味わいの強さが低めなカテゴリー「エスプレッソ」と、
コーヒー代わりにも飲める量が多いカテゴリー「ルンゴ」が統合されました。
まず、エスプレッソは、その名の通りエスプレッソで飲むのに適しています。
味わいの強さは4もしくは5と、以前より幅は狭めになりました。
どのカプセルもマイルドでまろやか、バランスが良い。
初めてネスプレッソを楽しまれる際は、こちらのカプセルから試飲する事をオススメします。
ミルクメニューにしたり、砂糖を多目に混ぜると、全く違った印象に変わるカプセルもあります。
一方、ルンゴはルンゴ(110ml)用に選ばれた種類です。
その名の通り、ルンゴで飲む為にブレンドされています。
ネスプレッソが定める味わいの強さは4~9。
普段コーヒーを主に飲まれる方は、こちらから試飲してみるのも良いかと。
ミルクメニューにすると、味わいが弱いカプセルだとややインパクトに欠ける為、
やはりそのままルンゴで飲む事をオススメします。
カプリチオ
産地:南米産、ブラジル産
味わいの強さ:5
香り:穀物
特徴:ほのかな酸味と苦味が特徴。
また、香りは穀物を思い起こさせる優しめの香り。
後味に酸味がやや尾を引きます。
洋菓子だけでなく、和菓子にも合います。
いちご大福等の酸味がある和菓子にもバッチリ。
酸味が苦手な方は砂糖やハチミツを加えると、酸味がまろやかになります。
ヴォリュート
産地:ブラジル産、コロンビア産
味わいの強さ:4
香り:フルーツ、ビスケット
特徴:甘い香りと繊細な味わい。苦味もやや少なめ。
エスプレッソでもミルクでも癖がなく非常に飲みやすい。
普段コーヒーを飲まない方やお子様にもオススメ出来るカプセルです。
甘さが特徴的なので、クッキーやビスケットと一緒に楽しむのがおすすめ。
また、苦みの強いダークチョコレートにも合う万能カプセルとなっています。
後述のヴォリュート・デカフェの元にもなっています。
コズィー
産地:ケニア産、中南米産
味わいの強さ:4
香り:柑橘系(レモン)
特徴:まろやか且つ爽やかな柑橘系の香りが特徴的。
味わいや後味は香りとは対照的に強め。
ミルクと合わせると爽やかさが失われる為、是非エスプレッソで。
同じ柑橘系のレモンケーキ、レアチーズケーキや
オレンジピールが効いたクッキーやチョコレートと一緒に楽しむと、
相乗効果で更に味わいが深まります。
ヴォリュート・デカフェ
産地:ブラジル産、コロンビア産
味わいの強さ:4
香り:フルーツ、ビスケット
特徴:ヴォリュートのデカフェ版。
味わいや香りはそのままにカフェインだけを除いたカプセルです。
ヴォリュートが好きな方には変わらず楽しめるカプセルです。
カプセルの色は同じで、トップ部分が赤色になっているのがデカフェです。
エンヴィヴォ・ルンゴ
産地:インド産、メキシコ産
味わいの強さ:9
香り:木、ジンジャーブレッド、カラメル
特徴:2016年6月登場のレギュラーカプセル。
ルンゴで最も味わいが強く、風味豊かな香りが特徴的。
香りが強く、味わいもスッキリしています。
後味にもジンジャーがしっかりと残ります。
氷を加えて、アイスコーヒー代わりにも。
食後の一杯にもぴったりです。
フォルティシオ・ルンゴ
産地:西インド産、コロンビア産
味わいの強さ:8
香り:穀物・麦
特徴:ルンゴながら爽やかでキレの良い味わいが特徴。
麦を思わせるほのかな香りも。
ミルクと合わせても味が強い為、美味しく楽しめます。
ルンゴ(110ml)で抽出の後、ミルクをやや少なめに加えるのがオススメです。
アイスメニューにしても爽やかな味わいと力強さがあり、美味しいです。
