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芝パークホテル ブログ風宿泊記 沢山の本に囲まれて過ごす新たなコンセプトホテルへ

芝パークホテル

今回宿泊記をお届けするのは

「芝パークホテル」

芝パークホテルの歴史はとても長く、

ホテルとして運営がスタートしたのは何と1949年。

全77室から、このホテルはスタートを切ります。

その後、数回の改築を重ね、新館、第二新館、更には別館と、

順調にその規模を大きくしていきました。

ホテルレストランも非常に多く、ホテル外のテナントにも多くのレストランを開業していました。

現在、芝パークホテルはリニューアルの真っただ中。

規模も以前と比べると大幅に縮小し、

400室あった客室も、今は199室となっています。

2021年に客室は概ねリニューアルを完了しています。

また、ホテルレストランは大幅に削減され、統合された1店舗のみに。

では、早速見ていきましょう。

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芝パークホテル アットホームなコンシェルジュのもてなしが何とも心地いい

芝パークホテル

今回はフロント周辺の一部がハイライトのライブラリーラウンジとなっている為、

宿泊時の様子や写真はかなり順不同となっている事を予めご了承ください。

メイン通りから少し離れた、細い道側がホテルのエントランスとなっています。

エントランス入って左手には、ライブラリーラウンジとその奥にフロントが。

芝パークホテル

今回は、チェックインの1時間少し前に到着してしまったのですが、

チェックイン手続きは予め出来ますとのことだったので、お願いしました。

コロナ過後はこういったタッチパッドでのチェックインが本当に増えましたね。

割とスムーズにチェックイン作業は進んでいきます。

芝パークホテル

フロントの隅には、宿泊ゲスト限定のサービスが。

業務用のネスプレッソと、Art Of Tea、そしてオーガニックミントグリーン水が自由に楽しめます。

このサービスの時間帯はかなり幅広く、6:00~23:00までとなっています。

Art Of Teaはペニンシュラ東京等のアフタヌーンティーでも提供されている、

かなり高級な紅茶ブランドです。

ネスプレッソは業務用カプセルなのですが、マシン自体も初めてみるタイプでした。

芝パークホテル

フロントの向かいには、この様な物販コーナーも。

こういった物販はシーズン毎に入れ替わるそうです。

こちらでは盆栽や招き猫が目立ちますね。

芝パークホテル

こちらはArt Of Teaやその他アメニティ等のお土産コーナー。

Art Of Teaは都内では実店舗が殆どないので、購入出来る場所は意外と希少です。

私は気に入って時々買っていますが、全て公式オンラインで購入しています。

芝パークホテル

拘りの砂糖と共に本型の入れ物になってパッケージングされています。

この本型のパッケージはオシャレで目を惹きますね。

お値段は3,200円と意外と手の届きやすい価格帯となっています。

芝パークホテル

客室のカードキーをもらい、エレベーターへと向かいます。

ホテルのハイライトともなる中央大階段を横目に奥へと進みます。

エレベーターへはコンシェルジュが案内してくれますので、迷う事はありません。

芝パークホテル

エレベーターホールの手前には喫煙ブースも。

更に隣にはやや古めかしいお手洗いが。

1階のお手洗いはかなり古めかしい雰囲気で、なんだか懐かしい香りも・・・。

芝パークホテル

建物は12階建てとなっています。

これを見ても、付帯施設がかなり少ない事が分かりますね。

芝パークホテル スタンダードキング 快適ではあるものの実にシンプルな客室

芝パークホテル

今回予約したのは、最もリーズナブルなスタンダードキング。

客室の広さは21㎡とかなりコンパクトです。

とは言え、数値よりはほんの少しだけゆとりがある造りになっています。

芝パークホテル

手前にはアクセスのし易いクローゼット部が。

消毒済みのスリッパ、スチームアイロン、ハンガー、靴ベラ、洋服ブラシが完備。

扉がないので、圧迫感がないのは利点かもしれません。

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続いてはウェットエリアをチェック。

バスルームに関しても至って普通。

今回は高階層だったのですが、お湯の勢いはまずまずです。

トイレタリーはイタリアのオーガニックブランド。

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ウェットエリアはこの客室が一番コンパクトなのですが、

ジュニアスイート以上にならないと大きく変わる事がないのは残念な点。

また、どうも水回りが旧世代から変わっていないのか、

排水のニオイが何とも言えないニオイに。

これは後述しますが、水回りは現在少しずつ改装を進めている様子です。

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バスアメニティはこの様に、非常に簡素なパッケージとなっています。

SDGsを意識したブランドを採用しているとのこと。

基本的なアメニティの他、バスソルトやスキンケアセットがあるのはGOODポイント。

客室ランクを上げるとバスアメニティが少しずつ種類が豪華になっていくそうです。

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ヘアドライヤーはシャープ製なのですが、このモデル、私は初めて見ました。

