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オークラ千葉ホテル ブログ風宿泊記 オークラであってオークラでない!?間もなく開業25年を迎える千葉みなとの拠点ホテル

オークラ千葉ホテル

今回宿泊記をお届けするのは

「オークラ千葉ホテル」

開業は2001年12月18日。

徐々に再開発が進む千葉みなと駅周辺のホテルでは最も老舗のホテルとなっています。

ホテルオークラは、運営受託の形で関わっています。

オークラ千葉ホテル

JRそして千葉都市モノレールの千葉みなと駅の新港・中央港方面出口を出て、

右手へ道なりに沿って歩くと、やがてホテルが見えてきます。

所要時間は徒歩で5分強の印象です。

周辺に施設は多くなく、コンビニやカフェ、飲食店が数軒点在する程度です。

オークラ千葉ホテル

エントランスから入ると、素敵なロビーフロアがお出迎え。

ドラマのロケ地にもなったそうで、ポスターや写真が数点飾られていました。

いくつかのソファーが点在しています。

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オークラ千葉ホテル 付帯施設は少なく、ロビーもこじんまりとした印象

オークラ千葉ホテル

このままロビーフロア周辺を見てまわりましょう。

全体的に見て、ロビーフロアは小ぶりでやや質素な印象を受けます。

イベントの案内板では、多数のイベントを掲示していました。

オークラ千葉ホテル

左奥にはブライダルサロンが、2階は婚礼や宴会場が多数備わっています。

宿泊した日は、全てのバンケットが利用される程の盛況ぶり。

ホテルのバンケットとしては比較的リーズナブルで利用し易い価格帯です。

オークラ千葉ホテル

商談にも利用出来るスペースがロビーフロアの一角に設けられています。

利用出来る時間は10:00~。

ドリンクといったサービスはどうやら提供されていない模様。

オークラ千葉ホテル

ホテル内施設は割と少なく、ラウンジとレストランの2店舗のみ。

ラウンジはかなりコンパクトで、提供されているメニューも極僅か。

というのも、コロナ過以降からずっと時間短縮の営業となっており、

営業時間は10:00~17:00と短く、ティータイム等の区別もありません。

オークラ千葉ホテル

唯一のレストラン且つオールデイダイニングのセブンシーズ。

こちらは朝食会場も兼ねるので、後程改めてご紹介します。

以前はアラカルトも多数提供していましたが、

現在はコース料理やセット料理が中心。

こちらも営業時間をやや短縮している状態です。

奥に見えるのは和風のバンケットですね。

オークラ千葉ホテル

チェックインカウンターは最大で3ヵ所。

手続きは比較的スムーズです。

チェックイン手続きは、今では珍しくなってきた紙へ記入するスタイルとなっています。

オークラ千葉ホテル

エレベーターは全2基。

エレベーターホールもクラシカルでやや質素な印象です。

最大でも10階とコンパクトなホテルなので待ち時間は比較的少な目。

オークラ千葉ホテル

こちらは客室フロアのエレベーターホール。

大きな空気清浄機が備わっていたり、陽射しが入ったりと、

ロビーフロアのエレベーターホールより印象は良好。

オークラ千葉ホテル

客室数は全84室と、客室数自体は少な目。

気になるのは騒音で、廊下の音が結構客室内に響いてきます。

この辺りは、老舗ホテルらしい悩みかもしれません。

オークラ千葉ホテル スタンダードツイン 全てにおいてシンプルな客室

オークラ千葉ホテル

今回予約したのは「スタンダードツイン」

客室の広さは20㎡と割とコンパクトなサイズ感です。

やや古めかしい印象を受けますが、清潔感はあります。

オークラ千葉ホテル

オークラロゴの入った木のハンガーと、

かなり安っぽく見えるプラスチックのパンツハンガー。

このホテルではオークラらしさとリーズナブルなホテルらしさの共存が度々見られます。

オークラ千葉ホテル

ウェットエリアもかなりコンパクト。

今回は客室の中で最も高階層な9階にアサインでしたが、

お湯の勢いはかなりしっかりとしています。

アメニティはオークラらしい品揃え。

オークラ千葉ホテル

客室内の備品は必要最低限といった印象。

デスク幅がやや狭く、ビジネスで作業するには

割とギリギリの作業スペースになるかと思います。

オークラ千葉ホテル

冷蔵庫にはミネラルウォーターのサービス等はありません。

アイスペールが備わっていて、7階と9階にそれぞれ製氷機が用意されています。

他にはお茶と湯飲み、コップも2点完備。

オークラ千葉ホテル

ツインルームのベッド幅は各85cmと、シングルサイズで割とタイト。

中央にはルームコントローラー兼目覚まし時計が備わり、

客室内のライティングを1ボタンでコントロール出来ます。

コンセントも2口こちらに備わっています。

オークラ千葉ホテル

客室内にはローテーブルとソファーチェアもあり、寛ぐスペースは程々。

荷物を広げるスペースは皆無に等しいので、長期滞在には不向きかと思います。

オークラ千葉ホテル

滞在した日の外は生憎のお天気。

アサインされたのは駅側のお部屋で、景色は御覧の通り。

盲点だったのは夜の騒音。

お隣が千葉県警なのですが、夜中にスクランブル発進が度々あり、

