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2022年ホテルライフ総括 アフターコロナに突入したホテルライフは果たして?

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花火、お祝い

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞプチラグジュアリーライフをよろしくお願いいたします。

今回は2022年の総括です。

2022年、猛威を奮ったコロナウィルスが蔓延してから、

実に3年の月日が流れました。

果たして、2022年のホテル業界はどの様な情勢だったのか。

そして、私のホテルライフやその変化についてもお伝えしようと思います。

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2022年のホテル業界①21年程ではなかったが、閉業も多かった1年

悲しい、泣く、バッド

2022年のホテル業界は、衰退と前進の表裏一体だったと言えるのではないでしょうか。

2020年、21年程ではありませんでしたが、今年も多くのホテルが閉業へと追い込まれました。

有名ホテルだけを挙げても

  • 水道橋グランドホテル
  • ホテルトラスティプレミア日本橋浜町
  • JR東日本ホテルメッツ田端
  • 第一ホテルアネックス
  • センチュリーロイヤルホテル
  • 東京虎ノ門東急REIホテル
  • ホテルモントレ札幌
  • 玉造壮
  • 京都平安ホテル
  • ホテルアゴーラ金沢
  • ホテルメルパルク東京含めた計6のメルパルクホテル
  • 第一ホテル東京シーフォート(2023年2月28日での閉業を発表済み)
  • 大阪第一ホテル(2023年3月末での閉業を発表済み)

これだけの数のホテルが閉業となりました。

歴史の長いホテルや、インバウンドを中心ターゲットとしていた新興ホテルは、

厳しい情勢だった事は想像に難くありません。

また、かなり前から発表があった第一ホテル東京シーフォート、

そして大阪第一ホテルの2つは、

主に建物の老朽化によるもので、

こちらも老舗ホテルに重くのしかかる大きな課題となっています。

新興ホテルは居抜きでホテルそのものは続投される事が割と多い印象ですが、

流石に年期の入った老舗ホテルはそういうわけにもいかない為、

今後、益々増えていくのではないでしょうか。

2022年のホテル業界② 遂に新規開業となったホテルが盛況だった1年

コンラッド東京

多くの閉業があった一方で、新規開業が目立った1年にもなりました。

特に、新型コロナウィルスの影響で工期や開業タイミングを延期していたホテルが、

漸く日の目を見た形になり、新規開業ホテルはかなり多いです。

  • ホテルオークラ京都岡崎別邸
  • ふふ箱根
  • ホテルインディゴ軽井沢
  • コートヤード・バイ・マリオット名古屋
  • ホテルインディゴ犬山有楽苑
  • ハイアットプレイス京都
  • ノーガホテル清水京都
  • 東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル
  • ラビスタ東京ベイ
  • ウェスティンホテル横浜
  • THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel
  • 雪ニセコ
  • ザ ブラッサム京都
  • ヒルトン広島
  • 富士スピードウェイホテル