実際に使ってみると、思いの外使い心地が良いです。

特に温風の温度が細かく切り替えられるので、髪には優しそう。

芝パークホテル

では、ベッドエリアへと視線を移していきましょう。

決して広くはないですが、意外と居心地が良いのは嬉しい誤算でした。

芝パークホテル

テレビは50インチの客室の広さの割にはかなり大き目なサイズ。

見られるチャンネルは地上波とBS、そして一部のニュースチャンネルのみです。

最近流行りの動画配信との連携等はありません。

今回、館内案内の紙や説明が全て省かれており、テレビでご確認くださいとの事。

実際に、テレビを点けると、まず初めにホテルのインフォメーションチャンネルが映ります。

芝パークホテル

テレビの隣には、フロント向かいにあったお土産とは色違いの本と、

サービスのミネラルウォーター、そして消毒用のウェットティッシュ。

ミネラルウォーターは初めて見るものですね。

量が少ないですが、珈琲や紅茶はフロントで調達出来るので困る事は殆どありません。

芝パークホテル

気になる本の中身はレターセットが収納されていました。

この本の入れ物は可愛いので、最後まで購入しようか迷っていました。

芝パークホテル

下の段を見ていくことにしましょう。

湯沸かしポットもあまり見掛けないデザインのもの。

このポットはラッセルホブスというブランドで、イギリスの家電ブランドだそうです。

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下の段にはナイトウェアが収納されていました。

ナイトウェアはワンピースタイプのもので、着心地はまずまずと言ったところ。

半袖タイプなので、夏は良いですが、冬は少し気になるかも。

一番下はセキュリティボックスとなっていました。

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右上の最上段にはドリップ珈琲や紅茶等が。

煎茶までArt Of Teaなのはかなり珍しいです。

各種アメニティに関しては結構力を入れている印象を受けますね。

この煎茶は初めて飲みましたが、煎茶と言うより、洋風な緑茶という味わい。

芝パークホテル

2段目の引き出しにはカップやグラス、ワイングラスが綺麗に収納。

確かカップはフロント向かいの物販コーナーで販売されていましたね。

ホテルアメニティが実際に購入出来るのは良いことだと思います。

気に入ったものはお家でも使いたくなりますしね。

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一番下は冷蔵庫となっていますが、特に何も収納されていません。

良く冷える冷蔵庫の様で、ミネラルウォーターを入れたらあっと言う間に冷たい飲み心地に。

芝パークホテル

隣のカーテンを開けると御覧の通り。

最もリーズナブルな客室なので、景色を堪能する事は全く出来ません。

そっとカーテンを閉めて、再びベッドエリアを見ていきましょう。

芝パークホテル

数値的に広い客室ではないのですが、ソファーも備え付けです。

ただ、このソファーの座り心地はイマイチと言ったところ。

クッションを併用して漸く居心地が良くなる感じです。

芝パークホテル

所々、昔の名残を感じるのがこの芝パークホテル。

こういった低い位置に取り付けられた空調システムはホテルでは本当に久しぶりに見た気がします。

性能自体はとてもパワフルで、とても暑い日だったのですが、

すぐに快適な温度にしてくれました。

芝パークホテル

最後にベッドを見ていきましょう。

ベッドはゆとりのあるキングサイズで、200×195とかなり広々快適です。

今回はシングル利用だったので、客室に居る間は殆どベッドで寝転がってました。

芝パークホテル

両サイドにルームコントローラーがあるのですが、必要最小限。

ルーム照明、テレビ下の足元照明、USBコンセント、通常コンセントとシンプル。

スマホの充電器がフロントでレンタル出来たのは有難かったです。

芝パークホテル

客室に関しては、不満点もなく、清潔感もあり、割と快適。

ただ快適ではあるのですが、あまりにも特徴が無さ過ぎてちょっとコメントに困りました。

また、ウェットエリアを筆頭に何となくどこか古めかしい印象を受けるのも

このホテルの評価が難しい点だと思います。

客室ランクを上げても金額以上の大きな差は感じられそうにないので、

一番リーズナブルな客室で良いと私は思います。

芝パークホテル ハイライトは沢山の本!ライブラリーラウンジでは装丁の綺麗な本が多数。大階段はフォトスポットにも。

芝パークホテル

生まれ変わった芝パークホテル最大のハイライトとなるのは沢山の本!

ライブラリーラウンジやホワイエに、実に1,500冊もの本が所蔵されています。

フロントの隣はライブラリーラウンジとなっており、ソファー席等も置かれています。

芝パークホテル

この様に、壁一面に沢山の本が陳列されています。

1階のライブラリーラウンジに関しては、どちらかと言えば外国人観光客向けな本が多め。

また、装丁の整ったかなり大き目なサイズの本も多いです。

芝パークホテル

後述しますが、シーズン毎に本以外に置かれている物は変わってきます。

宿泊した時期は切子グラスを中心とした構成に。

値札が付いているものは全て購入する事が可能です。

私は切子や扇子が大好きなのですが、流石にこの価格帯は気軽に手が出せませんね。

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反対側からは心地いい音楽が流れています。

こちらは画集等が多め。

では全てが画集かと言うとそうでもなく、ジャンル分けはかなりアバウト。

時折普通にマンガが置かれていたりもします。

しかも全巻揃っているわけではなく、凄く中途半端な巻数だけが・・・。

全巻揃っていないなら置かない方が良いのでは・・・。

芝パークホテル

夜になると暖炉に火が灯されます。

夏場でもこういった暖炉が点いているのは割と珍しいかもしれません。

遅い時間帯までライブラリーラウンジは使えるので、雰囲気造りに貢献していますね。

芝パークホテル

では、続いて2階のホワイエへと続く大階段へと参りましょう。

と、何やらコンシェルジュ達が集合して作業しています。

どうやら、夏らしい装飾を噴水広場に施している様子。

暫くして戻ってくると、沢山の向日葵が浮かべられていました。

勿論こちらはイミテーションですが、動きや季節感が出ますね。

芝パークホテル

中央大階段はホテルのハイライトの1つだけあってしっかり手入れがされています。

勿論、こちらに陳列されている本も手に取って読む事が出来ます。

どう考えても取れない位置にある本もあったりしますが、

水面近くに陳列された本等は、コンシェルジュにお願いすると取ってもらえます。

芝パークホテル

階段近くは水の音が結構します。

水音は慣れると心地良く、階段周辺は読書には持ってこいの場所です。

2階ホワイエの階段付近にも、数は多くないですが、席が設けられています。

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