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[日光東照宮・中禅寺湖]日光・旅行記

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華厳の滝は言葉を飲む程壮大で迫力満点!天気が良い日は有料観瀑台で見ることを強くおすすめ!!!

日光東照宮からバスで移動し、中禅寺湖へとやってきました。

有名ないろは坂を通ってくるのですが、今回は道中で鹿と出くわしました。

そこまで多くないのか、バスの運転手さんが態々一時停止し、

鹿がいますよーと車内にアナウンスをしてくれました。

こういったイベントは、良い旅の思い出になってくれますね。


さて、中禅寺湖の湖畔には今回滞在したザ・リッツ・カールトン日光の他、

そのホテルから徒歩5分程で見られる観光名所「華厳の滝」があります。

早速向かいましょう。

華厳の滝には観瀑台が2つあります。

無料の観瀑台と有料の観瀑台です。

無料の方は、少し高い位置から滝を眺める事が出来ます。

こちらでも十分に滝の様子を見ることが出来ますが、

やや高い位置にある為、迫力は控え目。

華厳の滝の真の魅力を確かめるには有料の観瀑台へ行ってみるしかありません。

570円のエレベーター料金を支払い、いざ100M下の観瀑台へ。

エレベーターを降りた瞬間から、温度の低さと湿度の高さを感じます。

夏場にも関わらず、少し肌寒く感じる程。

少し距離のあるトンネルを抜け、いよいよ観瀑台に到着です。

凄い迫力と水しぶきです。

音も無料の観瀑台の時とは大きさが全然違います。

この日は水量も割と多かったそうで、見ている間は常に水しぶきが掛かる程。

運よく晴れ間が出て、綺麗に見ることが出来ました。

有料観瀑台は3階建てとなっていて、

下に行けば行く程、迫力のある構図で楽しめます。

他にも、色んな場所で虹が出現しては消えを繰り返しています。

1枚目の無料観瀑台での写真にも虹が写っているのが見えましたでしょうか。

有料観瀑台では更に沢山の虹が現れては消えていきます。

後で知った事なのですが、私が行った前日は霧が立ち込め、

虹は疎か、滝そのものが全く見えなかったそうです。

本当に運の良いタイミングで見に行く事が出来て良かったです。

ディナーはホテルすぐ側の「鮨 くろさき」にて

華厳の滝を見終わり、少しホテルで寛いだ後は、いよいよディナータイムです。

ホテル内レストランは10,000円~のコースが基本。

勿論アラカルトを用意しているレストランもありますが、

私1人ですし、折角なら地元のお店を堪能してみたい。

という事で、ホテルから徒歩1分とめちゃくちゃ近い「鮨 くろさき」へ足を運ぶ。

明るい女将さんと寡黙ながら人柄の良さそうな大将が迎えてくれました。

注文したのは上寿司御膳2,500円+。

一番リーズナブルな寿司御膳とは巻物や握りの内容が違うとのこと。

大将1人で調理しているので提供スピードは遅め。

凄く丁寧な仕事をしているのがカウンターから見てとれました。

特に包丁の入れ方が秀逸で、どの寿司も絶妙な歯応えに。

柔らかめの握り方なので、シャリの方を箸で掴むと、ポロポロ崩れる事も。

ネタの方を中心に箸で掴んだ方が良いタイプの握り方ですね。

ネタの鮮度も良く、特にホタテとイクラは相当質が高いです。

勿論、他の握りも総じて質が高く、コスパは抜群に良いです。

旨味がブワッと前面に来るのではなく、素材の良さを活かしたお寿司でした。

2,500円でこのレベルのお寿司屋は、東京都内でも数える程しかないかと思います。

ランチとディナーで値段が変わらないのも素晴らしいです。

中禅寺湖に来た時は絶対立ち寄るスポットが出来ました。

お寿司を食べ終わり、上機嫌になった私は、

腹ごなしにちょっとお散歩へ出掛ける事にしました。

昼とは違い、段々と雲が多くなってはきましたが、

まだまだ中禅寺湖全域を見渡す事が出来ます。

2日目。湯滝へ

10時過ぎにホテルを出発し、何とかバスに乗る事が出来ました。

約25分程バスに揺られて、華厳の滝に次ぐもう1つの絶景ポイント「湯滝」へ。

クマ出没注意の看板にビビりつつ、湯滝入口から湯滝観瀑台へと向かいます。

湯滝入口から観瀑台へは徒歩5分との記載があったのですが、

勾配がある為、実際には7分前後を見ておいた方が良いですね。

バスの発車間隔がまちまちで、1本逃すと1時間以上待つ事になる為、

タイムスケジュールは割とタイトめにとらないと泣きを見ることになります。

少し早足で観瀑台へと到着です。

かなり近い位置で滝を眺める事が出来ます。

迫力こそ華厳の滝には負けますが、綺麗さは引けを取りません。

この日の水量は標準よりちょっと少な目の様子。

それでも十分に見応えのある滝でした。

バスに乗り遅れる事もなく、ホテルへと帰還です。

英国大使館別荘記念公園&イタリア大使館別荘記念公園へ

英国大使館別荘記念公園、日光

ちょっと時間に余裕が出来た為、折角ならもう1ヵ所観光スポットに行ってみたい。

近隣には打ってつけの観光スポットがあるではありませんか。

「英国大使館別荘記念公園」と「イタリア大使館別荘記念公園」へ向かいます。

徒歩で行くと25分程掛かる為、現実的ではありません。

本来はバスが通っているのですが、現在は運行が休止となっています。

ですので、ここは自転車を借りる事にしましょう!

自転車はホテル向かいの日光自然博物館にて借りられます。

1日最大1,200円と、とってもリーズナブル!

