せとなっており、常にコンシェルジュが常駐。
ホテルには地下駐車場も備わっている為、車での来訪も容易です。
宿泊時は駐車場料金が無料なのも嬉しいGOODポイント。
最寄り駅は海浜幕張駅となるのですが、徒歩で来訪すると、
ホテルの裏玄関から入館する事が基本となります。
駅からは三井アウトレットパークを抜けて約5分といったところ。
裏玄関にはイノシシのオブジェが鎮座しています。
ポルチェリーノと名付けられたこちらの作品はフィレンツェの広場に飾られているものと同じ物だそう。
御鼻を撫でると幸運を呼び込んでくれるそうなので、
来訪の際は是非御鼻を撫でてみてはいかがでしょうか。
では、裏玄関からホテルへと入館していきましょう。
こちらには多数のブティックの他、ホテルのハイライトの1つとなる
ベーカリー&ケーキ「サント・ノーレ」があります。
ホテル ザ・マンハッタン ハイライトの1つとなるベーカリー&ケーキ「サント・ノーレ」
サント・ノーレには、こちらのパンの他、沢山のケーキが販売されています。
こちらで販売されているパンは、朝食時に提供されるものとは全くの別物。
全体的に質は高く、ホテルのパンとしては割とリーズナブルなのでおすすめです。
特にクロワッサンは、バターの香りがたまらない、上品な一品となっています。
ケーキ類も、随一の素晴らしさを誇るホテル ザ・マンハッタンですが、
季節問わず安定感抜群の味が楽しめるのがこちらのモンブラン。
スタンダードなモンブランとは一線を画す味わいと食感で、私もイチオシのケーキです。
お値段はかなり張りますが、それだけの価値は十分あります。
他にもぷりんや季節限定のタルトレーヌを筆頭に、こちらも全体的な質が高いです。
ホテル ザ・マンハッタン 館内はまさに古き良き高級ホテルの佇まい
それでは、ここからフロントへ向かいチェックイン手続きを済ませましょう。
フロントは1階。
表玄関、裏玄関問わず、合流した正面にチェックインフロントがあります。
裏玄関をまっすぐ進むと、表玄関に突き当たります。
流石に表玄関は少し懐かしい高級ホテルの雰囲気がありますね。
アール・デコ調のデザインが各所に散りばめられています。
ホテルの見所は、1階にほぼ集約されている印象なので、
写真も数多く撮影致しました。
特に照明のデザインがクラシックな高級ホテルらしい佇まい。
こういった壁画パネルや絵画、様々な彫刻が、1階フロント周辺を飾っています。
ふと、足を止めて眺めたくなるものが多いです。
解説がついているのは、こういった美術品を眺める際の嬉しいポイントに。
フロント周辺に向かうと、すぐさまポーターが駆け寄ってきて、
お泊りでございますか?
とチェックインへと促してくれます。
全体的にホスピタリティ意識はかなり高く、日本のホテルらしさが垣間見られます。
フロント周辺には沢山の椅子やソファーが備わっています。
チェックインカウンターは、最大で4つありますが、常時応対しているのは2つ。
その為、週末の15時前後はやや混み合う可能性はありそうです。
今回は平日の滞在だった為、チェックイン時間も比較的のんびりとしていました。
お子様用の椅子もありますね。
チェックインは実にスムーズ。
バゲッジカートも備わっているので、長期滞在で大荷物があっても安心です。
前述の通り、ホテルは様々なロケ地としても有名です。
良く使われるのはバンケットルームですが、
こちらの正面階段フロアも撮影スポットとして度々見掛けます。
特に有名なのが、こちらの大理石の階段。
ウェディングでの撮影でも活躍する様子。
後程紹介する客室もそうですが、大理石が使われている場所が本当に多いです。
その為、床も壁も、1階フロント周辺はピカピカで周囲の景色が映り込んでいます。
エレベーターは全4基。
ホールには小ぶりながらもシャンデリアが備わっています。
エレベーターホールからはホテル自慢の庭園も見えますね。
庭園へも後程足を運んでみましょう。
こちらのホテルも、昔ながらの高級ホテルらしく、
忌み数字となる4、9が意図的に外されており、
御覧の様に4階9階は存在しないエリアとなっています。
エレベーター上部の階数表示を見ても、
不自然と思える程、4階と9階の表示がありません。
老舗ホテルらしい一面ですね。
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