
新型コロナウィルス渦中な為、中々気軽に旅行が出来ていません。
他にも、今まで利用出来た交通機関が変更になっていたりと、
都内近郊での生活も以前と全く同じ様にする事は難しいです。
その代わりと言ってはなんですが、都内で宿泊する事が増えてきました。
Go To トラベルキャンペーンから除外された東京ですが、
そのお陰(?)もあってか、宿泊費は平常時と比べるとかなり割安となっています。
今回は、そんなホテル滞在をお届け致します。
銀座グランドホテルは、独自の付帯施設とコスパが魅力

今回滞在したのは「銀座グランドホテル」
旧ホテルコムズ銀座から大規模改装を終え、
2014年5月9日に銀座グランドホテルとしてリニューアルオープンしました。
開業から6年経っており、開業当初と比べると、
このホテルはかなりの変革を重ねています。
付帯施設は当初から大幅に変わっており、
特にレストランはテナントを中心とした構成へと変わっています。
その代わり、昨今の流行に乗っ取った付帯施設が追加されています。
新橋駅銀座口からは徒歩3分と利便性も良く、銀座観光の拠点にぴったりです。
今回私が予約したレートは++込みで朝食付き5,250円と、
本来10,000円代~スタートとなる事が多いこちらのホテルでは破格中の破格。
宿泊者の絶対数が減っているので、ここまで価格帯が低下しているのでしょう。

エレベーターでロビーとなる2階へ上がると、すぐ目の前にフロントが。
チェックインは名前の記入のみですぐに終了しました。
楽にチェックイン出来るのは何よりも嬉しいですね。
フロントの向かいにはちょっとした庭園が見えています。
高級感のある雰囲気が素敵です。
フロント階には、新たに誕生したスポットがあります。

それがこの宿泊者専用のラウンジ
「オン・ザ・ストリート・コーナー」
その名前が示す通り、御門通りに面した景色が特徴です。

こちらはチェックアウト時に撮影したもの。
銀座ナイン-1や、国内唯一となったフーターズが見えますね。
お昼前のチェックアウトだったのですが、歩いている人はかなり少な目。
ボーッと街を眺めるには良いかもしれません。

ラウンジ内ではソフトドリンクが無料で楽しめます。
ちょっと懐かしさも感じさせるこちらの自動販売機にて、ドリンクは提供。
かなり幅広いラインナップとなっているのが嬉しいですね。
滞在中はこのラウンジのお蔭で、飲み物には困りませんでした。
6:00~23:00までと、幅広い時間で利用出来ます。
思いの外広々としていて、雰囲気も良いです。
一応宿泊者専用とはなっていますが、待ち合わせ等に使っても問題なし。
勿論、長居は禁物ですが、ちょっとした休憩スペースとしては非常に重宝します。
外から判り易いのもポイントですね。
では、そろそろ客室へと向かいましょう。
銀座グランドホテルの客室はシンプル且つ快適。

カードキーを受け取って、客室へ。
エレベーターはカードキーを翳して行先階数を選択するタイプ。
セキュリティーもバッチリです。
今回は非常にリーズナブルな価格帯のシングルルームを予約しました。

扉を開けると、ビジネスホテルらしいシンプルな客室がお目見え。
テーブル側には様々なルームアメニティや備品がまとまっています。
その前に、扉側もチェックしておきましょう。

スリッパ、衣類ブラシ、靴ベラが用意。
有難いことに空気清浄機も初めから備わっていました。
ビジネスホテルなので水はご自身で。
では、再びテーブルを見て行く事にしましょう。

スマホ用の充電器が備え付けなのは非常に有難かったです。
USBのタイプもちゃんと2タイプあったので、機種問わず利用出来ます。
テーブルの端がやや傷んできているのはビジネスホテルらしいかもしれません。

テレビは小ぶりな液晶。
チャンネル数は多くはありませんが、
客室に長居する事はあまりないので問題ないかと。

デスクの下段にはポットやアイスペール、
グラス等の備品が収まっています。
こちらも写真で判る通り、収納部はかなり傷んできていますね。
とは言え、ラウンジがあるので、こちらで飲み物を飲む事は少な目です。

勿論、冷蔵庫もちゃんとあります。
中身はなにも入っていないので、ご自身で持参したものを。
1階にコンビニがあるので、24時間品物を調達出来ます。
こちらもラウンジがあるので出番は少なそうですね。

ベッドはシングルベッド。
思っていた以上にマットの寝心地が良く、グッスリ眠る事が出来ました。
ベッドも気持ちゆったりサイズなので、ごろごろ寛げます。

正面から見て見ましょうか。
ベッドサイドテーブルには時計も備わっています。
ベッドについたスイッチ1つで部屋の照明を切り替える事が出来ます。
時折、デスクライトは単独操作だったりするホテルもありますが、
この銀座グランドホテルは一括操作。
地味な事ですが、嬉しい点です。
パチッとスイッチを押して眠りましょう。

バス&トイレも非常にシンプルな作り。
清掃はちゃんとなされているので、安心して利用出来ます。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、
POLAのホテル用ブランド「KALAHARI」
ホテル用のバスアメニティとしては中々ランクの高いものです。
満タンまで補充されているのも嬉しいですね。

その他のバスアメニティは本当に必要最小限。
ドライヤーや歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、ボディタオル等。
ボディタオルがビジネスホテルとしては珍しいかもしれませんね。
客室の紹介はこれで終了となります。
最後に客室からの景色を見てみましょうか。

格安ですし・・・こんなものです。
外の景色を見るなら、ホテルから出れば良いだけですしね。
おまけとして、朝食もご紹介。

朝食は地下1階のレストラン「裸豚」にて。
コロナ渦中なのもあって、セットメニューでの提供。
4種類の中から選ぶ事が出来ました。
かなりガッツリとしたメニュー構成で、ランチ感覚で楽しみました。
上記セット以外にも、いくつか自分で持ってくる小鉢等が提供されていました。
勿論、コロナウィルス対策で、どれも蓋がしっかりとされているもの。
今後は、こういったセットメニュー+小鉢スタイルが流行りそうですね。
まとめ
- ラウンジはフリードリンクもあり、待ち合わせにも最適!
- 客室はシンプルながら寝心地の良いベッドが嬉しい!
- セキュリティーもバッチリ!
- 1階にコンビニがあるので、必要なものはすぐ調達出来る!

ホテルが少なかった銀座ですが、今では多数のホテルが開業し、
選択肢が多くなってきました。
ただ、価格帯は近隣と比べるとやや高めな設定なので、
泊まる機会は少なかったかもしれません。
実は、ここ最近、銀座周辺で幾つかホテルに滞在していました。
その中でも、特にコスパとサービスのバランスに優れていたのが、
この銀座グランドホテルでした。
やはり専用ラウンジの存在は絶大ですね。
気軽に飲み物が楽しめるのは、自動販売機での提供とはいえ、とても嬉しいです。
ちょっとした気分転換にもなりますし、
ホテルそのものを楽しむ切っ掛けにもなります。
また、客室は経年劣化こそあるものの、シンプルで使いやすく、
寝心地が良く、ちょっと大きめなベッドも魅力的です。
他にも、1階にはコンビニがある等、あらゆる面で使い勝手が良いです。
朝食付きでこの価格帯なら、文句なしにおすすめ出来るホテルです。
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