電動自転車なので、ちょっとした勾配ならヘッチャラです。

因みに、宿泊したリッツカールトン日光でもマウンテンバイクをレンタル出来ます。

3時間で2,500円。

山道を移動するなら電動自転車だとかなり厳しいので、

湯滝や奥日光を自転車で観光するならホテルでのレンタルがおすすめです。

ただ、自転車でも途中までしか進入出来ず、途中で降りる事になります。

公園からかなり手前に「歌ヶ浜第二駐車場」がありますが、

こちらは車でいらっしゃった方向けの駐車場。

自転車の方はもう少し先まで走って、

歌ヶ浜おもいやり駐車場」まで向かいましょう。

有難いことに、自転車が止めやすいスペースが設けられています。

私はこれを知らずにかなりの距離を歩く事になったので、

自転車で向かう方はおもいやり駐車場まで、

景色を楽しみつつ自転車を走らせましょう。

入館料300円を払って英国大使館別荘記念公園へと入館します。

因みに、イタリア大使館別荘記念公園まで行かない方は200円で入館できます。

2階建ての別荘で、英国外交官アーネスト・サトウ氏の歴史を紐解く展示物や、

当時の面影を感じさせる展示物が多数保存されています。

展示物の数々も興味深いものが多いです。

当時使われていたもののレプリカもあれば、

本当に使っていた調度品もあったりします。

2階へ続く階段途中の窓も中々の見所。

こちらもちゃんと手入れが行き届いており、非常に綺麗です。

秋になれば、見事な紅葉を眺める事も出来るでしょう。

階段の窓だけでこんなにも綺麗な木々を眺められるなんて、

流石に国内を旅した英国大使が愛した別荘だけありますね。

しかし、何よりも目を引くのは、別荘から見た中禅寺湖の景色でしょう。

中禅寺湖を色んな場所から望みましたが、その中でも1、2を争う見事な景色でした。

1階でもこの景色の良さ。

庭先にはベンチも置かれています。

ちょっとベンチの方にも近付いてみましょうか。

ベンチに座ると、このパノラマです。

天気が良ければ、もっと遠くの山まで見渡す事が出来るでしょう。

曇り空のこの日であっても、中々絵になる風景です。

では、2階にあがってみましょうか。

2階にあがると、また違った表情を見せてくれますね。

因みに2階では駐在英国大使館シェフの監修を受けた

スコーンと紅茶のセットが楽しめます。

11時前後に到着したのですが、既にほぼ満席に近い人気っぷり。

カップルや女性客で皆さん思い思いゆったりと寛いでいらっしゃいましたね。

スコーンの他、お茶菓子等はテイクアウトも出来るので、

ちょっとしたお土産にもピッタリです。

特にスコーンは売り切れになる事も多い人気のメニューだとか。

お昼過ぎには売り切れになる事が殆どだそうです。

次は「イタリア大使館別荘記念公園」に行ってみましょう。

英国大使館別荘記念公園からは徒歩2~3分程と程近いです。

こちらは、建物そのものが、当時の建築技法等を再現して作られています。

外観も趣きがあって素晴らしいのですが、何と言っても内装が凄いです。

至る所に杉の皮が使われており、懐かしさの中に品を感じさせます。

特にこの天井の編み込みは一見の価値あり。

メインダイニングでは、この杉の皮の編み込みが全面に渡って使われています。

相当手間が掛かる装飾にも関わらず、一切手が抜かれていません。

因みに、この日は資料館となっている別館の方を、

職人さんがチェックしている姿も見られました。

湿度の高い日本で、この装飾は維持するのも大変そうですものね。

さて、2階に上がってみましょうか。

こちらの2階は当時の寝室を再現した展示となっています。

大使の寝室がコチラ。

1階と同じく、壁や天井には杉の皮が使用されています。

また、ベッドやカーテン、タンス等がブルー一色で統一されているのも特徴的。

