今回宿泊記をお届けするのは
「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」
開業は2002年。
旧シーガイア時代の名はホテル・オーシャン45。
こちらは1994年10月開業でした。
皆さんご存知の通り、当ホテルが所在する
フェニックス・シーガイア・リゾートは一度経営破綻しており、
紆余曲折あった後、現在はセガサミーHDの傘下となっています。
ゴルフ施設を筆頭に、動物園や植物園、更には神社までもが敷地内に存在し、
複合型リゾートパークとしては国内でも最大級の広さを誇ります。
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート ホテルまでの道のりは滞在日の状況で変化
今回、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートへは飛行機での来訪となります。
宮崎ブーゲンビリア空港から、バスや電車を乗り継いで、
フェニックス・シーガイア・リゾートへと向かいます。
滞在日が土日祝日の場合のみ、シーガイアへの直通バスが空港から発車している為、
飛行機での来訪も非常に楽となっています。
ただし、本数に関してはかなり少ないので注意が必要です。
こちらはシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートに掲載されていた時刻表なのですが、
御覧の通り、1日の発車本数は片道5本ずつと非常に少ないです。
宮崎空港からシーガイアへは概ね25分前後といった感じ。
料金は930円となっています。
一方、それ以外の平日となると、まずは宮崎駅へと向かう必要があります。
宮崎駅へは電車、バスの両方で向かう事が出来ます。
電車の本数はかなり少ない為、基本的にはバスで向かう事になるかと思います。
宮崎駅からシーガイアまでは、バスでの移動を強く推奨します。
乗り場は西2番乗り場から、シーガイア行のバスに乗車します。
シーガイア行のバスの本数は割と少ないので、時刻表はしっかり確認しましょう。
時間を潰せる様な施設は駅周辺に多数あるので、
カフェ等でのんびりと過ごすこともおすすめです。
因みに、こちらはシーガイアから宮崎駅行のバスの時刻表です。
時間帯次第ではありますが、概ね1時間に1～2本程度しかありません。
乗り遅れには十分お気を付けください。
土日祝日もそこまで本数は変わりませんが、宮崎空港行が加わります。
マリオットの上級会員の場合、レイトチェックアウトが適用される事も多いので、
敢えて遅い時間帯のバスを選択するのもありですね。
約30分程で、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートへとバスは到着します。
路線バスとフェニックス・シーガイア・リゾート園内バスの乗り場が共通なので、
園内を移動する際は間違わない様にすることも滞在時は大切です。
シーガイアは前述の通り、広大な敷地を誇っており、様々なスポットが点在します。
その為、移動は園内バスもしくはレンタサイクルがおすすめとなっています。
今回は滞在時、お天気にあまり恵まれなかった為、ホテル内でずっと過ごしていました。
タクシー乗り場は2階エントランスとなっています。
事前予約が必要ですが、宮崎空港からホテル直通の専用プランがあったり、
青島神社等を巡ってからホテルへと向かう専用プランもあったりします。
価格はそれなりにしますが、特に青島神社を巡ってからホテルへ向かう際は、
宮崎駅行のバス、電車共に運行本数が非常に少ない為、
快適にホテルへ向かうなら一考の価値ありなプランとなっています。
フェニックス・シーガイア・リゾート 吹き抜けの天井は圧巻！
それでは、館内を見ていくことにしましょう。
ホテル館内は様々な施設に分かれています。
大きく分けると、客室があるホテル棟と、朝食会場や温浴施設、
プールやKUROBar等があるリビングガーデン棟となっています。
まず館内に入って気付くのが、吹き抜けの高さ。
カクテルラウンジパシフィカが位置する中央エントランス付近は、
リゾートホテル然とした贅沢な空間の使い方がなされています。
カクテルラウンジパシフィカは、ホテルで最も際立ったスポットの1つ。
ラウンジ中央には水槽が設けられ、お魚達が優雅に泳いでいます。
館内中央に位置する為、喧噪はかなりありますが、楽しく話に花を咲かすには絶好のスポット。
ファミリーで利用されるよりは、団体ゲストが良く利用している印象でした。
宮崎県と言えば、巨人軍のキャンプ地として有名ですが、
