今回宿泊記をお届けするのは
「三井ガーデンホテル銀座五丁目」
開業は2019年9月と割と新しいホテルです。
三井ガーデンホテルは銀座に多数のホテルがありますが、
その中では唯一大浴場を付帯施設に持ち、一部長期滞在用の施設も併せ持っています。
三井ガーデンホテル銀座五丁目 スタンダードダブルはコスパに優れたシンプルな客室
エントランスから右手にはメインラウンジや千歳ラウンジと呼ばれる共用スペース。
共用スペースのラウンジは後程ご紹介します。
左手にはフロントカウンターの他、
自動チェックイン・アウト機も設置されています。
今回は、カウンターにてチェックインをお願いしました。
今回予約したのはスタンダードダブルです。
このホテルでは最もリーズナブルな客室で、
客室全体の約半数がこのスタンダードダブルとなっています。
一番手前には扉のないクローゼット部が。
ハンガーはたっぷり用意されており、
アイロン台、アイロン、靴ベラ、洋服ブラシ、シューミットの他、
ナイトウェアもこちらに用意されています。
写真には写っていませんが、最下段にはセキュリティーボックスとスリッパも。
スリッパは使い捨てではなく、洗浄済みのものとなっています。
先にウェットエリアをチェックしていきましょう。
と言っても、他の三井ガーデンホテルと殆ど違いはありません。
アメニティも歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒、コットン&ヘアゴム等と最低限。
ユニットバスタイプで、水回りからはやや塩素の香りを感じます。
シャンプー等は花王のホテル系ブランドの「REANA」です。
タオルはバスタオル、フェイスタオルが1人1つ用意。
後述する大浴場にはバスタオル持参が必須なので、
お2人での宿泊だと、翌日までにタオルが乾くかが少し不安要素になるかも。
フロントで追加のタオルをリクエストする事は可能なので、
お2人での滞在時は予めタオルをお願いする事を強くおすすめします。
続いてベッドエリアをチェックしていきます。
テレビは43インチの液晶テレビ。
ホテルインフォメーションチャンネルでは、
大浴場やコインランドリーの使用状況が見られます。
大浴場の使用状況は殆ど当てにならない点は注意が必要です。
チャンネル数は少なく、CNN等一部ニュースチャンネルと
地上波とBSの基本的なチャンネルのみです。
バゲッジラックや空気清浄機も用意されています。
空気清浄機はハイビジネスホテルなので、お水はご自身での補充が必要。
乾燥はそこまで気にならない程度で、チェックアウトまで補充する必要はありませんでした。
客室の広さは17㎡ちょっとと平均的な広さ。
ミニソファーやチェアー、テーブルも。
チェアー除き、テーブル、ソファーはかなり重量がある他、
ポジションが微妙な位置なので、使い勝手はややイマイチ。
館内の指定階数にはアイスディスペンサーや電子レンジがあるので、
食事は外でテイクアウトしてお部屋で食べるのも楽です。
客室内のアメニティはほぼこちらに集約。
冷蔵庫には三井ガーデンホテルではお馴染みの缶のミネラルウォーターが。
有難いことに4缶も用意してくれていました。
右の戸棚にはグラスやコーヒーカップ、紅茶やコーヒー。
下段には湯沸かしポットが用意されています。
コーヒーはドリップポッドタイプのもの。
ベッドサイズは1400mmのダブルベッドなので、
お2人で寝るにはやや小さいかもしれません。
その分、他の客室よりも幾分かリーズナブルです。
ルームコントローラーは物理ボタンが計5つ。
USBジャックは1つのみですが、コンセントもあり、
変換プラグも客室に備わっています。
客室に関しては、あくまでハイビジネスホテルの域を出ませんが、
シンプルで使いやすい客室だと思います。
今回もリクエストで高階層と景色が良い客室をお願いしていました。