大使がベッドに寝転んでいる目線で写真を撮ってみました。

毎朝この景色で目覚める事が出来るなんて、本当に贅沢ですね。

他には来客用の寝室が2部屋設けられていました。

それぞれ、色が統一されていたりして、大使の拘りを感じさせますね。

日光・中禅寺湖での観光はコレでお終いです。

帰りはリバティに乗って・・・

さて、いよいよ帰路に着く時です。

行きはスペーシアだったので、帰りは新しいリバティに乗りたいところ。

運良く次の特急がリバティだったので、

帰りも特急券を買ってリバティで帰る事にしました。

が、行きではクレジットカードで買えた特急券が、

この東武日光駅ではクレジットカード不可の表記に・・・。

お土産等も買って多少油断していたのもありましたが、

本当にギリギリの現金で何とか特急券を買う事が出来ました。

日光へ行く時は現金を多めに持っていくことをオススメ致します。

スペーシアとは打って変わって、綺麗な内装になっています。

流石に新型車両だけありますね。

快適さで言えば、スペーシアよりもリバティの方が快適かもしれません。

ただ、途中まで3両編成だったり、個室はなかったり、車内販売がなかったりと、

サービス面ではスペーシアよりも一歩劣ります。

快適さのリバティ、サービスのスペーシアといった感じでしょうか。

さて・・・帰りのランチタイムと行きましょう。

中禅寺湖の名物と言えば、「ヒメマス」や「ニジマス」

その昔、外国人の別荘地として栄えた際に、

富裕層達が釣りをする為に、中禅寺湖へと放った事で、

徐々に名産品として姿を変えた歴史のある魚です。

今回の旅で心残りとなっていたのが、この魚を食べられなかった事。

著名なホテルでもある金谷ホテルでは

「ニジマスのソテー金谷風」が代表的な伝統料理とされています。

実は1日目のディナーで立ち寄った「鮨 くろさき」にて、

ニジマスではなく「ヒメマスの押し寿司」があるのを目にしていました。

帰りに立ち寄って聞いてみると、

何と押し寿司だけでなく、ほぼ全てのメニューをテイクアウト出来るとのこと。

折角なのでとヒメマスの押し寿司をテイクアウトで買っていたのです。

本来、ヒメマスは淡水魚なので非常に骨の多い魚なのですが、

既に骨抜きしてあるものを使用している為、気軽に食べられるのも嬉しいです。

大葉やゴマ等が和えられたご飯も優しい味で、こちらも美味しくいただきました。

まとめ

  • 訪れる場所でフリーパスの購入or種類を検討しよう!
  • 日光東照宮は数日に分けて周りましょう!
  • 二荒山神社はポップで面白い!これからの発展にも期待!
  • 華厳の滝が綺麗に見られるかは運次第!
    見る際は是非有料の観瀑台へ!
  • 湯滝に行く際はバスの時間をチェックして!
  • 英国大使館別荘記念公園では是非スコーンと紅茶のセットを!
  • イタリア大使館別荘記念公園は地味だけど良い!

今回はかなり数を絞って忙しなく観光しました。

ほぼ一日中動き回っていましたので、疲労度はかなりのもの。

ただ、どの場所も感動出来ましたし、楽しく過ごす事が出来ました。

私が足を運んだスポットは日光・中禅寺湖でもほんの一部。

まだまだ沢山の魅力溢れるスポットが日光・中禅寺湖には存在しています。

車での移動じゃないと厳しい場所も多数存在しますが、

バスやレンタサイクルを利用すれば、その移動も多少緩和されます。

工夫を凝らして旅を計画すれば、きっと素敵な旅や出会いが待っています。

東京からそこまで時間も掛からないですし、

何より気候が穏やか過ごしやすいです。

外国人富裕層の別荘地に選ばれた歴史があるだけの事はありますね。

私は、是非また日光に訪れたいと強く思いました。

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