軽井沢マリオットホテル ラウンジエリアはプラチナエリート以上のみに許された空間
軽井沢マリオットホテルにはクラブラウンジこそないのですが、
レストラン併設のラウンジエリアをプラチナエリート以上に開放しています。
ティータイム、そしてカクテルタイムでは、各種フードやドリンクを楽しむ事が出来ます。
座席に関しては早い者勝ちなので、いい席はタイミングを見計らって。
特徴的なのは、ティータイムから既に各種アルコールが解禁されていること。
特に人気が高かったのは樽サーバーから注ぐスパークリングワイン。
ワイン産地である長野県だけあって、国産ワインが多く揃っています。
ビールも生ビールだけでなく、各種缶ビールも各ブランド豊富に揃っています。
どうやらビールとワインがティータイムの主役な様子。
ソフトドリンクは冷蔵庫やクーラーにて冷やされています。
フードはこちらのお菓子が中心。
長野県の郷土菓子であるみすゞ飴が用意されているのは嬉しいポイント。
みそかりんとうやりんごかりんとうも、この地ならではの印象がありますね。
そして、何やら良い香りが漂っています。
丁度、調理中のポップコーンマシーンが稼働していました。
小ぶりなサイズながら、本格的にポップコーンが作られていきます。
紙コップやお皿に入れて、お席にてどうぞ。
軽井沢マリオットホテル ラウンジエリアのカクテルタイムはやや複雑?
ここからはカクテルタイムの様子をお届け致します。
提供されるドリンクやフードはティータイムと共通のものも多いので、
重複するものはティータイム時の写真をご覧ください。
日本酒や焼酎が意外と豊富に揃っているのは驚きです。
お湯割り用のお湯もしっかりと完備。
焼酎は人気な様で、飲まれる方も多くいらっしゃいました。
モナンのシロップがこれだけ並ぶのは中々に珍しいかと思います。
自分好みのカクテルやノンアルコールドリンクが楽しめますね。
その他ハードリカーに関しては質は割と低めなのは残念な点。
ティータイム時には無かったフードがワインコーナー側に登場。
チーズやクラッカーといったワインのお供にぴったりなフードが多いです。
取り分ける用のお皿がビュッフェ台の下部に設置されているので、
分かり辛く、導線が悪い印象を受けました。
フードのハイライトとなるのはライスコロッケ。
御覧の様に補充されてもすぐに無くなる程の大人気ぶりを誇っています。
トリュフ風味なのが人気の高さなのかもしれません。
フードに関しては写真で撮影したもので全てです。
この数年でかなり控え目になった感は否めないかもしれません。
とは言え、このラウンジには他のラウンジにはない特徴があるのです。
それが、各テーブルに置かれたこのアラカルト。
こちらはハーフサイズでオーダー出来るアラカルトメニューとなっています。
少しだけ追加で何か食べたい方には打ってつけではないでしょうか。
他にも、別途ちゃんとしたアラカルトメニューをオーダーする事も可能です。
疑問に思ったのは、ラウンジは宿泊ゲストなら誰でも利用出来ますが、
フードやドリンクはプラチナエリート以上だけ。
ラウンジのみ利用な方を果たしてどうやって判別するのでしょうか・・・。
今回はラウンジにてマリオットホテルの名物でもある、マリオットバーガーをオーダー。
ポテトは大きめのサイズ感のもの。
因みに朝食時にも同じポテトが提供されるので、気になる方は朝食にて。
バーガーはかなりスタンダードなマリオットバーガーですが、
野菜が新鮮で、美味しくいただけました。
ラウンジは終始賑やかで、お子様達も全ての時間帯利用出来る為、
のんびり過ごしたい方にはかなり厳しいラウンジと言えるかと思います。
また、混雑時は1時間利用となっている点も注意が必要です。
軽井沢マリオットホテル 朝食は1階のレストランにて。
ホテルのお楽しみ。朝食のお時間となりました。
朝食は1階のレストラン、グリル&ダイニングGにて。
価格は大人4,850円とやや高めな価格設定です。
朝食の写真はゲストが多い事もあって、抜粋してお届けします。
軽井沢マリオットホテルの朝食のハイライトと言えば、この浅野屋のパンです。
これに関しては有無を言わさぬ絶品で、どのパンも素晴らしく美味しかったです。
パンが美味しい為、やや安価なバター等と合わせるのは却って勿体無い気がしますし、
単純に塩気が強くて合わないので、バターは不要だと思います。
サラダは葉物を中心に、トッピングの種類が多めです。
マンゴーチャツネは珍しいメニューな気がします。
サーモンやハムもこちらに用意。
珍しいのはチーズフォンデュソースが用意されている事。
写真中央左手のマシンがそうです。