有名なホテルだけでもこれだけのホテルが開業となっています。

特に外資系ホテルの開業が目立っていますね。

京都に関しては開業延期が多かった為、漸くと言った印象になっています。

ビジネスホテルに関してはこの数に収まらず、100軒以上ものホテルが誕生しています。

ビジネスホテルの雄であるアパホテルの数が多いのは言わずもがなですが、

道の駅をメインターゲットにしたフェアフィールド・バイ・マリオット。

インターチェンジ近辺で観光客やビジネス客を狙い撃ちするルートイン。

高い顧客満足度を誇るダイワロイネット。

御宿野乃を中心に固定客確保を狙うドーミーイン。

以上5つのビジネスホテルグループやブランドは、隆盛な1年だった印象です。

アフターコロナとも言うべき、移動規制等もなくなり、

ホテルへ宿泊する方も増え、インバウンドも戻りつつある為、

ホテル業界は少しではありますが元気を取り戻した印象を受けました。

2022年のホテル業界③ホテルバーは冬の時代へ・・・

バーテンダー、カクテル

私がホテルへ足を運ぶ理由の1つとなっているホテルバー。

東京都内だけではありますが、定点観測の様に様々なホテルバーを変わらず渡り歩いています。

どのメディアもあまり取り上げていませんが、

2022年、ホテルバーは冬の時代へ突入したと言っても過言ではないでしょう。

その主な要因は、各酒類の値上がりです。

カクテルに関しては、そこまで大きな影響があったわけではありませんが、

シャンパーニュ類の値上げや出荷量の大幅な低減は、少なからず影響を及ぼしています。

最も厳しいのはウィスキー関連で、

国内主要メーカーだけでも大幅な値上げを既に発表しており、

輸入ウィスキーに関しても、例年の1割程高くなってきています。

実際に、私が足繫く通うホテルバーも、ドリンクの価格が上がったり、

カバーチャージが高くなったりと言った、厳しい情勢を肌で感じています。

bar、バー

他にも、致命的な人材不足は、ホテルバーに大きな影を落としています。

コロナ過で酒類提供が出来ず、

休業となったホテルバーから止むを得ず離職した方も少なくないでしょう。

ノンアルコールカクテルのみでも営業をし続けていたホテルバーと、

休業していたホテルバーでは、人材の豊富さやお店の活気が雲泥の差で現れています。

その一方で、新規開業ホテルや新興ホテルのホテルバーは割と元気です。

恐らくSNSやHPでのアピールの仕方に慣れているからでしょう。

様々なイベントを企画し、そのお陰もあって、

特に若年層に人気が高いホテルバーも多数散見します。

今後、ホテルバーの命運は、

そういった若いホテルバーが鍵を握っているのではないかと私は考えています。

2022年 私のホテルライフ クラブフロア訪問を再開!新規開業ホテルへの宿泊も

川

私の2022年のホテルライフは、ゲートホテル両国への宿泊から幕を開けました。

これは前年12月末から続く、ゲートホテル巡りの1つでした。

最終的には、現在開業中の4つのゲートホテル全てに宿泊し、

改めてゲートホテルの良さを知る切っ掛けになりました。

次いでいくつかのホテル滞在を挟み、

宿泊記として掲載したのはホテルインディゴ箱根強羅になります。

ホテルインディゴ箱根強羅

2022年宿泊した中でもかなり強く印象が残るホテルの1つ。

施設自体は魅力的なので、

サービスが今後どう改善されていくかが焦点になるかと思っています。

レート次第ではまた宿泊したいホテルでもあります。

プルマン東京田町

そして、またいくつかのホテルを挟み、

2022年当サイトで最も人気のある記事となったプルマン東京田町へと宿泊します。

リクエスト断トツ1位のホテルだったので、いつかは宿泊したいと思っていました。

丁度クラブフロアのサービスが回復しつつあったので、

久しぶりのクラブフロア宿泊となりました。

朝食がつかないクラブラウンジという、都内でもかなり珍しいスタイル。

現状コスパがかなり厳しくなってきた為、手放しでおすすめは辛いですが、

レストランも含め、全体的には高評価なホテルとなっています。

やや貧弱なハード面を、優秀なコンシェルジュ達ソフト面で支えるという、

外資系ホテルにも関わらず、実に日本らしいホテルです。

ホテル ザ セレスティン東京芝

2022年で、印象に残ったホテルと言えば、セレスティン東京芝は外せません。

以前から評判の高さだけは知っていた為、実際に宿泊してみると、

コスパも踏まえて全てが程良いホテルとなっていました。

三井ガーデンホテル系列ではかなり上位の朝食の質も大きなGOODポイント。

2022年は多くの三井ガーデンホテル系列に宿泊しましたが、

再訪したいホテルはセレスティン東京芝と日本橋プレミアが筆頭となっています。

横浜ベイホテル東急

個人的には横浜ベイホテル東急への宿泊も印象深い1泊でした。

今までパンパシフィック時代も含め、

クラブフロアでしか宿泊した事のなかった横浜ベイホテル東急。

通常フロアでの宿泊で、チェックインにあれほどのストレスを感じるとは、

私自身想定外の事で、本当にクラブフロアでチェックインの混雑が回避出来るのが、

どれだけ有難く、どれだけ快適な事なのかを改めて身を以て知る事になりました。

庭のホテル 東京

念願だったリニューアル仕立ての庭のホテル東京も思い出深いホテルです。

こちらのホテルと言えばやはり和朝食。

その全ての質が高く、私の和朝食の水準を一気に引き上げてくれました。

このホテル以降、和朝食を食べる機会が少しずつ増えました。

The Okura Tokyo(ホテルオークラ東京)