こちらも食後の一杯、特に和食を食べた後の一杯には最適です。
ヴィヴァルト・ルンゴ
産地:東アフリカ産、エチオピア産、コロンビア産、他
味わいの強さ:4
香り:スパイシー、穀物、花
特徴:非常に複雑な香り・味わいです。
4種類以上の豆がブレンドされている為、
飲んだ人の体調や室温によって様々な味に変化します。
特徴を捉えるのが非常に難しいカプセルです。
香辛料を使った料理との相性がいいので、
スパイシーなメキシカン料理の後に一杯、なんて如何でしょうか。
後述のヴィヴァルト・ルンゴ・デカフェの元にもなっています。
残念ながら在庫限りでカプセル自体が終了する様です。
リニツィオ・ルンゴ
産地:コロンビア産、ブラジル産
味わいの強さ:4
香り:麦芽、穀物
特徴:酸味・苦味・香り共に控え目で非常に安定したカプセルです。
普段癖の少ないコーヒーを飲まれる方は、
このルンゴカプセルがその代わりになるかと思います。
アイスメニューにはやや向かないかも。
氷が解けた後だと味わいが弱く香りも冷えるとどんどん感じ辛くなる為、
やはりルンゴでそのまま飲む事をおすすめします。
味わいも後味も軽いので、休憩時にリフレッシュする一杯に如何でしょうか。
ヴィヴァルト・ルンゴ・デカフェ
産地:東アフリカ産、エチオピア産、コロンビア産、他
味わいの強さ:4
香り:スパイシー、穀物、花
特徴:ヴィヴァルト・ルンゴのデカフェ版。
味わいや香りはそのままにカフェインだけを除いたカプセルです。
ヴィヴァルト・ルンゴが好きな方には変わらず楽しめるカプセルです。
カプセルの色は同じで、トップ部分が赤色になっているのがデカフェです。
ルンゴタイプのデカフェはこのヴィヴァルト・ルンゴ・デカフェのみです。
こちらも在庫限りで終了してしまう様です。
おすすめのネスプレッソカプセルは「ヴォリュート&フォルティシオルンゴ」
ルンゴカプセルとエスプレッソカプセルのカテゴリーになった為、
おすすめのカプセルを1つだけに絞るのはやや難しい為、
エスプレッソ、ルンゴ、それぞれで選びました。
まずエスプレッソカプセルからは「ヴォリュート」がオススメ。
ヴォリュートは苦味が少なく、甘い香りも手伝って非常に飲みやすいです。
クッキーやビスケットと一緒なら、お子様でも美味しく飲めるかと思います。
香りが甘い為、相乗効果で素敵なティータイムにしてくれる事間違いなしです。
また、ヴォリュートが気に入ればヴォリュート・デカフェも同じ味わいなので、
カフェインが気になる方はそちらもどうぞ!
また、カプリチオもこの中では面白いカプセルです。
和菓子との相性が良く、お茶の代わりに打ってつけ。
酸味との相性が良いため、イチゴや柑橘系のスイーツと併せても美味しくいただけます。
ルンゴカプセルからは「フォルティシオ・ルンゴ」がオススメ。
フォルティシオ・ルンゴは、香りこそやや弱いものの、
味わいに関してはしっかり骨格がある為、どんな飲み方にも対応出来ます。
アイスメニューにしてもコーヒーらしさが最後まで残るのも良いですね。
他にも、そのままルンゴサイズで飲まれる方にはリニツィオ・ルンゴがオススメです。
香りも癖がなく、味はまろやかで非常に飲みやすいです。
しかし、ルンゴを選ぶ方はコーヒーの代用品として選ぶ方も多いかと思います。
その為、アイスメニューやミルクメニュー、ルンゴサイズよりも多い量で飲む事も考えると、
薄まっても味や香りを主張するカプセルが好ましいです。
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