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バー初心者のあなたへ!ルールやマナーを判り易く徹底解説!バーはもう怖くない!

バーと言えばカクテル!ショートカクテルとロングカクテルの大きく分けて2タイプ!

バーの醍醐味の1つと言えばやはり

「カクテル」

端的に2種類に分ける事が出来ます。

ショートカクテルと聞いて思い浮かべるのはこちらのカクテルグラスだと思います。

そして、こういったグラスを使うのが

ショートカクテル」だと思われている方も多いかと思います。

これは誤解でして、正しい意味合いは

「ショート・タイム・カクテル」

その言葉の通り、短い時間で飲み切るスタイルのカクテルです。

また、ショートカクテルは基本的に氷が入っていません。

それがロングカクテルとの大きな違いです。

つまり、どんなグラスを使用しようが、

氷がないものはショートカクテルになるのです。

代表的なカクテルとしては、007でもお馴染みの「マティーニ」等。

ショートカクテルは3口で飲み切るのが通な飲み方と言われています。

勿論、カクテルによってはアルコール度数が高い物も多い為、

無理して3口で飲み切らなくても大丈夫です。

ただ、温度が重要なカクテルも多い為、概ね、5~10分で飲んでしまう方が、

カクテルそのものを美味しく楽しむ事が出来ます。

一方ロングカクテルは、先に述べた様に基本的には氷が入っているカクテルの事を指します。

勿論意味合いは

「ロング・タイム・カクテル」

15分~20分で飲み切ってしまうのがベターです。

それ以上掛かっても良いですが、

やはり氷が解けてカクテル自体が水っぽくなってしまいます。

モヒートやスクリュードライバー等、

耳馴染みのあるカクテルの多くがこのロングカクテルに属します。

ショートカクテルをロングスタイルで!

cocktail、カクテル、ロック

例えば、先程も挙げたマティーニ。

カクテルの王様たるマティーニはアルコール度数も中々の高さで、

使う材料によりますが概ね35~40度くらい。

ウィスキーのストレートに次ぐアルコール度数の高さです。

そんなマティーニが飲みたい!

・・・けれどアルコール度数が気になる!

そんな風に思った事はありませんか?

それなら是非、マティーニをロングスタイルで楽しんでみては如何でしょうか。

つまり、氷を入れてマティーニをオンザロックで楽しむのです。

一見邪道にも見える行為ですが、全く問題ありません。

寧ろ、無理してマティーニを飲むよりも、

オシャレ且つ紳士淑女の飲み方だと思います。

カクテルによっては、氷が入るだけで呼び名が変わったりするのですが、

無理して覚える必要はありません。

普通に「マティーニをロックで」等でバーテンダーには伝わります。

お店によっては断られることもあるので、その点は注意を。

同じカクテルを頼んでも全く印象が違う!?

基本的にカクテルのレシピはある程度定まっています。

多くのカクテルのベースになっているスピリッツ

ジン

昨今は空前のクラフトジンブームも相まって、かなりの数のジンが存在しています。

ロングカクテルの代表的カクテル「ジントニック

今や居酒屋でも気軽に頼む事が出来る、

凄く身近なカクテルの1つだと思います。

仮に、このジントニックをバーでお願いしたとしましょう。

果たして、これが本当に面白い程、お店によって違いが出るのです。

何故同じ「ジントニック」を注文したのに、お店で味に違いが出るのでしょうか。

一番の理由は、使うジンの種類が違うからです。

例えば、ジンのスタンダードとして有名な「ビーフィーター

居酒屋で使われる事も多く、正しく代表的ジンの1つです。

ジン、ギルビー

こちらも、居酒屋で使われる事の多いジン「ギルビー

コンビニ等でも気軽に買えるジンとして良く目にします。

青いビンが特徴的な「ボンベイ・サファイア

昨今日本では、大規模なプロモーション展開がされています。

香りが良く、実に繊細な味がカクテルに華を添えます。

ジン、タンカレー

私が最も好む「タンカレー

癖がなく、それでいて香りと味が活きるスッキリとしたジンです。

代表的ジンだけを並べてみても、これだけの数があり、他にも沢山の種類があります。

ただ「ジントニック」を頼むだけでも、

バーテンダーはこの中からそれぞれが美味しいと思うジンを使い、

それぞれが身につけた作り方でお客様に渾身の「ジントニック」を提供するワケです。

慣れてきたら銘柄を指定してみよう!

折角なのでこのまま「ジン」を例で話を進めます。

好きなお店が出来、好きな飲み物がジントニックだったとします。

バーテンダーに、「このジンはどんなジンですか?」と尋ねたら、

まず間違いなく、これですよと瓶を出して見せてくれます。

これで自分が好きなジンが分かりました。

仮にそれが「タンカレー ナンバーテン」だったとします。

ジンの中ではかなり高級ですが、その味は間違いありません。

他のお店に行った時、注文する際、バーテンダーにこう伝えてみましょう。

ジントニックをお願いします。タンカレーナンバーテンで

お店に置いてさえあれば、指定したジンで作って貰えます。

しかし、ジンを指定したとしても、必ず同じ味になるとは限りません

ほぼ確実に何か違いを感じるかと思います。

この「違い」こそ、バーを楽しむコツでもあり、

自分に「合う」お店を見つける基準にもなるワケです。

因みに実際にタンカレーナンバーテンでジントニックを作ってもらうとなると、

お値段はそこそこしますので、ご注意を。

ウィスキーもバーの醍醐味の1つ!