そして、2022年最も素晴らしかったホテルと言えば、やはりホテルオークラ東京でしょう。

クラブフロアランキングでもほぼトップを独走し続けたホテルオークラ東京。

クラブラウンジはやはり素晴らしい質で、とても感心しました。

ホテルバーや朝食に関しては2、3思うところはあるのですが、

それでも、コスパを考慮したとしても今年泊まったホテルでは断トツで1位のホテルになりました。


バーテンダー

他には、個人的な事になりますが、とあるホテルバーにて、

当サイトの記事を読んで足を運んだと言うゲスト数名の方と偶然にもお会いする事が出来ました。

私としては、少しでもホテルバーの役に立っているんだという実感が湧き、

何にも代え難い体験となりました。

2023年の私のホテル会員ラインアップ マリオットプラチナエリートを獲得も、ヒルトン、IHGからの離脱へ・・・

ヒルトン東京お台場

2022年は、ホテル会員構成を色々と考える1年となりました。

まずヒルトンに関しては、大好きなコンラッド東京を筆頭に、

価格帯が軒並み急上昇してしまい、気軽に泊まる事が難しくなってきました。

また、私自身、宿泊するのがコンラッド東京とヒルトンお台場の2つ位になってきており、

そんな中、お台場へ行く目的の1つだったヴィーナスフォートも遂に閉館。

ハッキリ言って、ヒルトンゴールドを維持する意味が皆無になってきました。   

そこで、実質無料となる有料会員のHPCJのみを残し、

ヒルトンオナーズの維持は諦める事を決意しました。

ヒルトンVISAゴールドの終了は決定打にはならず、

まさかヴィーナスフォートの閉館がヒルトン離脱の決定打になるとは、

私自身思っていない結末でした。

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル

他にもIHG、及びIHGアンバサダーからの離脱も併せて決意しました。

と言うのも、2年間連続でアンバサダーの特典となる

週末宿泊無料券を使用する事がなかったからです。

16時までのレイトチェックアウトは本当に便利で有難かったです。

IHGアンバサダーに関しては、また機を見て復帰するかもしれませんが、

当分の間は、更新を控える事に決めました。

更新時期次第でお得なキャンペーンに参加出来ないというのも

不満の1つでずっと持っていた事も記述しておきます。

マリオット

その一方で、マリオットはプラチナエリートを取得する事になりました。

これは、単純にマリオットへの宿泊機会が今年は多かった事と、

マリオットアメックスプレミアムによる相乗効果で、

プラチナエリートが獲得出来る目途がたった為です。

その為、2023年はマリオット中心の宿泊記になるかと思います。

特にクラブラウンジが使えるホテルを中心に滞在する計画を立てています。

金沢東急ホテル

東急ホテルコンフォートメンバーズは今年も維持が決定です。

一度取得すれば無条件で毎年ゴールド会員なので、手放す理由がありません。

色々と文句を言いつつ、私は東急ホテルの雰囲気が結構好きだったりします。

特に横浜ベイホテル東急は、今でも大好きなホテルの1つなので、

当分はコンフォートメンバーズは持ち続ける事になると思います。

ハイアットやワンハーモニーへの入会も検討はしたのですが、

ハイアットはとにかく各ホテルと私との相性が悪く、

ワンハーモニーはホテルオークラ東京の価格帯が厳しくなってきた為に断念しました。


という事で、2023年はマリオット、東急の2枚看板で

私のホテル会員は構成される事になりました。

2022年ホテルライフ まとめ

ハッピー、幸せ、ハート

アフターコロナと言うべき、コロナウィルスとの共存が始まり、

少しずつ生活スタイルも決まりつつある昨今。

私達ホテルラバーが出来る事と言えば、好きなホテルに宿泊する事位です。

旅行支援があるとはいえ、

中々気軽に宿泊できる価格帯ではなくなってしまったホテルも多いです。

しかし、新たに加わったホテルも多く、

選択肢としては非常に幅広くなったのではないでしょうか。

私自身は、三井ガーデンホテルを筆頭に、

気軽に宿泊できる価格帯のホテルへ泊まる事が多くなってきました。

また、中々当サイトでは取り上げる事がないのですが、

サービスアパートメント系も、宿泊してみると中々面白いなと感じています。

私は料理する事が好きなので、食材を買い込んで、

自宅とは別の場所で料理を振る舞うのは、

稀有な体験且つ、非日常的で興味深いです。

今後も皆様に楽しく、少しだけラグジュアリーな情報をお届け出来ればと思っております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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