今回で3回目となるマリオットの新規開業ラッシュを追う。
今回はその新規開業ラッシュの中でも特に特徴的な
「Trip Base 道の駅プロジェクト」についてです。
「Trip Base 道の駅プロジェクト」ってなに?
Trip Base 道の駅プロジェクトとは、積水ハウス株式会社と、
マリオット・インターナショナルが、各自治体と連携し、
道の駅をハブとして地域を渡り歩く旅を提供するをコンセプトに、
地方創生事業の一環として発足したプロジェクトとなっています。
2020年秋以降を目途に第一弾として5府県15カ所、
客室数は合計で1500室を超える一大プロジェクトとして立ち上げられました。
その際に展開されるのが、
「フェアフィールド・バイ・マリオット」というブランドです。
フェアフィールド・バイ・マリオットのコンセプトは?
マリオットの中でも特異なホテルブランド「フェアフィールド」
ホテルのパッケージをよりフランチャイズ化したブランドとなっており、
全世界で実に1000軒を超えるホテルブランドとして急成長を遂げているブランドです。
どちらかと言えば宿泊特化型に舵取りをしており、
サービスは極力シンプルな分、宿泊費は控え目。
その不足分を、他施設でカバーするという、
理に適ったロードサイド型のホテルとなっています。
今回、「Trip Base 道の駅プロジェクト」に
フェアフィールド・バイ・マリオットが採用されたのも、
道の駅と言う利便性の高さが予め備わっている為、
宿泊特化型のホテルとの相性が抜群に良い点が評価されての事でしょう。
因みに、フェアフィールド・バイ・マリオットの日本1号は・・・
このTrip Base 道の駅プロジェクトで作られるホテルが日本初登場かと思いきや、
実際には「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」が日本第一号になります。
元々は札幌東武ホテルであった建物をリノベーションし、
フェアフィールド・バイ・マリオット札幌として生まれ変わる事になりました。
具体的な開業時期はまだ発表されていませんが、2020年春を予定しています。
現在は5月1日に開業するのではという情報が出ていますが、
正式なプレスリリースではないので、あくまで予想でしょうか。
客室数は252室。
レストラン、カフェ、フィットネスジムが予定されています。
すすきのに程近い場所なので、観光には持ってこいの立地が嬉しいですね。
現在予定されている15のフェアフィールドをチェック
プロジェクト発足は2018年11月。
1年後に改めて発表されたプレスリリースでは、
ホテルの一覧に若干の変化が見られました。
現在開業予定となっているのは次の通り。
栃木県は3つのホテルが予定されています。
フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮
3階建て、客室数87室、道の駅「うつのみや、ろまんちっく村」
フェアフィールド・バイ・マリオット栃木もてぎ
3階建て、客室数52室、道の駅「もてぎ」
フェアフィールド・バイ・マリオット栃木日光
3階建て、客室数91室、道の駅はなし
岐阜県は4つのホテルが予定。
フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜美濃
4階建て、客室数54室、道の駅「美濃にわか茶屋」
フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜郡上
3階建て、客室数87室、道の駅「古今伝授の里やまと」
フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜 清流里山公園
3階建て、客室数85室、道の駅「みのかも」
フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜高山
4階建て、客室数64室、道の駅「桜の郷荘川」
三重県は2つ。
フェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜
3階建て、客室数63室、道の駅「パーク七里御浜」
フェアフィールド・バイ・マリオット三重大台
3階建て、客室数72室、道の駅「奥伊勢おおだい」
京都府は3つ。
フェアフィールド・バイ・マリオット京都宮津
5階建て、客室数93室、道の駅「海の京都宮津」
フェアフィールド・バイ・マリオット京都丹波
3階建て、客室数75室、道の駅「京丹波 味夢の里」
フェアフィールド・バイ・マリオット京都南山城
3階建て、客室数50室、道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」
和歌山県は2つ。
フェアフィールド・バイ・マリオット和歌山すさみ
7階建て、客室数88室、道の駅「すさみ」
フェアフィールド・バイ・マリオット和歌山串本
7階建て、客室数90室、道の駅「くしもと橋杭岩」
最後は奈良県。
フェアフィールド・バイ・マリオット奈良国際芸術家村
5階建て、客室数101室、道の駅「なら歴史芸術文化村(仮)」
以上15軒が第一弾として予定されています。
第2、3弾も既に検討・協議とその勢力は止まらない!
既に第2、3弾の開業も検討・協議が始まっており、
北海道、静岡、奈良、兵庫、広島、岡山、愛媛、山口、福岡、鹿児島と、
10都道府県が名乗りを上げており、
前述の通り、北海道、そして奈良は既に開業がほぼ確定している程です。
また、当初の予定とは別に、
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波、
フェアフィールド・バイ・マリオット和歌山近露、
フェアフィールド・バイ・マリオット栃木那須塩原、
以上3つがフェアフィールドに加わる予定となっています。
つまり、計19軒のフェアフィールドが国内に誕生する予定となっているのです。
SPGアメックスは今後相対的に価値があがるかも!?
フェアフィールド・バイ・マリオットでも、
勿論マリオットボンヴォイの特典は如何なく発揮されます。
そんなマリオットでの滞在を有意義にする最高のアイテムが
「スターウッド プリファード ゲスト® アメリカン・エキスプレス®・カード 」
以下、(SPGアメックス)です
当サイトでも、数度特集記事を取り上げており、
私の愛用クレジットカードでもあります。
現在はまだ合併前のSPGという名称が使われていますが、
いずれマリオットアメックスになるのではという話も。
カード自体は存続がされる様ではありますが、
作れる間に作っておいた方が得策なのは言うまでもありません。
年会費はそれなりにしますが、是非一度当サイトの記事をお読みになって、
検討してみては如何でしょうか。
メインカードにするには、うってつけのクレジットカードだと、
自信を持ってオススメ出来るカードです。
まとめ
- フェアフィールドは実に19軒も開業予定!
- 地域創生に一役買ってくれる期待大!
- 今後、益々増えていく予定でもあるので、
地元に出来れば一度は滞在してみては?
マリオットが異常な新規開業ラッシュに見える一番の要因。
フェアフィールド・バイ・マリオットを今回は取り上げてみました。
当サイトとしては、
宿泊特化型のホテルはあまり取り上げる予定はないのですが、
ここまでの数がほぼ同時期に開業するのは過去例がなく、
また、地域創生と言う素晴らしい名分があるので、
読者の方にも知って頂きたいと思い、今回記事にした次第です。
是非、旅の心強い味方になってくれる事を切と願っています。
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