宿泊記をご覧の方は既にご存知かと思いますが、
私は今回数日間、金沢に滞在していました。
金沢には沢山の観光名所が割と密集してある為、
短い滞在時間でも楽しめる観光地となっています。
今回の旅のテーマは
「効率良く名所を周り、食を楽しむ旅」
です。
写真がかなり多い旅行記となっておりますので予めご了承ください。
羽田空港から僅か1時間で小松空港へ バスと電車の時間にはご注意を
今回は飛行機での移動を選択しました。
東京から金沢へは新幹線での移動が圧倒的に楽なのですが、
期限間近のマイルが貯まっており、それを消化する為に敢えての飛行機です。
羽田空港からは僅か1時間で石川県の小松空港へ到着しました。
フライト時間は都合50分無い位で、殆ど離陸してすぐ到着した印象です。
ここから金沢駅へのルートは大きく分けて2つあります。
- リムジンバスで金沢駅まで直通移動(1,300円)
- リムジンバスで小松駅に移動後、電車で金沢駅へ(バス代280円+電車510円)
リムジンバスで金沢駅まで移動するのが最も楽で速いのですが、
料金は1,300円掛かります。
一方で、小松駅へリムジンバスで移動後、電車で金沢駅へのルートだと、
790円という、金沢駅直通と比べると半額に近い金額で移動する事が出来ます。
所要時間は金沢駅直通リムジンバスが約50分。
バスと電車の併用だと1時間5分前後となっています。
私は今回バスと電車の併用ルートを選択したのですが、
これは失敗でした。
実は、今回飛行機が10分程遅れて空港に到着したのです。
リムジンバスは飛行機のスケジュールに合わせてくれる為、
飛行機が遅れると、リムジンバスも遅れて発車します。
しかし、電車の方は常に定時運行されている為、
本来なら小松駅からスムーズに普通列車に乗り込めるはずなのですが、
飛行機の遅れで、小松駅にバスが到着した時には、
既に小松駅からの普通列車が出発してしまっていました。
小松駅からの普通列車は朝を除き、概ね30分に1本程度しかありません。
今回は、かなり過密なスケジュールを組んでいた為、やむを得ず、
特急に乗車して金沢駅を目指す事になりました。
結局特急料金の760円が上乗せされた為、
金沢駅へ直通で向かうバスよりも金額が高くなってしまいました。
皆様も、小松空港から金沢駅への移動には、電車の時間にくれぐれもご注意を。
金沢駅へ到着!北鉄バスの一日乗車券を購入すれば、お得に金沢市内を回遊出来ます!
予定よりも多少交通費が掛かってしまいましたが、無事金沢駅に到着です。
既に駅周辺は沢山の観光客で賑わっています。
今回はかなりの短時間で沢山のスポットを巡るので、移動は常にバス移動を予定しています。
北鉄バスの一日乗車券は必須となってくるので早速購入しましょう。
金沢駅構内にある観光案内所でも購入出来ますが、
金沢駅東口のバス乗り場付近にある窓口の方が、
混雑が少なく、すぐに購入出来ます
観光案内所のお姉さんから教えてもらいました。
実際に観光案内所の1日乗車券売り場の窓口には長蛇の列が出来ていました。
無事に窓口にてバス1日乗車券を購入出来ました。
価格はおとな600円。
バスは1回の乗車で大体200円前後掛かるので、3回以上乗れば1日乗車券の方がお得ですね。
観光名所を巡るなら確実に3回以上乗る事になるので、是非ともご購入を。
さて、この、バス1日乗車券なのですが、意外とどのバスに乗ればいいのかが分かり辛いです。
大前提としては、金沢ライトアップバスとまちバス以外なら利用可能エリア内に限り、
どのバスに乗車してもこの1日フリー乗車券を使う事が出来ます。
詳しくは、1日乗車券購入時のパンフレットを見てもらいたいのですが、
掲載されているマップ内であれば、どの停留所で降りても大丈夫です。
この辺り、記載がかなり分かり辛い表記となっているのですが、
基本的に良く遭遇するまちバスに乗らない様にさえ気を付けていれば、
気軽に大抵のバスに乗車する事が出来ます。
分かり辛い点としては、バスのルートがかなり豊富にある事。
兼六園や金沢城公園、そして21世紀美術館は多くのバスが通るのですが、
一方で、ひがし茶屋街やにし茶屋街は、意外と停車するバスが少ないです。
時間帯によってはひがし茶屋街なら「橋場町・金城棲前」にて、
にし茶屋街は「片町」にて下車して徒歩で向かう方が早い場合もあります。
兼六園や金沢城公園を外して観光するならレンタルサイクルもあり!