時折、「バーに来たならカクテルを頼まなきゃダメだよ」

と言う声を耳にします。

カクテルはバーテンダーの腕の見せ所でもありますし、

お店それぞれの良さが色濃く出やすい飲み物である事は間違いありません。

しかし、ウィスキーもバーの醍醐味の1つだと声を大にしてお伝えしたいです。

確かに、「ウィスキーは飲み方次第ではどこで飲んでも変わらない

と思われるかもしれません。

しかし、どこで飲んでも変わらない印象もあるからこそ、

是非ウィスキーをバーでも試していただきたい。

バーでウィスキーがおすすめな理由①様々なウィスキーに出会える

whisky、ウィスキー

端的にバーでウィスキーを楽しむ理由の1つはこれだと思います。

どのバーでも、定番モノは必ず置いてありますし、

お店によってはかなり珍しいものも置かれていたりします。

何より、自分が好きなウィスキーを見つける為に1本1本買うのは大変な労力です。

お店であれば、1杯から楽しめるワケですし、

ほぼ最上級の条件で飲む事が出来ます。

お店で出会って気に入ったものがあれば、覚えておいて損はありません。

家用に買ったり、他のお店で飲む時の基準にもなります。

また、限定品等は、一般では入手しづらいものでも、お店にはある場合が多く、

そんな限定品を楽しめるのは大変嬉しい点です。

バーでウィスキーがおすすめな理由②グラスが違う

whisky、ウィスキー

お家でも拘って飲む方は別ですが、

お店には必ず多数のグラスが用意されています。

拘っているお店では、お願いするウィスキーによってグラスの種類を変える場合も。

偏にストレート用のグラスと言っても、その種類は実に様々。

お店毎に使っているブランドのグラスも異なるので、

そのグラスそのものを楽しむのも一興。

グラスによって、ウィスキーの味わいも微妙に変化するので、

その変化を体験するのも、通な楽しみ方ではないでしょうか。

バーでウィスキーがおすすめな理由③様々な飲み方を楽しめる

whisky、ウィスキー

例えば、ハイボール1つとっても様々なスタイルがあります。

氷を入れる・入れない。

レモンピールを絞る・絞らない。

ウィスキーの温度の違い。

グラスの温度の違い。

使うソーダの違い・・・etc。

バーそれぞれ異なったスタイル、

場合によってはお店は同じでも作り手で違う事もあります。

また、ウィスキーフロートやミスト、トワイスアップをシェイクしてもらったり等、

バーならではの楽しみ方が無限に広がるのもウィスキーの良い所です。

好きなウィスキーが出来たら、

それをベースにウィスキーカクテルを作って貰うのもありです。

ウィスキーを怖がらないで!ウィスキーは自由に楽しむもの!

ストレートで飲めないならウィスキーを飲むべきじゃない

そう仰る方も意外と多くいらっしゃいますし、

色んな本にもその様な事を書かれているのを目にします。

確かに、ストレートで楽しんだ方が、そのウィスキーの本質が判りやすいですし、

一番初めはストレートで楽しむ事をオススメはしたいです。

特に熟成年数が高い物(20年以上の物)は、

ストレートで飲んでも想像以上にまろやかで刺激を感じず

それまでのウィスキーの概念を変える程素晴らしい物が沢山ある為、

是非、良い物はストレートで楽しむ事を強くオススメはします。

しかし、だからと言って、必ずストレートで飲まなければならないかと聞かれたら、

私は、好きな銘柄を好きな飲み方で楽んでは如何でしょうかと答えます。

ストレートで飲まないなら、飲むな!なんて野暮な事は言うべきではありません。

この「好きな飲み方」を見つけるのもウィスキーを楽しむ第一歩だと思うのです。

一番初めはハイボール水割りからでも良いと思います。

私のオススメはウィスキーと水を1対1程度で混ぜる「トワイスアップ

この飲み方なら、アルコール度数も少し抑えられますし、香りも開いてきます。

香りを存分に楽しみたい方なら、お水を少し少な目でお願いすればOKです。

実はその辺の分量もバーによって差異があり、その点でも楽しめます。

色んな飲み方でご自身が美味しいと思えるウィスキーに出会う事が一番大切です。

そして、美味しいと思ったウィスキーが分かったら、

徐々にロック→ストレートとチャレンジしてみてください。

チェイサーって何?大事なの?

チェイサーはその名の通り、お酒に追いかける様に飲む飲み物の事

飲む物自体はなんでも良いそうですが、

日本では基本的に冷たい水、稀にソーダが提供される事もあります。

何故、ウィスキーにはチェイサーがつきものなのか。

その理由はいくつかあります。

まず、ウィスキーのアルコール度数は低いものでも40度近いです。

ストレートではそれを飲むワケですから、

血中のアルコール度数が一気に上昇します。

それを抑える為にお水で体内のアルコール度数を下げるのが一番の理由です。

そうする事で、悪い酔いや二日酔いの防止になります。

他にも、口の中に残ったウィスキーの香りをリセットする効果もあります。

それにより、ウィスキーを口に運ぶ度に改めて香りを楽しむ事が出来るのです。

チェイサーは美味しくお酒を楽しむうえでとても大事だと思います。

慣れた方なら、チェイサー要らずでどんどん飲まれる方もいらっしゃいますが、

初めは絶対にチェイサーを頼むべきですし、ストレートやロックをお願いすれば、

殆どのお店で言わずともチェイサーも出してくれます。

チェイサーを飲むペースも色々と言われていますが、

ご自分のペースでゆったり楽しまれるのが何よりです。

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