ホテルレストランの中でもトップクラスの価格帯と特別感を誇る料理店。
それが今回特集する「鉄板焼き」です。
実はこの鉄板焼きというスタイル、日本発祥なことをご存知でしょうか。
鉄板の上で肉や魚、野菜を焼き上げる為、火が均一に入りやすく、
食材の良さが存分に発揮され、シンプル且つ豪快ながら、
非常に繊細な味を楽しむ事が出来ます。
ホテルレストランともなると、最も正統派な鉄板焼きを楽しむ事が出来ます。
私はホテルレストランの鉄板焼きが大好きです。
正統派だからこそ、サービスや食材、その他全てでダイレクトに良さが分かるからです。
今回は、東京都内に40軒以上あるホテル鉄板焼きから、
私おすすめのホテルの鉄板焼きを特集致します。
第一ホテル東京 一徹 良コスパランチ筆頭!最上階からの景色も堪能!
ランチでおすすめ筆頭なのが、第一ホテル東京の一徹。
最上階の21階にある為、料理だけでなく景色も堪能出来ます。
基本的に鉄板カウンターオンリーなお店なので、
豪快な鉄板焼きの醍醐味を何時でも楽しめるのが特筆すべき点。
景色に関しては座る席によって大きく差が出るので、特別なディナー時は要リクエスト。
ランチの価格帯は最もリーズナブルな時で2,722円~とホテル鉄板焼きとしては破格中の破格。
お肉のランクを上げたものでも5,000円を切る価格帯な為、
ホテル鉄板焼きの入門店としてはおすすめ筆頭の一店です。
ディナーはホテル鉄板焼きらしい価格帯にはなるのですが、
全体的に見てもコスパはかなり良好。
お得なランチで雰囲気が気に入れば、是非ディナーでも訪れていただきたいです。
ザ・リッツ・カールトン東京 日本料理 ひのきざか サービス・味共に極上!リッツらしいホスピタリティがお腹と心を満たします。
ザ・リッツ・カールトン東京45階に位置する日本料理店「ひのきざか」
会席料理を中心に、天婦羅、寿司、そして鉄板焼きが1フロアに連なっています。
鉄板焼きはカウンター席+個室のみとなっており、
どのタイミングであっても鉄板焼きの醍醐味を楽しめます。
ランチであっても鉄板焼きコースは10,000円前後~と、リッツ東京らしい価格帯。
こちらはそもそもコスパを求めるお店ではなく、
極上の味とサービス、そしてリッツ東京らしいホスピタリティを楽しむ為のお店だと思います。
ホテルの鉄板焼きでもそのホスピタリティは随一ですので、
是非特別な一日に足を運ぶことをおすすめします。
唯一の注意点として、鉄板焼きカウンターでは、45階からの絶景を堪能する事が出来ません。
その為、夜景も一緒に楽しみたい方には残念ながらおすすめ出来ず。
目の前で繰り広げられるシェフのナイフ捌きと料理を楽しむお店となっています。
ANAインターコンチネンタルホテル東京 鉄板焼き 赤坂 コスパ・サービス・景色、3拍子揃ったホテル鉄板焼き!
ANAインターコンチネンタルホテル東京の最上階にある「鉄板焼き 赤坂」
37階の高階層からは、東京タワーを含めた景色を堪能する事が出来ます。
席数は個室含め28席と、ホテル鉄板焼きとしては割と多め。
しっかりと最上階らしい景色を食事をしながら見られるのはその内半分程となっています。
全席に鉄板焼きが備え付けとなっている為、
いつでも豪快な鉄板焼きの醍醐味を楽しめるのは嬉しい点。
価格帯はランチで9,000円前後~と、ホテルの鉄板焼きとしては標準的な価格帯。
ランチでも食材は割と豪華で、お肉もしっかり堪能出来るので、コスパはそれなりに良好。
一休.comレストランでは6,000円代のプランも登場している為、
そちらで予約すればコスパが高まります。
最上階らしい景色と、しっかりとしたサービス、美味しい食事と、
バランスの取れたホテル鉄板焼きだと思います。
特別な日に利用する際は、是非その旨と夜景が見える席を要リクエストです。
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 鉄板焼き 匠 ラウンジでデザートを楽しめるプランで特別感が高まる!
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイにある「鉄板焼き 匠」
ヘルシー&ビューティーを掲げ、特に野菜には力を入れています。
1階且つ、最も奥まった場所にある為、景色を見られないのは残念ですが、
その分、隠れ家の様な雰囲気の店内は特別感と高級感を併せ持ちます。
席数は個室を含めて20席足らず。
しかも1枚の鉄板焼きを囲むので、かなりダイナミックな鉄板焼きが楽しめます。
価格帯はランチが5,000円~と、ホテル鉄板焼きとしてはトップクラスのコスパを誇りますが、
私のおすすめは少しランクを上げたステーキランチコースがおすすめ。
平日なら6,000円で楽しめるこちらのコースは、
お隣のニューヨークラウンジにてデザートを楽しむ事が可能。
鉄板焼きとラウンジ、2つを併せて楽しむ事が出来るので、
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイを初めて利用する際には特におすすめです。
ディナー時はニューヨークラウンジでのデザートがランチよりも豪華になるので、
まずはランチをお試しで利用してから、気に入った際には是非ディナーでも。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町 WASHOKU 蒼天 僅か10席の鉄板焼きカウンターは特別な1日を彩る最高の空間!
最後におすすめするのがザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町の
「WASHOKU 蒼天 鉄板焼きカウンター」
僅か10席のみのプライベートな空間で、極上の一皿を堪能出来ます。
35階からの高階層を活かした景色も存分に楽しむ事が出来ます。
正面ではありませんが、遠目には東京スカイツリーも。
今回おすすめする中では最も価格帯が高いお店。
ランチであっても10,000円前後~と、実にホテル鉄板焼きらしい価格帯です。
おすすめは夜景も堪能出来るディナー。
プランによっては1人15,000円~とこちらも標準的な価格帯。
ガーリックライスも追加料金なしでお願い出来るので、頼まない手はありません。
お手頃プランだとボリュームこそ程々ですが、サービス、夜景、お肉の質は文句無し。
タイミング次第ではデザートをダイニング席で楽しめたりと、
プリンスギャラリーでも随一のサービスだと思います。
ホテル鉄板焼き まとめ
今回おすすめしたホテル鉄板焼きは、
その殆どが、鉄板焼きカウンターをメインとしたホテル鉄板焼きです。
というのも、私はホテルの鉄板焼きを食べに行くなら、
絶対カウンター席でないとダメだと思っています。
理由は単純で、焼きあがったものをテーブルで提供されるなら、
鉄板焼きでなく、普通にステーキ等で良いと思うからです。
やはり鉄板焼きの醍醐味は目の前でシェフが調理してくれるライブ感。
料理を待っている間すら楽しむ時間になる為、一種のショーとして十分魅力的です。
コースのメイン料理がお肉になる関係上、どうしても価格帯が高い鉄板焼きですが、
ランチであれば、意外な程リーズナブルなお店も。
第一ホテル東京の一徹は、ホテルランチとしてみても相当コスパが高いです。
ホテルレストランと言うと、フレンチなイメージが強いかと思いますが、
是非日本発祥の鉄板焼きも体験していただきたいです。
フレンチとはまた違う、日本らしいホスピタリティに、
きっとホテルレストランの新たな魅力に気付いていただけると思います。
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