有難い事に、どちらも叶えてくれた様子。
昭和通りと晴海通りが交わる交差点は、
三越等の銀座の賑わいよりは少し落ち着いた雰囲気。
この日はお天気があまり優れず、夜の様子もややどんよりとした印象に。
左手に見える歌舞伎座タワーの大きさが際立ちますね。
高階層とは言え、夜景の見応えがあるホテルではないです。
客室の向きにもよるのですが、今回の客室は隣のビルのライトアップが、
思い切りベッドで寝ている私の目線にジャストフィット。
中々寝付けずにちょっと困りました。
これは景色と引き換えの代償ですね。
翌朝はすっかり良いお天気になったので、客室からの景色も割と清々しいです。
人通りも以前と比べると多くなってきました。
歌舞伎座側の景色も、天気が良いと見え方が全然違います。
客室の向きはこのホテルでは割と重要な要素で、
向き次第では隣接するホテルグランバッハ東京銀座の客室と向い合せとなってしまいます。
昭和通り側の客室が最も景色を楽しめる客室だと思いますので、
宿泊時には一応リクエストをお願いする事をおすすめ致します。
客室からの様子は以上です。
三井ガーデンホテル銀座五丁目 ハイライトは大浴場。大きさはそこまで大きくないので、過度な期待は禁物。
三井ガーデンホテル銀座五丁目のハイライトとなるのは大浴場。
三井ガーデンホテルの銀座エリアでは初の導入となっています。
流石に写真は撮影出来ませんでしたので、公式の画像を参考に。
因みに大浴場へはナイトウェアと客室内スリッパでの移動が許されています。
コロナ過を考えると、大浴場は最大で8人が限界といった広さ。
脱衣所のバスアメニティも本当に必要最低限となっており、
使い勝手が良いかと問われるとやや厳しめです。
とは言え、大きなお風呂に浸かれるのは有難い事なので、贅沢な悩みと言えるでしょうか。
大浴場と同じ2階フロアにはフィットネスも。
マシンは3台のみ、フィットネスの広さもかなりコンパクトです。
マシンはテクノジム社製となっています。
2階には他にレストランの「SHARI」があります。
1階エントランスを抜けて右手には共用スペースのラウンジエリアが。
こちらはメインラウンジ。
待ち合わせやちょっとした休憩に最適な場所となっています。
奥にはロングテーブルが置かれた千歳ラウンジと呼ばれるスペースも。
ビジネス用途にも使える様に、コンセントが配されています。
コロナ過後は席数が少なくなっています。
千歳ラウンジにはちょっとしたお庭を見られるソファー席も。
雪見障子の様な設えが何とも風情を感じます。
ホテル全体で四季をテーマにデザインが施されているので、
雰囲気は日本らしく、和の要素が強めですね。
以上で三井ガーデンホテル銀座五丁目の様子をお届けしました。
三井ガーデンホテル銀座五丁目 ブログ風宿泊記 まとめ
今回宿泊した三井ガーデンホテル銀座五丁目。
実は宿泊記を作るか作らないかを非常に悩んだホテルの1つです。
銀座という立地を考えると現在のコスパは間違いなく良好です。
客室も大きな不満はなく、大浴場というハイライトもあります。
ただ、全体的にあくまでハイビジネスホテルの域を出ないので、
近隣散策の拠点として利用するのが主な目的になるかと思います。
今後の滞在費の推移は10,000円弱~のスタートとなっており、
競合となるのは間違いなくミレニアム三井ガーデンホテル東京でしょう。
コスパは三井ガーデンホテル銀座五丁目の方が若干良好ですが、
全体的な満足度を考えるとミレニアム三井ガーデンホテル東京の方が優れている気がします。
特に滞在時の快適度はミレニアム三井ガーデンホテル東京の方が高いです。
三井ガーデンホテル銀座五丁目はあくまで大浴場がメインとなるので、
大浴場が好きな方なら一考の価値ありだと思います。
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