ホテルに泊まる醍醐味の1つと言えば!
「朝食」
日常とは違う、好きな物だけを選んで食べられるビュッフェスタイルや、
拘りぬいた食材や調理法で提供される絶品の一品まで。
ホテルでは様々な朝食を楽しむ事が出来ます。
従来は宿泊者のみに開放されるホテルも多いのですが、
コロナ禍になって稼働率が下がり、
外来ゲストでも予約が出来るホテルレストランが少しずつ増えてきました。
更に、ホテルという場所柄、
コロナ対策への徹底と様々な改善案へのフットワークが非常に軽く、
外食のなかでも極めて安心・安全に朝食が取れる場所になっているのではないでしょうか。
コロナ禍になってから、私も数多くのホテルへ宿泊していますが、
どのホテルも本当に素晴らしいと思います。
今回は私が宿泊したことのあるホテルを筆頭に、
宿泊せずともホテルの朝食が食べられる、
おすすめホテル・レストラン朝食をご紹介します。
三井ガーデンホテル日本橋プレミア「日本橋 浅田」 加賀が誇る日本料亭の和食ブッフェ朝食
三井ガーデンホテル日本橋プレミアの9階にある
ホテル唯一のレストラン「日本橋 浅田」
1867年に金沢で開業した宿「浅田」が始祖の、
地元金沢の食材に拘った、格式高いホテルの日本料理店です。
こちらで楽しめる朝食は和食ブッフェ。
ホテルの朝食では珍しい、和食を中心としたビュッフェスタイルで、
朝から美味しいご飯を思う存分楽しむ事が出来ます。
コロナ対策も万全で、以前と変わらず小鉢に美しく盛られた料理を、
気に入ったものだけをチョイス出来ます。
こういった小鉢スタイルは量を取り過ぎないで済むので、
色んな種類の料理を楽しめるのが一番嬉しいですね。
パンやソーセージ等、少量ではありますが、洋食も用意されています。
勿論、質はかなり高いのですが、やはり本領は和食。
特に野菜と魚は相当質が良く、価格帯を考えると素晴らしい味です。
席次第では、朝、人が多く行き交うビジネス街の顔も併せ持つ日本橋を眺めながら、
美味しい食事に舌鼓を打てます。
価格は2,970円。
一時期は宿泊者限定でしたが、現在はその制限を撤廃。
アッパーミドルホテルの朝食としては少し高めではありますが、
全体的な質やサービスを考えるとコスパはかなり良好なので、
自信を持っておすすめできるホテル朝食です。
庭のホテル 東京「DINING流」アメリカンブレックファーストながら、エッグベネディクトが楽しめる!良コスパの朝食!
今東京都内のホテルで一番評価が高まっているホテルはどこと聞かれれば、
まず間違いなく候補の1つに入るのが庭のホテル東京。
そんな庭のホテル東京の1階にある「DINING流」では、
アメリカン・ブレックファーストと題された朝食が楽しめます。
アメリカン・ブレックファーストと言えば、
割とシンプルな卵料理がついた朝食をイメージする方も多いかと思いますが、
こちらでは、
- プレーンオムレツ
- 目玉焼き
- エッグベネディクト
- フレンチトースト
の4種類の卵料理から選ぶことが出来ます。
私のおすすめはエッグベネディクトとプレーンオムレツ。
更に現在はちょっとしたビュッフェスタイルも復活し、
サラダや日替わりの小鉢を少量ずつ楽しむ事が出来ます。
価格は2,800円。
ビュッフェの種類は少なく、豪勢なホテルの朝食というイメージとは違いますが、
割とゆったり出来る空間で、質が良い朝食を楽しめます。
特にコロナ禍になってインバウンドが無くなり、
非常に落ち着いた雰囲気のホテルになった為、
もしかすると、ホテル開業以来今が一番良い状態と言えるかもしれません。
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル NYグリル&ブッフェ フィオーレ 品数は程々ながら全体的な質が高めな朝食ビュッフェ
コートヤード・マリオット銀座東武ホテルの1階にあるオールデイダイニング
「NYグリル&ブッフェ フィオーレ」
コロナ禍から間もなくビュッフェスタイルが復活し、
変わらず高い評価を得ているホテル朝食ビュッフェです。
フードの品数こそ、そこまで多いわけではありませんが、
拘りを感じさせる品揃えとなっています。
ハイライトはライブキッチンで提供される卵料理。
特にエッグベネディクトとオムレツは評判の良いメニューです。
時間帯次第で絞りたてのオレンジジュースも提供され、こちらも質は高め。
和洋食だけでなく、フォーといったアジアンテイストな料理まで。
個人的なおすすめはやはりエッグベネディクトと揚げ物類です。
価格帯は3,200円と標準より少し高い価格帯。
実は平日限定で一休.comレストランから予約する事が出来、
こちらは2,400円とかなりのコスパ良好プランとなっています。
ミレニアム 三井ガーデンホテル東京 ZEN HOUSE 唯一無二の和朝食は一度味わう価値大いにあり!
