またまた当サイトとしては珍しく宿泊記になります。
スマホを買い替えてから、写真が多少上手に撮れる様になったので、記事にしやすくなりました。
今回は六本木にての滞在。
それも何とも珍しい事に、
普段利用するホテルのANAインターコンチネンタルホテル東京ではありません。
今回滞在したのはこちら!
六本木ホテルS 7周年を迎えた、一風変わったデザイナーズホテル
今回、私が滞在したのは、ホテルとレジデンス、そしてアパートの顔を併せ持つ、六本木らしいホテル。
六本木ホテルSです。
こういったデザイナーズホテルとしては珍しく、レストランも割と豊富に併設。
長期滞在用の設備も充実しており、拠点として魅力的なホテルです。
7周年記念プランというものが、滞在時に登場しており、
普段は15,000円前後~の宿泊費が、なんと破格の5,000円強で予約出来た為、
迷うことなく予約した次第です。
六本木駅からは徒歩7分強。やや遠いのは気になるかも
六本木駅からは徒歩7分。
しっかりと計測したワケではありませんが、思いの外遠く感じた事は否めません。
丁度良いバス等もない為、どうしても徒歩で向かうしかないのは残念ポイント。
入口左手にはフロントがあり、手続きは至って素早くスマートに行われました。
因みに、ホテルとレジデンスでエレベーターが分かれており、
ホテルは左側のエレベーターを利用する事で客室へ向かう事が出来ます。
六本木ホテルS 一番リーズナブルなダブルルームはとってもシンプル
7周年記念プランと言う事もあって、滞在費は格安。
部屋はおまかせで選択出来ずだったので、一番スタンダードなダブルルームになりました。
客室は17~19㎡と、ビジネスホテルよりは気持ち広めといった程度。
では1つ1つ見て行くことにしましょう。
まずはクローゼットから。
中にはバゲッジラックが畳まれて収納されている他、
ワンピースタイプのパジャマがハンガーに掛かっています。
何と、ヘアドライヤーが上の段に収納。
通常は浴室に置かれている事が多い為、これはかなり意外な配置。
他には貴重品を入れる金庫、下の段の引き出しには靴磨き用のスポンジが入っていました。
スリッパはクローゼットの隣に。
靴ベラもあるので、外出時はこちらで靴を脱ぎ履きする感じになりますね。
スリッパはペラペラで履き心地が良いとは言えませんが、不満を抱く事も別段ないかと。
クローゼットの後ろ側にはランドリーと書かれた扉が。
扉を開けて見ると、洗濯機がお目見え。
1回分の洗剤も置かれているので、急に洗い物が出来ても洗濯出来ますね!
ただ、干す所は室内にない為、乾かす事は厳しそうでもあります。
奥に進むとベッドが。
寝心地はそこそこ良いのですが、マットのバランスが悪いのか、
朝起きた時にはかなりベッドの枠からズレていました。
ベッドメイキングは綺麗なので、そこは安心。
ベッドの上には空調が。
冷房、暖房の他、空気清浄機能も付いています。
手入れはしっかりとされている様で、嫌な臭い等とは無縁。
滞在中は快適な室温にしてくれました。
ベッドの向かいにはシンクが。
長期滞在向けでもある為、こういった設備は嬉しいですね。
無料で楽しめるお茶やコーヒーもあるので、朝の一杯に是非。
シンクの下を開けてみましょう。
こちらにはコーヒーカップやコップ、
湯沸かしのポットや電子レンジまで完備。
電子レンジがあるのが長期滞在にも対応したホテルらしくて良いですね。
駅からホテルまでの道のりにスーパーもある為、そちらでお惣菜やお弁当を買って、
お部屋で食べるなんて過ごし方でも、温かいご飯が食べられますね。
シンクの隣のデスク代わりも務める台には小型のテレビが。
他にはメモ帳、電話、時計と、これまた至ってシンプル。
この部屋の広さですから、テレビもこれくらいでちょうど良いですね。
写真には収めていませんが、台の左下には冷蔵庫があります。
無料サービスのミネラルウォーター2本が予めこちらで冷やされているのも嬉しいです。
テーブルには館内や朝食の案内が書かれたシートが。
ホテルとしての最上階は6階までの様ですね。
それより上層階のレジデンス部施設の一部は宿泊者も利用出来るそうです。
利用する際は主にフロントにて手続きが必要になってきます。
1階のレストランもディナータイムは10%オフで楽しめるそうです。
宿泊者限定のコースもあるとのこと。
引き出しにはペンライト、爪切り、変換アダプタが。
外国人の利用者も多いので、この変換アダプタがあるワケですね。
爪切りがあるホテルって最近殆ど見掛けない気がします。
この部屋にある唯一の窓。
初めからカーテンが閉じられています。
折角なので開けてみましょうか。
こ、これは残念過ぎる景色・・・。
建物が密集している場所なので、仕方ないと言えば仕方ないです。
もう少し良い部屋を選択すれば、景色も改善されるのでしょうが、
今回は破格で予約しているので仕方ありません。
ただ、陽射しはそこそこ入るので、朝の目覚めは割と良いです。
最後に水回りを見る事にしましょう!