その度にサイレンの音が諸に客室に響き渡る為、気になる方にはかなり厳しいかと思います。

オークラ千葉ホテル

翌朝は天気が回復した為、客室からの眺めも中々に良好。

電車やモノレールをのんびり眺めることも出来ます。

近隣に繁華街が無いので、雑踏が少なく静かなのは好印象。

夜のスクランブル発進さえなければ、客室では割と快適に過ごせると思います。

オークラ千葉ホテル

因みに、逆側の客室からは千葉ポートタワーや千葉港側の景色を堪能出来ます。

とは言え、抜け感があるとはやや言い難い景色ではあります。

客室の様子は以上です。

オークラ千葉ホテル ハイライトの1つが最上階の大浴場「スパ・スカイビュー」

オークラ千葉ホテル

最上階となる10階には、ホテルのハイライトとなる大浴場が備わっています。

外来での利用をすることも出来、ホテル宿泊者は無料でタオルをレンタルする事が可能です。

受付で客室番号を伝えると、タオルとロッカーを借りることが出来ます。

入口前には待ち合わせに最適な小さなラウンジも。

オークラ千葉ホテル

大浴場は撮影不可な為、HPからの転載です。

ジャグジーや寝湯、サウナも備わっています。

全体的に古さは否めず、また展望大浴場なのですが、

景色はあまり綺麗に見ることが出来ません。

また、清潔感はあるのですが、アメニティが最低限だったり、

シャンプー等のトイレタリーの品質がイマイチだったり、

ドライヤーの風量が信じられない位弱い等、細部で行き届かない印象を持ちました。

オークラ千葉ホテル 朝食は1階のセブンシーズにて

オークラ千葉ホテル

朝食は1階のレストラン「セブンシーズ」が会場になります。

朝食付きプランの場合は、チェックイン時に朝食券が貰えるのでご持参を。

程良い空間に程良い席数が備わっています。

価格は2,800円。

オークラ千葉ホテル

ビュッフェスタイルなのですが、品数はやや少な目。

和洋中をいっぺんに楽しめるビュッフェとなっています。

自家製と銘打たれたぶっかけ浜めしがホテルの名物の1つ。

オークラ千葉ホテル

ここからは順不同で見ていきます。

モーニングカレーは野菜がたっぷり刻まれたスタイル。

納豆や海苔も用意されています。

オークラ千葉ホテル

デザートはこちらのコーナーのみ。

温野菜やスクランブルエッグは恐らく業務用のものだと思います。

シリアルは2種類。

オークラ千葉ホテル

パンコーナーでは5種類のパンが用意。

端にはミニ肉まんが蒸籠に入っています。

ミニ肉まんは人気の様で、補充される度にすぐ無くなっていました。

オークラ千葉ホテル

店内一番左奥はドリンクコーナー。

パウリスタの豆を使ったコーヒーは、食後に客室へピックアップも可能。

ドリンクがサーバー形式なのがビジネスホテル感がありますね。

この辺りもオークラとリーズナブルなホテルの共存感が強いです。

オークラ千葉ホテル

残念なことに、ホットミールの一部はあまり褒められた質ではありません。

特にソーセージはかなり微妙なお味に。

目玉焼きもホテル朝食の目玉焼きとしてはあまり見掛けない焼き加減。

オークラ千葉ホテル

焼き魚を炙る為のコンロや温泉卵も用意されています。

このコンロですが、火力が控え目なので、

じっくりと網焼きする必要があります。

オークラ千葉ホテル

鯵さんが餃子もホテルの名物の1つ。

この餃子はこの朝食の中でも美味しいメニューの1つ。

様々な薬味をのせていただきます。

オークラ千葉ホテル

サラダコーナーはかなり品数控え目。

また、葉物の状態はお世辞にも良いとは言い難いです。

価格が価格なだけに、何とも評価し難いですが、

全体的に見て、お値段通りな質の印象です。

1品でも美味しいメニューがあれば良いなと思いました。

オークラ千葉ホテル ブログ風宿泊記 まとめ

オークラ千葉ホテル
  • 宿泊日次第では驚く程格安の良コスパ!
  • 大浴場は清潔感もあり、ゆったりとした入浴タイムに
  • 近隣施設が少なく、ホテルの付帯施設も少ない・・・
  • 朝食のがイマイチ・・・
  • オークラらしさは無いに等しい・・・

今回宿泊したオークラ千葉ホテル。

朝食込みで1万円を切る価格帯で宿泊する事が出来ました。

宿泊日次第では、もっとリーズナブルに宿泊する事も可能な為、

千葉駅周辺でも屈指の良コスパホテルだと思います。

GOODポイントはその良好なコスパ一択。

オークラ千葉ホテル

一方でBADポイントは多数抱えています。

まずは付帯施設や近隣施設の少なさ。

近隣にあるのはコンビニとカフェが1軒ずつ程度であり、

更にホテル内の施設も本当に最低限しかありません。

朝食の質がやや低めな点も、選択する上で悩ましい点です。

オークラ千葉ホテル

とは言え、千葉みなと、そして千葉駅を散策する拠点としては割と有用なのも事実。

特に千葉ポートタワーや千葉県立美術館へは立ち寄りやすい立地なので、

計画的に滞在すれば、付帯施設の少なさ等も何とかカバー出来ると思います。

何より、このご時世で朝食付きでも1万円を切る価格帯で宿泊できるのはかなり貴重です。

朝食をそこまでしっかり食べなくても良い方なら、

朝食は向かいにあるタリーズや近隣のコンビニで調達するのも一考の価値あり。

そうすれば、コスパに更に磨きが掛かるので、旅の拠点として頼りになるかと思います。

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