因みに、兼六園や金沢城公園を敢えて避けて観光するのであれば、
レンタルサイクルも結構おすすめです。
何故兼六園や金沢城公園を避ける場合なのかと言いますと、
この2つの観光スポットは勾配がかなりキツく、自転車での移動は相当大変だからです。
また、2つとも敷地が広大で、自転車で到着すると、
結局自転車を置いた場所まで歩いて戻らなければならず、自由な散策がし辛い点もあります。
レンタルサイクルの価格帯はレンタルする会社によって割と違うのですが、
概ね1日1,000~1,700円の間といった所。
バスよりも自由に素早く移動出来るのが利点なので、
ひがし茶屋街やにし茶屋街周辺のお店を散策したい方には、
特におすすめの移動手段です。
金沢観光スポット①ひがし茶屋街 昔ながらの街並みが残るノスタルジックな観光地
ここからは、実際に各観光スポットをダイジェストでご紹介していきます。
1つ目は「ひがし茶屋街」
最近ではインスタ映えするスポットとしても注目を浴びている観光スポットですね。
割烹やカフェ、セレクトショップ等が当時の面影を残す街にギュッと密集しています。
お寺や神社が多い場所でもあるので、気になったら覗いてみるのも良いかと思います。
規模自体はそこまで広くないですが、
沢山のお店が軒を連ねているので、のんびりお散歩するのに適していますね。
有料で中を見学出来る場所も多数あります。
建物の外観を見るだけでも、当時の面影を感じられて楽しいですね。
カフェやレストランも多いので、ランチをするのにも最適だと思います。
この日は天気が良いのもあって、観光客がかなり多く、どこも人でいっぱいです。
少し人酔いしてしまったので、のんびりする為に宇多須神社までやってきました。
こちらには前田利家の神霊が祀られていたそうです。
あ!あれは加賀藩の忍者ではありませんか!!!
ちょっとした遊び心があるのがこの宇多須神社の特徴かもしれません。
ひがし茶屋街からは行きやすい場所にあるのですが、
実際にはあまり人が来ないので、益々影に潜んでいる感じが強まりますね。
再びひがし茶屋街を散策してみましょう。
建物の中にはこういったくぐり戸があるお屋敷も未だに多く存在します。
元々は使いや家来等、身分の低い人が使う為の戸ですね。
お城等では、この狭さだと人が1人通るのがやっとなので、
戦時に撃退し易いという理由でもつけられている事が多いです。
お店に立ち寄らないのであれば、30分もあれば、のんびり周っても全て見終わる位、
ひがし茶屋街は割と小さな範囲となっています。
この茶屋街から少し離れた場所にも、カフェや菓子店で有名なお店が点在します。
場所が結構分かり辛いお店が多いので予め調べてから訪問する事をおすすめします。
金沢観光スポット②にし茶屋街 ひがし茶屋街よりも更にコンパクトな見易く新しい観光地
ひがし茶屋街と対を成すのがこちらの「にし茶屋街」
片町から橋を渡って少し歩いた場所にある他、
兼六園等のメインスポットからはやや離れている為、
訪れる方はひがし茶屋街と比べると数分の1となっており、終始静かで落ち着いた雰囲気です。
にし茶屋街は、この写真に写ってる範囲で殆ど全てと言っても過言ではない位、
街並みとしては本当にコンパクトです。
今回はこのにし茶屋街で有名な、「甘納豆かわむら」に足を運びました。
こちらには、様々な種類の甘納豆が販売されています。
珍しい品種の甘納豆が買えるので、お土産としても大変重宝します。
価格帯もリーズナブルなので、個人的には金沢土産としてイチオシの一店です。
まめみつという珍しいシロップも販売しており、こちらも絶品の1品となっています。
そしてかわむらのもう1つの名物と言えば、このモナカ。
隣接する「mameノマノマ」で食べる事が出来る、賞味期限僅か6分のお菓子です。
恐らく、このお店に訪れる方の9割がこのモナカ目当てなのではないでしょうか。
半露天の店内には椅子が点在するのですが、席数は割と少ないので、
出来るだけ混雑の少ない早めの時間帯に伺うことをおすすめします。
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