至ってスタンダードなユニットバスタイプ。
マットレスはロゴ入りで厚みのあるタイプです。
シャワーカーテンがやや頼りないですが、清掃はしっかりされていて綺麗です。
ベイシンもきちんと掃除が行き届いています。
シャンプーやコンディショナー、ボディソープはブランド不明。
狭い空間ながら、まとまりのある印象を受けるのは流石です。
こちらはバスアメニティ。
オーガニックの化粧水等のフェイスケアが付いていました。
これは常備されているのか、それともキャンペーンなのかは不明です。
アメニティに関しては必要最低限ですが、
こちらもホテルのロゴが入っており、オシャレに感じますね。
タオルもロゴ入りの物が用意されています。
備品の多くにホテルのロゴが入っているからこの統一感があるのかもしれませんね。
タオルも古さを感じさせず、丁度良い固さで、使い心地は良かったです。
これで客室の紹介は終了です!
六本木ホテルS 説明は全くないものの、実は使えるライブラリーラウンジ
そう言えば、ホテルに到着した際に気になる場所がありました。
入口入って右手にあるこの場所。
外からもかなり丸見えになっており、謎は深まるばかりでした。
出掛ける際にフロントで訊ねると、どうやらホテルとレジデンスで共有のラウンジとの事。
チェックインの際には一切説明がなかったので、その点は気になりますね。
ライブラリーは洋書が割と豊富。
外国人向けの本が大半を占めていますね。
どういう基準で、どういうジャンル分けがされているのかも不明です。
テーブルには何やらメニューが乗っています。
こちらも訊ねてみると、17時以降はラウンジバーとしても利用されているとの事。
折角ですので、ドリンクを一杯お願いする事にしました。
席数は多くなく、席間もやや狭め。
落ち着きのあるラウンジではありませんが、利用する方もそこまで多くなく、
ゆったりと寛げるライブラリーラウンジでした。
ホテルの前の道からは丸見えなので、その点もまた六本木らしいかもしれませんね。
まとめ
- 客室はシンプルにまとまっていて使い勝手も○
- レストランが豊富に揃っており、日曜日以外ならおこもりステイにも
- 長期滞在用の設備は普段使いにも流用出来、こちらも好印象。
- ライブラリーラウンジは六本木らしさが満点!
- 駅からやや遠いのがやはり気になるマイナス点
- 麻布方面からはタクシーで行きやすいが、六本木方面からはタクシーで行き辛い
普段の価格帯ならきっと泊まる事はなかった六本木ホテルS。
今回、滞在する機会に恵まれ、ホテルの奥深さに気付かされました。
私が滞在した客室は最もリーズナブルな客室でしたが、
シンプルながら不満点が少なく、割と満足出来る滞在となりました。
勿論、満足度が高いのは、圧倒的に安価な価格が大きく作用しているのは言うまでもありません。
実際に普段の価格帯を考えると、これが非常に悩ましいのです。
確かに一番リーズナブルな客室はそれなりに安価で泊まる事が出来ますが、
良くも悪くも無難で特徴がなく、このホテルを態々選択する必要はあまり感じられません。
しかし、PATIOやプレミアムと名が付く上位ランクの客室は、
デザイナーズホテルらしさが発揮され、かなり個性的な客室となっています。
価格はリーズナブルな客室と2倍近い価格差があるのですが、
やはりこのホテルを満喫するなら、上位ランクの客室を選択した方が満足度は高い気がします。
使い方が難しいホテルではありますが、ポテンシャルの高さも秘めていると思います。
コメント