
今回宿泊記をお届けするのは
「HAKODATE 男爵倶楽部 HOTEL&RESORTS」
開業は2007年4月20日。
観光地化が急激に進んだ函館の中では比較的早くに開業したホテルです。
ホテル名は、男爵イモの生みの親「川田龍吉男爵」がその由来となっています。
HAKODATE 男爵倶楽部 HOTEL&RESORTS ペット化のコンドミニアム型ホテル

函館駅から徒歩3分と利便性は抜群に良好です。
市電に乗る際も市役所前駅が近い為、観光地へのアクセスは比較的楽です。
函館のメジャー観光スポットの1つでもある、函館朝市もすぐ近くです。

ロビー周辺には、函館に因んだ書籍が複数置かれています。
観光案内パンフレットも数が多く、旅行の際に頼りになります。
ロビー周辺にソファーはあるものの、あまり寛げる雰囲気ではありません。

ロビーフロントの正面には、このホテルの数少ない付帯施設であるカフェが併設。
こちらには川田男爵にまつわる資料が展示されています。
カフェの営業時間は10:00~17:00とかなり短め。
フロント近くにはメモリアルショップ「リョー」も併設。
こちらで購入出来る男爵チーズケーキはおすすめの一品。
是非デザートやお土産に。
それでは、チェックインを済ませて客室へと向かいましょう。
HAKODATE 男爵倶楽部 HOTEL&RESORTS D-ツイン 長期滞在向きな客室

今回予約したのはD-ツイン。
階層が7・8階の上層階が確約された客室です。
基本的に間取りはツインルームと殆ど差はありません。
Dルームのみの備品や設備がいくつか加わっています。

手前の方から見ていきましょう。
ベッドルームとリビングエリアは連なっていますが、
ベッドルームは少しだけ奥まった形になっています。
ベッドルーム奥には、少し小ぶりながらクローゼットも完備。

奥行がかなり狭いクローゼットなので、収納力はイマイチ。
アイロンやアイロン台、洋服ブラシはこちらに。
冬物のアウターは入口付近のフックに収める方が良さそうです。

リビングエリアとベッドルームはこの様に間仕切りで区切る事も出来ます。
閉め切るとベッドルームはかなり圧迫感のある造りになっているので、
基本的には開けっ放しの方が良いと思います。
HAKODATE 男爵倶楽部 HOTEL&RESORTS D-ツイン キッチンは調理器具も充実!

続いて、キッチンを見ていきましょう。
キッチンはこの様なホテルでは珍しいガスコンロタイプ。
作業スペースも割と広く、料理をするには快適な空間です。

各種グラスやお皿も結構豊富に揃っています。
電子レンジは東芝製のもの。
レストラン等が一切ないホテルなので、今回ディナーは自分で料理をしました。
お皿の種類が豊富だったので、困る事は特にありませんでした。

電子レンジや冷蔵庫の向かいには、ケトルやごみ箱、ワイングラスやタンブラーが完備。
Dルームの特典として、メモリアルショップでも販売されている珈琲や紅茶が用意。
このホテルのマスコットでもあるクマのDavidくんがプリントされています。
このクマのDavidくんは広報マネージャーを担当しており、ホテルの様々な場所で見る事が出来ます。

シンク下には包丁2本と炊飯器も。
この炊飯器はDルームの特典の1つ。
最近は少量のお米が売っている場所も多いので、気軽にご飯が炊けるのは良いですね。

引き出しには様々な調理器具やシルバー、お箸等が収納。
コルク抜きも簡易的なものではなく、本格的なものが置かれていますね。
長期滞在を強く意識したホテルなので、この辺りの充実っぷりは素晴らしいです。

各種ボールや笊、フライパンにお鍋は定番ですが、
まさかおろし器まで用意されているとは意外でした。
リクエストが多かったのでしょうか?
確かに海鮮系には何かしらの薬味を合わせたくなる気持ちはわかる気がします。
HAKODATE 男爵倶楽部 HOTEL&RESORTS D-ツイン バスルームにはバスタイムを快適にするアイテムが!

続いてウェットエリアを見ていきましょう。
手前にはトイレット、奥にはバスルームとなっています。
統一感のある内装は、別荘の様な雰囲気で落ち着きがありますね。

バスアメニティに関しては本当に必要最低限しか置いてありません。
女性用基礎化粧品セットやボディータオル、カミソリはフロントにてお願いします。
バスアメニティの少なさはこのホテルのBADポイントの1つではありますね。
ドラッグストア等も距離がやや離れた場所にあるので、
必要なものは予め持参をおすすめします。

シャンプー等のトイレタリーはボトルタイプ。
シャワーのお湯の勢いはかなり強めとなっています。

一見すると外が眺められそうなバスルームなのですが、
浴槽に入った目線になると磨りガラスとなっている為、
残念ながら夜景を眺めながらの入浴は不可。
ボタン1つでお湯溜めが出来るお家の様な浴室な為、利便性が良くGOODポイントに。

Dルームの特典として、浴室でも使える防水スピーカーや防水テレビも完備。
ただ、バッテリー残量が少なくなっている場合があるので、入室時に予め充電を。
防水スピーカーはBluetooth対応なので、スマホからお好きな音楽を流せます。
HAKODATE 男爵倶楽部 HOTEL&RESORTS D-ツイン 客室のメインはリビングエリアに。

客室のメインとなるリビングエリアを見ていきましょう。
Dルームの面白い点が、階層や客室によって、家具が違う事。
函館にある「YACHIDA KAGU SHOP」が厳選した家具となっているそうです。
宿泊する度に家具が違う可能性があるのは楽しいですね。

テレビは43型の割と大きなもの。
有料チャンネルこそ見られませんが、動画配信サービスには対応しています。
下部にはブルーレイディスクプレーヤーも完備され、お気に入りの1枚を持参すれば上映会も。

ソファーやラグはともかく、スツールやテーブルは動かしやすく敢えてしているそう。
その為、滞在中に配置を変える等。使い方は自由自在に。
ソファーも広々としていますね。
滞在時は殆どをこのソファーで過ごしていました。
それでは、ベランダへと出て見ましょうか。
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