実に30を超える新規ホテルを2020年に開業予定のホテルグループ
「マリオットインターナショナル」
今回は新規開業ラッシュを追う第2回目です。
開業4つ目は国内5軒目となるザ・リッツ・カールトン日光
日光国立公園内に誕生するのが、国内5軒目となるリッツ。
2020年5月22日に開業予定なのがザ・リッツ・カールトン日光です。
栃木県では初のラグジュアリーホテル。
ホテルは3棟に分かれており、メイン棟、レイク棟、マウンテン棟で構成されています。
和と奥ゆかしさを意識した、実に日光らしい外観・内観になっています。
日光レークサイドホテルの跡地に建てられているのですが、
その遺産もしっかりと取り入れられているので、長い歴史を引き継いだ印象も。
客室数は94室と実にゆったりとした滞在が期待出来そうです。
ラウンジは「ザ・ロビーラウンジ」「ザ・ライブラリー」「ザ・バー」と、
3つのゾーンに分かれたラウンジエリアになっており、
日光の壮大な自然を存分に堪能出来ます。
リッツブランドとして初の温泉大浴場も完備されており、
日光らしさはここでも如何なく発揮。
スパや24時間利用可能なフィットネスも完備。
その他の詳細は未だ公開されておらず、続報が待たれています。
5つ目は国内初のブランドがまたもや登場!東京エディション虎ノ門
2020年6月に開業予定なのが、
これまた国内初登場のブランドとなるエディション虎ノ門。
建物は38階建てとなっており、その内31~36階がホテルとして開業します。
最上階がホテルではないというやや変わった造りになっていますね。
客室は約200室。
レストラン、バー、フィットネス、プール、スパを完備予定。
6月開業なのですが、未だ情報は殆ど出てきておらず、
カテゴリーも不明な為、
初のエディションは国内でどのランクに属するのか非常に気になります。
場所は神谷町駅から出て程近い場所。
身もふたもない言い方をすれば、
ホテルオークラ別館の裏手と言えばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
6つ目も新ブランド!ACホテル・バイ・マリオット東京銀座
2020年夏の開業を予定しているのが、またしても新ブランド。
国内初上陸となるACホテル・バイ・マリオット東京銀座です。
銀座6丁目ホテル計画と言われていましたが、ホテル名もすんなり決定しました。
外観は既に8割程出来上がっているので、
夏の早い段階で開業出来そうな印象です。
客室数は296室。スイートは5室と控え目です。
地下2階、地上は15階。
レストラン、バー、フィットネス。
最上階に予定されていたエグゼクティブラウンジは、
残念ながらキャンセルされてしまいました。
ターゲット層はアッパーミドルなので、価格帯としては
姉妹ホテルにもなるコートヤード・マリオット銀座東武ホテルの少し上くらいでしょうか。
コートヤード・マリオット銀座東武ホテルがかなりお手頃価格なので、
価格設定が難しそうです。
アロフト東京銀座と、どれだけの差別化が図れるかに注目です。
7つ目は少し開業が遅れつつある東京エディション銀座
当初の予定では2020年夏頃に開業予定だったのですが、
着工等が遅れ、現在は2021年の春~夏頃開業予定となっている東京エディション銀座。
地上14階、地下1階で、客室数は80室。
虎ノ門と比べると、かなり控えめな客室数となっています。
レストラン、ロビーバー、ルーフトップバー、フィットネスを予定。
何故かプレスリリースでは所在地が
「東京都中央区銀座2-3-13他」となっているのですが、
当初の予定では「東京都中央区銀座2丁目8−15」に建設予定だったはず。
果たして、どちらの場所に建設されるのでしょうか。
近隣では、トップクラスの高さを誇るルーフトップバーが、
やはりこのホテルのハイライトになるでしょう。
まとめ
- 国内初登場のエディションは、両ホテルとも特色が出そう
- 銀座マリオット通り最後発のACホテルはアロフトとの競合がどうなるかに注目
今回は3ホテルをお届けしました。
やはり注目は2つのエディションホテルでしょう。
虎ノ門は実にハイエンドホテルらしい設備が整っており、
ターゲットも虎ノ門周辺ホテルと同じ様な客層だと予測します。
一方の銀座は、客室数も控え目で、付帯設備も割と最小限。
その代わり、ルーフトップバーと言った独自の魅力で、
固定ファンをグッと掴みたい狙いが感じられます。
ACホテルは、既に盤石で固定ファンが多くいるコートヤードとは別の客層、
特に若い方をどれだけ呼び込めるかが勝負になってくるでしょうか。
立地としては3ホテルとも最高の立地になっているので、
開業するのが今からとても楽しみです。
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