実はラグビーの合宿地としても名を馳せている場所でもあります。
宮崎県にユニホームが記念として贈呈されているのですが、
シーガイアではその一部を見ることが出来ます。
こちらは日本で開催されたワールドカップの日本代表ユニホーム。
更にもう1つ、フランス大会でのワールドカップのユニホームも展示。
こちらは恐らく宮崎県庁に贈呈され、展示されていたものではないかと思います。
チリ戦、イングランド戦、サモア戦、アルゼンチン戦で使われたユニホームだそうです。
館内には、リゾートホテルらしく、多数のレストランがゲストを迎えてくれます。
ただ、コロナ過後、定休日が軒並み設けられている為、
滞在時の日取りはかなり注意が必要となってきました。
特に人気の高い、実家くろぎ、鉄板焼きふかみ、うしのみやは
それぞれに店休日が多数設けられているので注意が必要です。
特に、月曜日と木曜日は大多数のレストランが店休日に設定されているので要注意。
館内は、リゾートホテルだけあって、様々な施設がホテル内に点在します。
地下1階には、デパートメントと題された複数のお店が軒を連ねます。
コンビニ代わりにもなるお店や、宮崎のお土産が一同に会したお店、
その他、雑貨や衣類に至るまで、様々なお店が地下1階に集約されています。
9:00～22:00と幅広い時間帯で営業しているのも嬉しいポイント。
2階にも様々な付帯施設が点在しています。
こちらはアクティビティセンター。
フェニックス・シーガイア・リゾートで利用出来るアクティビティの案内や受付の他、
雨天時等に楽しめるアクティビティもこちらで楽しむ事が出来ます。
中にはダーツマシン等が用意されていたりと、かなり多種多様です。
しかし、やはりメインはお天気の良い日に楽しめる多数のアクティビティ。
お子様向けのアクティビティも豊富に用意されています。
浴衣のレンタルも2階で受け付けています。
クラブフロア以外は浴衣や作務衣等の外着が客室にない為、
後述する温浴施設を浴衣で利用したい場合は、こちらでのレンタルとなっています。
ホテル館内の数少ないカフェラウンジとなっているのが、こちらの風待ちテラス。
こちらはとある施設が併設されている為、後程詳しく取り上げます。
因みにテイクアウト出来るパンやスイーツはこちらで購入出来ます。
他にも、宮崎の情報を仕入れることが出来るステーションも。
こちらは3階にあるのですが、3階はあまり立ち寄る施設がない他、
フィットネスクラブとも逆側に位置している為、意外と気付かないかもしれません。
こちらはホテル2階にあるピローギャラリー。
実は、クラブフロアへ滞在の方は、こちらのピローギャラリーを無料で利用する事が出来ます。
アドバイザーが理想的な枕高を計測し、おすすめの枕を選んでくれます。
滞在時、実際に枕を利用する事が出来る他、ご自身が枕を購入する際の良い目安にもなります。
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート 雨天時は要注意！端々に老朽化を感じます・・・。
ここまで広々とした館内を見てきましたが、1つ注意点があります。
それは雨天時での来訪時です。
今回、お天気が非常に不安定で終始雨が降ったりやんだりしていました。
館内には、多くのソファーが設けられ、ゲストが自由に使う事が出来ます。
ただ、雨天時になると一転、使えない場所が多くなっていきます。
その理由は、吹き抜けの天井からの雨漏りです。
開業して30周年を迎えたシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートですが、
前述の通り、一度経営破綻を起こすような経済状況もあった施設。
やはり、老朽化には勝てず、雨が強まると、至る所で雨漏りが見受けられます。
花が植えられた鉢やタオルが敷かれている場所は、雨漏りに注意しなければいけない場所です。
カクテルラウンジパシフィカも例外ではなく、周囲には多数の雨漏りが散見されます。
雨天時はアクティビティの数も大幅に減りますし、園内間の移動も一苦労。
更には雨漏りもあることを考えると、
お天気に恵まれないシーズンに滞在するのは結構厳しいかもしれません。
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートもその辺を理解している様で、
梅雨時は滞在費がかなりリーズナブルになっている事が多いです。
この辺りは予め理解した上で、滞在日程を決めることを強く強く推奨します。
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