ドレッシングの種類がまた豊富で、リンゴドレッシングもありました。
信州、軽井沢のご当地メニューが楽しめるコーナーも。
こういったコーナーは地域性が強く出るので良いですね。
色々と試してみたくなります。
ご飯は白米と雑穀米の2種類から選べます。
お味噌汁にはサバ缶の具を入れるのが郷土風なのだそうで。
七味もしっかり用意されているのが嬉しい点。
やや取り辛い場所なのですがふりかけも豊富に用意。
信州と言えばお蕎麦。
冷たいお蕎麦が軽井沢マリオットホテルではオススメとなっています。
柚子七味を掛けてどうぞ。
こちらはライブキッチンコーナーの他、各種卵料理等が。
ライブキッチンでは2種類のオムレツをオーダーする事が出来ます。
ローカルオムレツには野沢菜が具材として登場。
ゆで卵は硬さの違いで3種類用意されています。
私は今回ローカルオムレツをお願いしました。
手際よくオムレツが作られていく様子も見る事が出来ます。
軽井沢マリオットホテルのもう1つの名物が実はカレー。
具材タップリの朝カレーは少し辛味が強め。
カレーもおすすめしたいメニューの1つです。
中華系は黒豚焼売程度だったと記憶しています。
食材を活かした料理がどちらかと言えば得意な様で、
こういったローストトマトはおすすめメニューの1つに。
色々な組み合わせでアレンジメニューを考えるのも楽しいです。
ホットミールは画像に映るので概ね全てです。
ポテトはマリオットバーガーでのポテトと共通。
ソーセージは小ぶりで食感の良いものを採用しています。
デザートはフルーツが中心に。
ヨーグルトにフルーツやコンポートを合わせるのが楽しいです。
私のおすすめはコンポート。
一番奥には、各種シリアルのコーナーが。
また、斜向かいには、ソフトドリンクのコーナーがあり、
通常のフルーツジュースの他、搾りたてフルーツジュースも。
ご家族のゲストはシリアル奥の奥まったテーブル席に案内される事が多い様子。
紅茶やコーヒーは会場中央柱の一画に。
これ等はグラブ&ゴーで食後に持って帰る事も出来ます。
これで概ね朝食を紹介する事が出来ました。
価格を考えるとやや割高と感じる内容かもしれません。
浅野屋のパンは絶品ですが、他のフードは標準的な質と言えるかと思います。
移動手段があれば、少し走った所に、モーニングも提供するブランジェ浅野屋がある為、
態々ホテルで朝食を取る必要がないかもしれません。
郷土料理を楽しみつつ、ホテルらしい朝食も食べたい方には嬉しいのではないでしょうか。
軽井沢マリオットホテル ブログ風宿泊記 まとめ
- 客室は可もなく不可もなく
- プラチナエリート以上ならラウンジが利用出来る!
- 朝食では美味しいパンや郷土料理も!
- アメニティが貧弱・・・
- やや清潔感に欠ける・・・
- 価格の割には・・・
- プラチナエリート以上が優遇され過ぎる・・・
今回宿泊した「軽井沢マリオットホテル」
宿泊記にするか相当悩み、苦慮しました。
前述したとおり、あまりにもプラチナエリート以上とそれ以外の差が大き過ぎる為、
満足度をどの様に判断するべきかが非常に難しいです。
その為、あくまでプラチナエリート以上なら・・・という条件の元に執筆する事にしました。
仮に、それ以外のゲストだった場合、
比較対象となるのは間違いなく、同じラフォーレからのリブランド組となる、
「富士マリオットホテル山中湖」ではないでしょうか。
富士マリオットホテル山中湖と軽井沢マリオットホテルを比べると、
やはり富士マリオットホテル山中湖の方に軍配があがるかなと思います。
軽井沢マリオットホテルは期待値が高い分、
様々な点が徐々に評価を下げていく感じがしました。
それをラウンジ利用によって帳消しにしてる感じがしています。
その為、ラウンジ利用が出来ないゲストにとっては、
自ずと厳しい評価にならざるを得ないのではないでしょうか。
本来は大きなGOODポイントとなる温泉大浴場やレストランの食事も、
加点があまり大きいとは言えず、満足度がイマイチな点も厳しい評価に拍車を掛けます。
コンシェルジュに関しても、折角素晴らしいサービスの持ち主が数名いらっしゃるのに、
横柄なスタッフがそれを帳消しにするという、最も悪い例に当てはまってしまっています。
残念ながら、価格帯と現状が釣り合っていないと言わざるを得ません。
決して悪いホテルではないはずなのに、総合点が低いのが凄く勿体ないです。
現状はプラチナエリート以上で閑散期にリーズナブルな宿泊ならありではないでしょうか。
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