ミレニアム三井ガーデンホテル東京の地下1階にある日本料理店「ZEN HOUSE」
現代里山料理を謳っており、四季折々の日本の食材を中心に、
素材の良さを最大限引き出す料理を心掛けています。
こちらでは2種類の朝食が提供されているのですが、何と言ってもおすすめは里山朝食膳。
1日数十食限定で、基本的に予約を前提とした和朝食となっています。
前菜の盛り合わせは十数種類のおかずが毎月変わる為、訪れる際の楽しみになります。
写真に写る肉そぼろは絶品の一言。
お茶とおかずのペアリングなんてオシャレなものも朝から楽しむ事が出来ます。
1品1品の量は少ないですが、素材を活かした味付けで、パクパクと食べられます。
全部食べると想像以上に満腹感があり、良好なコスパと相まって満足感は非常に高いです。
価格は2,900円と、ハイビジネスホテルとしてはちょっと高め。
ですが、今回最もおすすめしたい朝食の1つなので、是非1度味わっていただきたいです。
特にインバウンドがない2022年現在は、この朝食を最も優雅に楽しめる大チャンスです。
メズム東京、オートグラフコレクション シェフズシアター 五感で楽しむボリューミーな高級ホテル朝食!
最後におすすめするのはメズム東京の「シェフズシアター」
ビストロノミー・フレンチを称する、新たなスタイルのフレンチです。
ビストロノミーはビストロ+ガストロノミーの造語。
価格はビストロ並み、料理はガストロノミーで独創的といったイメージでしょうか。
そんなシェフズシアターの朝食は、五感ドリンクからスタート。
この五感ドリンクはシーズン毎に内容が変わり、正に五感を刺激する多種多様な飲物。
シニフィアン シニフィエのパンを使ったサンドイッチの他、
ホテルメイドのデニッシュ等もサービスされる為、
こういったセット形式のホテル朝食ではかなりのボリューム。
個人的にコンソメスープはホテルで飲んだものでは5本の指に入る程の絶品。
メインはエシレバターを使ったオムレツで、かなり濃厚な味です。
ソースを数種類から選べるので、気分に合わせたソースで。
価格は5,500円と決してリーズナブルではないですが、
全体的に質は高く、サービスも良好で、満足度は高めだと思います。
想像以上にボリューミーなので、是非お腹を空かせて楽しんでください。
ホテル朝食 まとめ
今回は宿泊せずとも楽しめるホテル朝食を特集致しました。
インバウンドがなくなってから、稼働率が下がった為、
今までは宿泊ゲスト限定で提供されていた朝食が、
外来ゲストにも提供される様になる等、
ホテル朝食情勢は少しずつ変化してきています。
特に上記おすすめホテルは、過去外来ゲストに提供されていなかったホテルもあります。
今回取り上げたホテルで個人的なおすすめは、
ミレニアム 三井ガーデンホテル東京 ZEN HOUSE。
ホテルの和朝食のスタイルでは殆ど見掛けない、
ご飯とお茶を中心としたメニュー構成。
忙しい朝に楽しむには不向きですが、
ゆったりとした朝食を楽しみたい方には絶好のスポットです。
お茶のペアリングや様々なおかずを味わえる折角の機会なので、
是非ご自身のお気に入りの一品を見つけて、
今後のホテルライフ、食生活の参考になさっては如何でしょうか。
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