
以前宿泊記をお届けした「リッチモンドホテルプレミア浅草」
そのコスパ、客室の使いやすさ、そして何より質の高い朝食に甚く感心しました。
そこで今回は、別のリッチモンドホテルに宿泊してみる事に。
今回宿泊したのは
「京成リッチモンドホテル東京門前仲町」
通常のリッチモンドホテルとは少し違い、
京成電鉄とロイヤルホールディングスが共同で設立した
ケイ・アンド・アール・ホテルデベロップメントが手掛けています。
京成電鉄初の宿泊特化型ホテルでもあり、
リッチモンドホテルグループでは提携ホテルの1つとなっています。
提携ホテルとは言え、サービスはほぼリッチモンドホテルと変わらず、
ホテル会員プログラムもリッチモンドクラブとなっています。
今回は、宿泊記とは言え、大分内容をコンパクトにしてお届けします。
京成リッチモンドホテル東京門前仲町 モデレートルーム シンプルなビジネスホテル
フロントでのチェックインは実際に紙へ記入するタイプ。
とは言え、記入する欄は多くないですし、
ゲストが記入している間に、チェックイン作業も行ってくれている為、
書き終わるとスムーズにカードキーを受け取る事が出来ました。

別段、景色を楽しめるようなホテルではないのですが、
有難い事に最上階の10階をアサインしてくれました。
ランドリーや自動販売機コーナーもあります。
近隣にはスーパーやコンビニ、飲食店も多いです。

入ってすぐにクローゼット部が。
バゲッジラックもあります。
シュークロスや洋服ブラシ、靴ベラやスリッパもこちらに。

ウェットエリアも簡単にご紹介。
特筆すべき点は特になく、プレミア浅草とほぼ共通です。
マウスウォッシュがコチラにはないのが唯一の違いでしょうか。
他のバスアメニティはフロントで別途貰う事が出来ます。

今回予約したのは最もリーズナブルなモデレートルーム。
客室の広さは17㎡とビジネスホテルとしてはまずまずの広さです。

シンプルにまとまった客室。
ベッドが大き目のサイズなのは嬉しいですね。

今回はシングル利用なのでこの大きめサイズのベッドを独り占めです。
枕の固さも程よく、メンテナンスもしっかりされてます。

ナイトウェアはロゴ入りのワンピースタイプ。
着心地はまずまずといったところ。
この辺りも、プレミア浅草との差が表れていますね。

ソファーは2人掛け。
テーブルが広めになっていて、お弁当を広げても十分余裕があります。
更に椅子がもう1脚。

客室の備品はこちらに集約。
と言っても、種類は多くなく、必要最低限といったところ。
グラスや栓抜き、コルク抜き等はフロントで借りる事が出来ます。

煎茶とドリップコーヒーが2杯ずつ。
こちらのドリップコーヒーはこのホテルのおすすめだそう。
後述するラウンジでのドリンクと飲み比べてみるのも楽しいかも。

客室の様子の最後は勿論景色。
と言っても、見応えのある景色とはちょっと言い難いです。
左手に見えるのは成田山深川不動堂。

夜になってもライトアップ等がされる事はないので、至って地味な景色です。
下町らしいゆったりとした時間が流れています。
本来は繁華街のすぐ近くなので、騒がしいのかもしれませんが、
緊急事態宣言が明けたとは言え、まだまだコロナ禍。
人通りも少なく、少し寂しさもありました。
京成リッチモンドホテル東京門前仲町 ラウンジではフリードリンクが楽しめる!

最後にラウンジの様子と朝食をお届け致します。
ラウンジは14:00~22:00までと長い時間利用する事が可能です。
サービスとしてはフリードリンクがメイン。
また、写真奥の席はコワーキングスペースになっており、
時間貸しでのレンタルサービスになっていました。

コーヒーマシンはココアも飲めるタイプ。
右側の黒いマシンはソフトドリンクの抽出器です。
初めて見るタイプでしたが、
想像以上に多彩なドリンクメニューを選ぶことが出来ます。
また、気になるのが真ん中のオレンジジュースの様な飲み物。

オランカというドイツ生まれのマルチビタミンドリンクだそう。
よくあるマルチビタミンジュースですが、少し酸味が強く、甘さは控え目。
思ってたより飲み易く、滞在中は何杯か楽しみました。
こちらのドリンクコーナーは朝食時にも利用する事が出来ます。
京成リッチモンドホテル東京門前仲町 朝食は選択方式に!おすすめはお蕎麦。

現在、京成リッチモンドホテル東京門前仲町の朝食は何とも変わったスタイル。
Aグループから1品、Bグループから1品、Cグループからは3品を自分で選びます。
蕎麦好きなら蕎麦と蕎麦ハーフでとことん蕎麦を楽しめるのが面白いですね。
一部メニューは日替わりだそうです。

お蕎麦か漬けマグロ丼かで悩みましたが、漬けマグロ丼にしました。
この選択はちょっと失敗でした。

この漬けマグロ、お世辞にも美味しいとは言えません。
お蕎麦、漬けマグロ丼、卵とアボカドのサンドイッチがイチオシだそうですが、
開業当初からあるメニューはお蕎麦なので、
やはりお蕎麦を選ぶべきですと強く提言致します。
食後はコーヒーの持ち帰りが可能で、スタッフの方が1杯サーブしてくれます。
朝食の価格は1,200円。
予め朝食込みのプランなら500~700円前後に収まる場合もあるので、
朝食込みのプランをおすすめします。
以上、京成リッチモンドホテル東京門前仲町の宿泊記をお届けしました。
京成リッチモンドホテル東京門前仲町 ブログ風宿泊記 まとめ

リッチモンドホテルの中では割と後発のホテル。
更には、京成電鉄との共同出店となっています。
フロントのスタッフは気配りも良く、
ビジネスホテルとしてはかなり丁寧な接客だと思います。
通常の価格帯は7,000円前後と、割とお手軽な価格帯ではありますが、
アピールポイントが少な目で、
極めて普通のビジネスホテルという印象が強いです。
可もなく不可もなく。使いやすいビジネスホテルだと思います。
一方で、比較対象となったプレミア浅草が良過ぎたのは否めません。
勿論、宿泊費の価格帯もそれなりに違いますし、
特に朝食に関しては倍の価格差があります。
とは言え、様々な点で満足度を考えるとプレミア浅草がやはり素晴らしいです。
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